まつこの庭は春真っ盛りで、毎日どんどん春の花が咲いています。毎朝庭に出るのが楽しみです。ブログで紹介するのが間に合わないほどです。
3月最後は、3月にまつこの庭の温室で咲いた春のランです。
☆☆☆ カトレアの仲間 ☆☆☆
↑ スピットファイヤー・コーラル ↓ ネトラシリ・ファイングリーン
↑ シンパシー・紫音 ↓ インターメディア・オルラッタ
インターメディアはブラジル大西洋側の海岸山脈に自生しています。春咲きカトレアの代表品種でたくさんの変異種があります。これはリップ部分が特に大きい品種です。 ランの花のつくりは下にある3枚(ほぼ同じ形、大きさ)ががく、上にある3枚(うち2枚は同じ形、大きさ)が花弁です。下に突き出た花弁のことを唇弁(しんべん)又はリップと言います。
↑ パープラタ(普通は初夏咲きなのですが、少し早く咲いたようです。)
↑ エピカトレア・ミカワプライム (エピカトレアの名前の通り、エピデンドラムとカトレアの交配種です。)
☆☆☆ コチョウランの仲間 ☆☆☆
↑ ↓ ミディコチョウラン
↑ ↓ ビッグリップ(リップの形が変わっていて大きい。)
☆☆☆ その他のラン ☆☆☆
↑ シンビジューム・イエローシャイン ↓ タイリントキソウ(大輪朱鷺草)
タイリントキソウは別名タイワントキソウ(台湾朱鷺草)と言うように、台湾原産の球根性のランです。球根の大きさと比べると確かに大きな花が咲きます。洋ランのセロジネの近縁種だそうです。ギャザリング教室で新しく花友になった方から芽が出た状態で頂きました。図鑑などでは見た事がありますが、実際に見るのは初めてです。
↑ ↓ デンドロビューム・ブロンカルティエ・紅ボタン
ブロンカルティエはベトナム原産で、ベニボタンはとくに色が濃い品種です。小さな苗から育てて大株に育ったので、一昨年3つに株分けをしました。昨年はそれほど花を付けなかったのですが、今年はそれぞれに2つ、3つ、6つと花芽を付けました。3等分したわけではないので、1番大きな株には6個も芽がついてビックリです。一斉に花が開いたらそれは見事でしょうが、残念ながらつぼみの大きさや育ち方に差があり1度には楽しめませんが、その代わり長く楽しめると思います。
他のデンドロビュームもつぼみをもっているものがあるので、咲くのが楽しみです。
コロナがなければ、花友がお花見に訪れてくれるのですが、去年、今年とみんな自粛で、せっかく咲いた春の花を見てもらえないのが残念です。