1月があまりにも寒かったので、2月も寒いだろうと覚悟していたら、思いのほか寒くはないように思います。朝は冬並みの冷え込みでも日中は3,4月の春の陽気なので、さすがに2月も半ば過ぎになると、春の訪れが遅れていたまつこの庭にも春がやって来たようです。例年なら立春を過ぎると咲き始める枝垂れ梅が咲き始めました。
梅は別名春告草(はるつげぐさ)とも言います。梅は春が来たことを真っ先に告げる花です。普通梅は5つの花弁を持つ白い花を言いますが、白梅は早ければ1月には咲き始めますが、私の家の梅は紅八重枝垂れ梅なので、白梅に遅れて咲き始めます。
今年は春の花が遅れていると思っているうちに、いつの間にか庭のあちこちで春の花が咲き始めているのに気づきませんでした。まだ咲くはずがないという思い込みがあったようです。2月になってから暖かくなったので、草花たちも慌てて咲き始めたのでしょう。
↑ 節分草(セツブンソウ) ↓ スイセン
↑ ↓ クロッカス
↑ ↓ 庭植えのクリスマスローズ
ユズの木の下で葉に埋もれて咲いていました。慌てて枯れ葉を切り、花が見えるようにしました。ダブル咲きやセミダブル咲きを地植えにしても、なかなか私の庭では生き残れません。シングル咲きは結構地に根を降ろし、大株に育ちます。これからが地植えのクリスマスローズの開花シーズンです。3月いっぱいは楽しめると思います。
↑ ↓ 侘助ツバキ
暮れに1輪咲いただけで、一向につぼみが大きくなりませんでしたが、やっと開き始めました。ユズの木が風よけになったらしく、ロウバイのようにつぼみのまま枯れるということは免れたようです。
昨日2月18日は二十四節気の一つ「雨水」でした。立春から15日目にあたり、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころのことを言い、冬の間休んでいた農作業を始める準備をする目安になっていました。例年なら19日が雨水ですが、今年は124年ぶりと言う立春が2月3日だったので、1日ずれて18日になりました。
また、2月18日は私の誕生日でした。もう還暦を過ぎて・・・なんて言ってはいられず、四捨五入すれば古希の方が近い年齢になってしまいました。。あと10年間ぐらいは庭仕事を楽しめるだろうと何の根拠もなくそう思っていましたが、あちこち体の不調が出て来て、あと何年庭仕事が出来るのだろうかとしみじみ考えてしまいました。私が読者になっているブログで「庭じまい」と言う言葉を知りました。私もそろそろ庭じまいを念頭に置いて、春からの庭仕事を始めようと思っています。