昨日は1日中氷雨が降り続け、まるで冬のようでした。12月の陽気だったとか。
一転して今日は曇りの予報が、朝から晴れ上がり、洗濯日和になりました。洗濯ものを取り込むころには曇ってしまいましたが、久しぶりの青空はうれしかったです。
今回はまつこの庭で咲くアキギリです。
アキギリはシソ科の植物です。アキギリは漢字で書くと「秋桐」で、春に咲く桐(キリ)の花に似ているので、この名があります。学名はサルビア・グラブレッセンスと言い、日本の原種サルビアとも言われています。中部~近畿地方の山地に自生しているそうです。よく公園や学校に植えられている赤いサルビア・スプレンデスの仲間です。
紫色の他にピンク色や白色のアキギリもありますが、この紫色のアキギリの変種とされています。
全体が濃いピンク色のものもあるはずなのですが、今年はまだ咲いていないようです。私の庭では、紫色とピンク色と白色のアキギリが自然交配して、紫色の濃淡、白と紫、白とピンクの2色咲きなど色々な色のアキギリがこぼれ種から増えています。
黄色の花を咲かせるアキギリもありますが、アキギリとは別種と考えられ、キバナアキギリの学名はサルビア・ニポニカと言うそうです。キバナアキギリは北海道を除く本州・四国・九州の山地に自生しているそうです。
もともとキバナアキギリは色が濃いのと薄いのと2種類あったのですが、今年はキバナアキギリのこぼれ種からたくさんの株が増えました。
昨年さらに薄い黄色のキバナアキギリが誕生し、花を見るのは今年で2回目です。キバナアキギリと白花アキギリが自然交配したのではないかと思っています。
水戸の植物園はアキギリのコレクションが有名ですが、黄色と紫色の2色咲きの交配種を展示しているのを見たことがあります。私の庭でも同じような自然交配が起きないかなあと思っています。