今日は彼岸の入りです。毎年お彼岸の頃に咲くヒガンザクラが咲きました。今年は昨年より４,５日早く彼岸に入る前から咲き始めました。各地でサクラの開花が昭和２８年の観測開始から最速ということなので、我が家のヒガンザクラも早かったのでしょう。
ヒガンザクラは竹藪の中にあるので、竹のあいだから幹を伸ばし、頭頂にだけ花を咲かせます。高くて近くで花を見ることが出来ません。竹藪の中には１０本のヒガンザクラがあることを昨年確認しましたが、私の庭から見えるのはこの１本だけです。しかも遠くからしか見えません。ピンク色の固まりが見えるので、花が咲いていることが分かるという感じです。
竹藪の中を歩いて下から写真を撮りました。。
今年はほとんど花を付けていないものもあります。
今年は花の咲いているヒガンザクラは５本しか確認できませんでした。一番大きなヒガンザクラの木は花が見られず、もしかしたら枯れるかもしれません。
ヒガンザクラの近くにはコブシも花を付けていました。
右上の枝が花をほとんどつけていないヒガンザクラで、左下の白い花を付けているのがコブシです。
コブシは３本確認できました。
お彼岸の頃に咲く花木がもう１本あります。ヒメコブシです。
このヒメコブシはまつこの庭で紅八重枝垂れ梅に続いて２番目に春を告げる花木です。亡き義母が大好きだった花で、義母の誕生日が３月２１日なので、毎年誕生日を祝うかのようにこの頃満開を迎えます。今年は少し早くほぼ満開を迎えました。
私の家と道1本隔てた前の家のハクモクレンが霜害に遭って真っ茶色になってしまったことを先日ブログで書きましたが、その後ハクモクレンは見事に復活しました。
左のピンク色の花木が私の家のヒメコブシ、右側の白い花木がハクモクレンです。
車で走っていても、あちこちで復活したハクモクレンを見かけます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りこれからは暖かくなる一方です。花も一斉に咲き始めますが、雑草もそれに負けじと伸びるので草取りも忙しくなります。それでなくてもお彼岸を過ぎたら、宿根草の植え付け、ランの植え替えと春の庭仕事がたくさん待っています。春の花を楽しみながら仕事をしようと思っています。
