春の花の咲くスピードが速すぎます。あんなに待っていた春の花なのに、ゆっくり花を愛でる暇が無いほどです。
イチリンソウやニリンソウ、サクラソウなど1週間から10日ぐらい早いのではないかと思います。
↑ ↓ イチリンソウ(一輪草)
イチリンソウは名前の通り1茎に1輪の花、ニリンソウは1茎に2輪(花によっては1輪のもの3輪のものなども)の花が咲きます。イチリンソウとニリンソウは見た目はそっくりの白い花ですが、花の大きさが違います。イチリンソウは花径が4~5㎝あり、イチリンソウは花径2㎝前後で、ニリンソウはイチリンソウの2倍の大きさです。葉の切れ込みもイチリンソウの方が深いです。イチリンソウには八重咲きや半八重咲き(おしべが花弁化)もあります。
↑ 八重咲き ↓ 半八重咲き
↑ ↓ サクラソウ
イチリンソウ、ニリンソウ、サクラソウは私の庭にいつからあるのか分かりません。サクラソウは色が鮮やかなので、以前からあることは知っていましたが、イチリンソウとニリンソウは大きなケヤキの木の下にあったのでその存在を知らず、ケヤキの木を切ってから気付いたのです。存在を知ってからまだ6,7年です。木を切る為に作業車やクレーンなどの大型の重機が入って動き回ったのに、よく生きていたなあと感心しています。イチリンソウはあちこちに株分けをして植えたので、庭のあちこちに群落を作っていますが、イチリンソウは根が深く、移植が難しく、未だに直径1mぐらいにしか広がっていません。
ヒメリュウキンカはヨーロッパからアジアに分布するキンポウゲ科キクザキリュウキンカ属の多年草です。リュウキンカの名がついていますが、日本のリュウキンカの仲間ではないそうです。リュウキンカは同じキンポウゲ科の植物ですが、リュウキンカ属に分類されています。ヒメリュウキンカの花がリュウキンカに似ているので、この和名があるそうです。ヒメリュウキンカの基本種は花色が黄色ですが、白もあります。葉が黒いカラス葉の品種や八重咲きの園芸種もあります。
↑ カラス葉黄花ヒメリュウキンカ ↓ カラス葉白花ヒメリュウキンカ
↑ シャガ ↓ イワヤツデ(タンチョウソウ)
↑ ↓ プリムラ
↑ タチツボスミレ ↓ キンランソウ(ジゴクノカマノフタ)
↑ カキドオシ ↓ クサノオウ
↑ ワイルドストロベリー ↓ ヘビイチゴ
↑ ↓ ウラシマソウ
仏炎苞(ガクのようなもの)の中から肉穂の先が糸のようになって出ているのを浦島太郎の釣り糸に見立ててこの名があります。釣り糸のようなものは40~50㎝あります。竹藪のあちこちに見られます。
↑ 竹の子
4月になると竹藪のあちこちで竹の子が生えだします。藪の中だけなら良いのですが(藪の中は業者さんが掘ってくれます)、庭の方にまで侵入してくるので困ります。4月、5月と竹の子との戦いです。折っては生え、折っては生えの繰り返しです。1日に100本折る事もあります。草取りと共に私の腰痛の一つの原因かもしれません。