まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

初冬のラン

 このところ急激な冷え込みで、私の家の軒下で一昨日ー5℃、昨日ー7℃、そして今朝ー8℃と連続して冬日を記録しました。あんなに元気だった皇帝ダリアや皇帝ヒマワリは、大霜で一瞬にして色をなくしました。腰痛が長びき動けないので、ダリアもヒマワリも哀れな姿をさらしたままです。

 今回はまつこの庭の温室で11月から12月にかけて咲いたランです。

f:id:myuu-myuu:20201217123933j:plain↑ ↓ 和ラン・いろはいろ NO1

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f:id:myuu-myuu:20201217124144j:plain↑ 和ラン・草薙

 和ランと言うのは、洋ランのシンビジュームと東洋ランとの交配種で、和の趣をもったランで、多くは小型のランです。

f:id:myuu-myuu:20201217124509j:plain↑ カトレア・マキシマ・コンカラー  ↓ カトレア・マキシマ・シンセリティ

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 マキシマは標高500~1400mの南米太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーのジャングルに自生しています。唇弁の赤い筋模様が特徴です。マキシマは一般的に香りはないと言われていますが、私のシンセリティは甘い香りがします。

f:id:myuu-myuu:20201217125623j:plain↑ 大輪白コチョウラン  ↓ ミディコチョウラン

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f:id:myuu-myuu:20201217125848j:plain↑ ミディコチョウラン・スポット  ↓ 原種コチョウラン・マンセビ

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f:id:myuu-myuu:20201217130100j:plain↑ ミディコチョウラン

f:id:myuu-myuu:20201217130527j:plain↑ マキシラリア・シュンケアナ  夏に咲いて、秋に咲いて、今回3回目の開花です。ブラジル原産で、花径は1㎝ぐらいの小さな黒い花を付けます。夏と秋は2,3輪しか花を付けなかったのですが、今回10輪位付いているので、本来は今の時期に咲くランのようです。黒い花を付けるランは珍しいのですが、もう1つ黒い花のランが咲いています。エビデンドラム・メラノボルフィレウムと言います。

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 茎の頭頂から長い花茎を伸ばし、10個ぐらいの花を付けます。1つの花は5㎝ぐらいの大きさですが、唇弁の部分が大きく目立ち、お人形のように見えます。写真では分かりづらいですが、目鼻のような模様も付いています。

 エビデンドラムはカトレアの近縁種で、中南米の熱帯に広く自生しているそうです。

 冬を迎え、庭は花がなくなり寂しくなりますが、温室はこれからランが花のシーズンを迎え賑やかになります。シンビジュームやカトレアなどがつぼみを大きく膨らませ、出番を待っています。