今日23日は彼岸の明けです。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今朝私の家の軒下で0℃でした。朝は冬並みの気温でしたが、日中は17℃まであがり、4月の陽気です。冬並みの朝の冷え込みは明朝までで、明後日からは冷え込まないようです。
私の庭の春の花が次々に咲き始めました。春本番を迎えたようです。毎日庭に出るのが楽しみです。
↑ ↓ カタクリ
カタクリは山野に自生するユリ科の植物で、紅紫色の花弁はシクラメンの花のように反り返っています。花弁の先から垂れ下がったおしべやめしべまで約5㎝ぐらいあります。葉の表面には紫色の斑紋があります。昔はカタクリの鱗形(球根)から片栗粉を取ったそうです。
30年ぐらい前に10株ほどもらったものを植えたのですが、日当たりが悪くなり花が少なくなりここ数年は1株しか花が見られなくなりました。他のものは枯れてしまったと思っていたのですが、昨年もう1株葉だけ出てきて、今年は開花したので、2株花が見られました。生きていたのですね。
↑ スイセン・テタテータとハナニラとチューリップ ↓ 上から見ると
↑ ↓ 大杯スイセン
↑ テタテータの群生 ↓ スイセン寄せ植え
植えっぱなしのヒアシンスも花数は少ないですが、毎年花を咲かせています。
↑ ↓ ヒアシンス
↑ ↓ ヒアシンス
お彼岸前からプリンスオブマーベルが咲き始めたので、今年はチューリップの咲くのが早いかと思ったのですが、思いのほかチューリップは咲き進みませんでした。例年並みのようです。
↑ プリンスオブマーベル ↓ 原種チューリップ・ペルシャンパール
↑ まほろば色彩・曙色 ↓ エキゾチックエンペラー
チューリップの盛りはこれから4月にかけてだと思います。変わった色や形、咲き方のチューリップをたくさん植えこんであるので、どんな花が咲くか楽しみです。5月の連休頃まで花を楽しめると思います。
春の花木の花も咲き始めました。
↑ ↓ アセビ
アセビはツツジ科の常緑低木で山地に生え、漢字では馬酔木と書くように毒を持った植物で馬が食べて酔ったようになったことからこの名があります。
私の所では白花よりもピンクの方が早く咲きました。
↑ ↓ クロモジの花
クロモジはクスノキ科の落葉低木で山地に生え、雌雄異株です。樹皮や材に独特の香りがあるので、楊枝や細工物の材料となっています。このクロモジを使った高級和菓子の楊枝を特別にクロモジと言います。
我が家のクロモジは夫が定年後の趣味に小刀でクロモジを削って楊枝でも作ろうと思い、植えたものです。何本かあるのですが、花がたくさん咲くのは雄株のようです。
春の花は心を浮き立たせます。たくさんの花が出番を待っています。
1都3県に出ていた緊急事態宣言が解除されたのは良いのですが、コロナ感染者のリバウンドが始まってしまったようです。オリンピックは外国からの観戦者を入れずに実施されることが決まったようです。この先コロナはどうなるのか、まだまだ予断を許さないようです。