コロナの緊急事態が全面解除されたばかりだというのに、もう第2波の心配が出て来ました。私の住む茨城は感染者0が23日間続いていますが、北九州市の二の舞にならぬよう気を引き締めて行こうと思っています。
私の温室では、ホヤ・サクラランの第3波(?)が来ています。3月の終わり、5月の初め、そして今回と3回目の開花です。
今回初めて咲いたのは、カルノーサ・バリエガータ・リップカラーです。
普通のカルノーサも咲いています。これは前回紹介した株とは別のものです。
リップカラーと普通のカルノーサを比べると花のピンク色が明らかに濃いです。リップカラーのカルノーサは濃いピンク色がかわいいですが、やはりサクラランの別名にふさわしいのは薄ピンク色のカルノーサだと思います。この2つのカルノーサは色の違いだけでなく、葉の色も違うのです。カルノーサの葉は緑1色ですが、
カルノーサの葉にクリーム色の斑が入るのがバリエガータ、
さらにクリーム色の斑が一部ピンクや赤になったのがバリエガータ・リップカラーです。ピンクや赤はやがてクリーム色になります。
3月に咲いたカルノーサ・パープルは葉に斑は入ってはいなくて普通のカルノーサと同じ緑葉で、わずかに銀色の模様が入っています。少し葉が小さい感じはします。
↓ カルノーサ・パープル
カルノーサには葉が縮れたようになるコンパクタもあります。斑入りもあります。
花はカルノーサにくらべるとやや小さめですが、少しフリルがかります。今年はまだツボミが見えません。ホヤの花期は9月頃までなので、まだチャンスはあります。
カルノーサは変異が多いので、それぞれに名前が付けられています。私が知っているだけでも10種類ぐらいはあり、一大ファミリーを作っています。
前回紹介したプビカリクス・ロイヤルハワイアンパープルも3個目が咲いています。
そして驚いた事に同じ鉢なのに全く違う花が咲いたのです。
よく見ると一つの鉢に3本植わっているので、違う種類が紛れ込んだようなのです。普通のプビカリクスかと思ったら色が違うのです。 ↓ 普通のプビカリクス
前回紹介したプビカリクスは花全体が赤っぽいのに、今回咲いたのは真ん中の星が白いのです。1つの鉢で2種類の花が楽しめるなんて、ちょっと得した気分です。
ホヤにはあとカーリーという種類があります。バレンタインデーのころによくラブラブハートという名で、葉が1枚挿してあるだけのものが売られているのを見た事があると思います。それがカーリーです。
これは斑入りのカーリーですが、観葉植物としても売られているのもよく見かけます。私の温室でつぼみを持っているカーリーもあります。
この大きさだと花を見られるのは8月頃だと思います。
今年は例年になく、ホヤが頻繁に咲きます。夏の間は洋ランはほとんど花が咲かないので、温室を賑わせてくれそうです。