今日11月7日は、二十四節気の一つ立冬です。冬が始まる頃で、木枯らしが吹き、木の葉が落ち、初雪の知らせが届くようになります。東京で3年ぶりに木枯らし1号が吹きました。暦の上では冬が始まりますが、昨日の天気予報通り、今朝私の家の軒下で10℃、日中は20℃を越え、立冬にしては暖かい小春日和の日となりました。
降霜を心配していた皇帝ダリアも何とか無事です。
長期予報によると、今週は例年並みの気温で、来週から今月いっぱいは例年より高めの気温だという事なので、この調子なら皇帝ダリアも無事に咲けそうです。
八重咲きの皇帝ダリアは一足先に咲き始めました。
普通の皇帝ダリアの半分ぐらいの大きさしかありません。白の八重咲きの皇帝ダリアもあるのですが、つぼみさえ見えないので今年は咲きそうにありません。
立冬を迎えてもまだ元気な夏や秋の花があります。
↑ 黄花コスモス ↓ センニチコウとアルテラナンテラ
↑ クローバー ↓ ヒメツルソバ
↑ ガッツアリア・アプリコット ↓ ガッツアリア・レッド
↑ イヌタデ(アカマンマ) ↓ アキギリ
↑ キク・風車 ↓ キチジョウソウ
この花が咲くと吉事があるという言い伝えからこの名があります。私の庭では晩秋に咲きます。葉の根元から10㎝ぐらいの花茎を伸ばし、穂状に花を付けます。花は小さくかわいらしいのですが、上から見たのでは花が見えないので、花の時期を逃しやすいです。
↑ サフラン ↓ 秋咲きクロッカス
サフランと秋咲きクロッカスは花がほとんど同じです。秋咲きクロッカスは花友が持ってきてくれたものですが、葉がなく花だけです。サフランは細い葉があります。写真では花色がほとんど同じようですが、サフランは紫色がかり、秋咲きクロッカスは青みがかっています。
↑ サザンカ・丁子車 ↓ ツバキ・荒獅子
↑ ↓ チャの花
サザンカ、ツバキ、チャはみんな同じツバキ科の植物です。ツバキは世界に約500種あり、日本にも自生していますが、チャは中国から伝来したそうです。サザンカは日本固有の植物だそうです。立冬の初候は「山椿開」(つばき、はじめてひらく)ですが、椿は実際は山茶花(サザンカ)のことだそうです。
↑ 白のエンゼルトランペット しばらく花を見ませんでしたが、5,6年ぶりに花を咲かせました。オレンジ色のエンゼルトランペットもまだつぼみがたくさんあります。
何個咲くか観察を続けていた1000輪咲きヒマワリですが、10月いっぱいで花が終わりました。252個花が咲きました。鉢植えだったせいか1000輪には程遠かったですが、100輪ぐらいかと思っていたので十分です。
来年は是非地植えで挑戦したいです。
冬に向かい寂しくなりがちな庭ですが、ドウダンつつじの紅葉や赤い木の実が彩りを添えてくれています。
↑ ドウダンツツジの紅葉 ↓ カキの実
この柿は自然に生えたもので小鳥のプレゼントだと思います。小さな小さな柿がたくさん生っています。形から渋柿のようです。
↑ ↓ ローヤガキ
このローヤガキは15、6年ぐらい前に「趣味の園芸」のプレゼントに当たった種を蒔いて育てたものです。10本ぐらい育ったのですが、花が咲いて実がなるのはこの木だけです。ローヤガキは雌雄異株で雄株がないと結実しないそうなのですが、どういうわけか1本だけでたくさん実がなっているのが不思議です。
↑ カラスウリ ↓ フジマメ
↑ ↓ クリスマスホーリー
↑ 実がはじけたマユミ ↓ 実がはじけた赤実マユミ
霜が降りない限り、まだまだ花や実を楽しめます。1日でも遅く霜が降りる事を願うばかりです。