まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

今日は節分

 今日2月2日は節分です。例年なら3日が節分ですが、2日が節分なのは1897年(明治30年)以来124年ぶりとのこと、過去には節分が4日だった日もあるそうで、こちらは1984年(昭和59年)以来37年ぶりとのことだそうです。

 私の義母は誕生日が3月21日で、よく「私の誕生日はお彼岸の中日(春分の日)だよ。」と言っていましたが、春分の日秋分の日など二十四節気の日が前後に1日ぐらいずれることはよくあり、義母の言うお彼岸の中日誕生日説(?)は微妙に正しくないことになります。二十四節気の日が前後にずれるのは、地球が太陽の周りを公転する日数が365日と5時間ちょっとかかることにあり、5時間ちょっとの微調整の結果、閏年二十四節気の日のずれができるようです。

 節分は雑節の一つで「季節を分ける」という意味で、立春立夏立秋立冬の前日にあたり、年に4回あったのですが、旧暦では春が一年の始まりと考えられ、節分が大晦日にあたり、今では節分と言うと春の節分を指すようになったそうです。旧暦で立春が年の始まりとされ重要視されたから、節分と立春の日のずれはめったにないことだったのでしょう。

 季節の変わり目には邪気(鬼)が出るとされ、各地に追い払うために豆まきをしたり、柊の枝に鰯の頭を指したものを飾ったり、神様がいる方角(恵方)に向かって願い事をしながら恵方巻をかじったりするなどの習わしがあります。

 最近では、「節分は恵方巻を食べる日」のようになっているような気がします。スーパーなどの影響でしょうか。恵方巻は大阪発祥で関西で盛んに行われていましたが、今では関東でも行われるようになりました。恵方巻は縁起を担ぎ、7種類の具材を巻き込んだ太巻きを、福を逃さぬように丸ごと1本恵方(今年は南南東)を向いて無言で食べるとよいとされています。

 私の家でも恵方巻1本を夫と分けて食べました。具は7種類どころか10種類も入っている豪華版です。

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 明日は立春。さすががに2月の声を聞くと、日差しが明るく暖かく感じます。1月の始めごろは私の庭は午後2時になると陰ってしまったのですが、今は3時ぐらいまで日が差すようになってきました。洗濯物やお布団を取り込むのに余裕ができました。

 まつこの庭で春を探してみました。

f:id:myuu-myuu:20210202143314j:plain↑ スイセン    ↓ スノードロップ

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f:id:myuu-myuu:20210202143341j:plain↑ ホトケノザ    ↓ オオイヌノフグリ

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 例年今の時期に咲き始める枝垂れ梅もまだまだつぼみが固いです。結婚記念樹として夫の友人から贈られた枝垂れ梅は、2月の下旬、ちょうど結婚記念日の頃に満開になるのですが、今年はまだ1輪も咲いていません。

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 この枝垂れ梅はまつこの庭に春を告げるシンボルツリーなのですが、今年の冬はあまりにも厳しい冬だったせいか、目覚めるのが遅れているようです。せっかく咲き始めたと思ったロウバイはつぼみのまま咲くことなくドライフラワーになってしまいました。ワビスケツバキも1輪咲いただけで、つぼみが膨らむ気配がありません。

 例年立春を過ぎてから寒さが戻ることが多いのですが、今年はどうなのでしょう。暖かな春が早く来て欲しいです。