2月も半ばを過ぎ、まつこの庭は少しずつ元気を取り戻して来たようです。雑草が生え始め、玄関前のパンジー・ビオラが勢いを取り戻し、チューリップやスイセンの芽があちこちに顔を出し始めました。クリスマスローズも一斉に咲き出しました。
今回はクリスマスローズの中でも比較的小さな花を咲かせるものを紹介します。
小輪系のクリスマスローズは、多くは原種のデュメトルム交配で、花径3~4㎝の小さな花がたくさん咲きます。デュメトルムはオーストリア、クロアチア、ハンガリーなどの原産で、花径が2~4㎝で、花色は黄緑から緑色で、シングル咲きです。デュメトルム交配の中でもプチドールと言う名のクリスマスローズがたくさん出回っています。私のクリスマスローズの小輪のほとんどがプチドールです。
☆☆☆ プチドールの仲間 ☆☆☆
↑ 栞(白シングル咲き) ↓ 彩(白に赤のピコティ咲き)
栞(しおり)と彩(あや)はメリクロンで、プチドールの中でも個体名があります。
↑ ↓ 赤(表)と白(裏)のバイカラーシングル咲き
↑ 緑と紫のバイカラーシングル咲き ↓ 白シングル咲き
☆☆☆ プチドール以外の小輪クリスマスローズ ☆☆☆
↑ ブラックパール(黒シングル咲き)メリクロンです。
↑ ウインターシンフォニー・スゥイング(アプリコットシングル咲き)
↑ ペールピンクシングル咲き ↓ 赤シングル咲き
↑ ブラックダブル咲き ↓ 赤と白のバイカラーダブル咲き
☆☆☆ 原種系の小輪のクリスマスローズ ☆☆☆
↑ クロアチクス(クロアチア原産で、花径2,5~4㎝で、花色は薄い緑紫から黒紫色のシングル咲きです。緑と紫のバイカラー咲きになる事もあるそうです。)
↑ アトロルーベンス交配種(アトロルーベンスはクロアチア、スベロニア原産で、花径2,5~4㎝で、花色は緑から黒紫で、シングル咲きです。バイカラー咲きになることもあるそうです。)これは交配種なので、色が赤みがかってダブル咲きです。
世間ではいくらかクリスマスローズのブームに陰りが見えたかのようですが、クリスマスローズのファンはまだまだいるようです。私もクリスマスローズにはまってもう15年ぐらいになりますが、まだまだ飽きそうにありません。