やっと関東地方も梅雨が明けました。ここ2,3日の猛暑、特に今日は私の庭も猛暑日になりましたが、低温多雨の長い梅雨に慣れた身体は、急激な猛暑に悲鳴をあげています。ましてや還暦を過ぎた身にはこたえます。
日照不足で生育の遅れていた福神草(フクジンソウ)がやっと咲き始めました。梅雨明けが昨年と比べて1か月ぐらい遅れたように、福神草の開花も1か月ぐらい遅れました。
つぼみはワインレッドですが、花が開花を始めると苞(ガクのようなもの)はピンクで、花弁は白く薄いクレープペーパーのようで、爽やかです。花径が8㎝ぐらいあります。1日花で、朝花が開くと、夕方にはしぼんでしまいます。カンナの花と同じように下から上へと咲き上がって行きます。
福神草は、インド東部から東南アジアなどの熱帯雨林気候区の原産で、ショウガ科の植物です。茎や葉は同じショウガ科のミョウガそっくりです。背丈は1,5~2mぐらいで、出たばかりの茎は緑色をしていますが、日光に当たると赤くなるようです。
福神草を手に入れてから4回目の夏を迎えましたが、最初の頃は福神草に関する情報がなく手探りの状況でしたが、試行錯誤して生長過程や栽培方法、増やし方などが分かってきました。未だにネットなどで「福神草(フクジンソウ)は福寿草(フクジュソウ)の別名である」などという記述にぶつかり、唖然とします。
昨年たくさん福神草が増えたので、今年は花友にたくさん譲りましたが、それでも地植えが10株、鉢植えが5鉢ぐらいあります。
暑さも本格的になったので、これから次々と開花すると思います。10月ぐらいまで花を楽しめます。