台風14号が来ていますが、最初の予想に反し大きく東にそれ、関東地方は免れそうです。ここ2,3日私は頭痛、腰痛に悩まされています。どうも台風接近に伴う気象病(きしょうびょう)のようです。気候や天気の変化が原因で起こる体の不調の総称だそうです。天気痛とか気圧病とかも言うそうです。最近TVで話題になっています。何はともあれ、台風には早く去って欲しいものです。
今回はグリーンカーテンに絡ませたフジマメです。
フジマメはマメ科のつる植物で、熱帯アジア原産です。小さい苗のうちからツルも葉も赤紫色を帯びています。花はクズの花のように立ち上がってたくさんの赤紫色の花を付けます。繁殖力旺盛です。実も赤紫色です。フジマメは漢字で書くと藤豆ですが、花の咲き方(逆さフジになってしまいますが)や色からこの名が来ていると思われます。
フジマメは、日本には17世紀、中国の僧隠元(いんげん)によって伝えられたとされています。隠元が伝えたと言われるインゲンマメは普通緑色ですが、関西ではこのフジマメのことをインゲンと呼ぶそうです。緑色をしたインゲンは緑色の若い豆を食べるサヤインゲンと完熟した豆を煮豆や甘納豆にして食べる硬サヤインゲンとがありますが、このフジマメは若い豆と熟した硬い豆両方食べられるそうです。この色を見ると私にはどうしても観賞用としか思えず、食べてみようとは思いません。
前回のグリーンカーテンでは、フジマメとオキナワスズメウリとシカクマメがまだ咲いていなかったのですが、フジマメばかり勢力を伸ばし、9月頃からたくさん花をつけるようになりました。オキナワスズメウリは少し花を付け、シカクマメに至っては花が咲かずに寒くなってしまいそうです。
↑ オキナワスズメウリの花と実 ウリ科のつる植物で、花は花径1㎝にも満たない小さな花で目立ちません。実は熟すると赤くなりますが、赤くなる前に寒くなってしまいそうです。
↑ ↓ スズメウリ
山野に自生するウリ科のつる植物で、オキナワスズメウリの実の半分ぐらいで1㎝ぐらいです。実は熟するとクリーム色になります。
他にもこんなつる植物が咲いています。
↑ スネイルフラワー(ブルースイトピー) マメ科のつる植物で、ツボミがカタツムリに似ているので、この名があります。また夏に咲くブルースイトピーの別名もあります。
上の4つの写真はマンデビラです。マンデビラはキョウチクトウ科のつる植物で、熱帯アメリカ原産です。園芸種がサマードレスとかサマーパラソル、サマーブーケなどと言う名で売られています。寒さに弱いので、温室で冬越しさせるのですが、今年は温室から出すのが遅く、しかも植え替えをしなかったので、花が咲くのも遅く、わずかしか咲きませんでした。
10月は本来は1年中で1番過ごしやすい季節のはずですが、ここ4,5日11月中旬の陽気といわれるほど肌寒い日が続いています。日本から秋はなくなってしまうのでしょうか?春らしい日も同じです。近い将来日本から四季はなくなり、夏と冬の二季になってしまうのでしょうか?