梅雨がなかなか明けません。
本格的な夏が来る前に、まつこの庭では咲き出してしまった秋の花があります。今年の梅雨の日照量は例年の半分ぐらいだそうですから、植物たちは秋が来たと勘違いしたのでしょうか? 秋咲きとは言え、例年ならお盆過ぎに咲くイメージの花たちが1が月も早く咲いています。
↑ ワレモコウ 6月の初めにピンクワレモコウが咲いた事はお知らせしましたが、普通のワレモコウが7月の半ばごろから咲き始めました。1か月以上も早い開花です。
他にも野草がいくつか咲き始めています。半月から1か月ぐらい早い感じです。
↑ 秋海棠(シュウカイドウ) ↓ 水引(ミズヒキ)
花が小さくうまく写真が撮れませんでしたが、紅白の花の感じは分ると思います。花を上から見ると赤、下から見ると白なのでこの名が付いたと言われています。
↑ 茗荷(ミョウガ)の花 麺類の薬味などに添えられるミョウガは、ミョウガのツボミの部分です。花が咲くと硬くなるので、ツボミのうちに食します。お盆の時期、お客さんに振る舞うそうめんの薬味や天ぷらの具材などによく使ったので、私にとってはミョウガはお盆の頃のイメージが特に強いのです。
↑ ヤブミョウガ 7月初旬から咲いています。例年ならお盆の頃に最盛期を迎えたと思います。
秋咲き原種シクラメン・ヘデリフォリウムが咲いてしまいました。例年ならお彼岸過ぎに咲いたと思います。
↑ ↓ ヘデリフォリウム
ガーデンシクラメンも咲いてしまいました。これなどは晩秋から冬の花です。
秋咲きではないですが、晩夏に咲くイメージのあるヤブランやナツズイセンも咲いています。
お彼岸過ぎに咲き始めるシュウメイギクやジンジャーにもつぼみが見え始めています。異常気象の影響だと思います。植物の生態も大きく狂わせるのですね。異常が普通みたいになっている昨今ですから、狂い咲きなどという言葉もなくなるかも知れません。