12日から高齢者のワクチン接種が始まりました。私のところにも接種のクーポン券が届きましたが、まだ医療従事者が終わっていないそうなので、私のところに順番が回って来るのは果たしていつになるのやら・・・・。気長に待つことにしましょう。
大阪のコロナ感染者が遂に1000人を超えたそうです。変異種の感染者が主流だそうですから、これからもっと感染者が増えるのでしょうか。
今、まつこの庭は、春の花でいっぱいです。中咲きのチューリップが盛りです。
オレンジ色のユリ咲きのバレリーナは本当は遅咲きなのですが、もう咲いてしまいました。
☆☆☆ 一重咲き ☆☆☆
↑ ポールシェーラー ↓ クイーンオブナイト
ポールシェーラーとクイーンオブナイトは同じように濃い紫色の一重咲きですが、花弁の形がわずかに違います。
庭のあちこちで思い出したように赤や黄色の一重咲きのチューリップが咲いています。赤や黄色の一重咲きのチューリップは丈夫で、植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれます。
↑ 一重咲きのチューリップ花壇
☆☆☆ 一重2色咲き ☆☆☆
↑ スプリンググリーン(クリームと緑) ↓ 2色咲きミックス
☆☆☆ 一重フリンジ咲き ☆☆☆ 花弁の縁がギザギザです。
↑ ベルサーチ横から ↓ ベルサーチ上から
☆☆☆ 一重2色フリンジ咲き ☆☆☆
↑ ハウステンボス(ピンクの濃淡) ↓ ノビスター(赤と黄)
☆☆☆ ユリ咲き ☆☆☆
↑ バレリーナ(オレンジの濃淡)
☆☆☆ 八重咲き ☆☆☆
↑ ↓ アンジェリケ(ピンクの濃淡)
↑ ブラックヒーロー ↓ ブラックヒーローとフィノーラ(ピンク八重)
フィノーラはアンジェリケに似ていますが、フィノーラの方が色が薄いです。
↑ カッパーイメージ(茶色っぽい) ↓ アメージンググレース(紫っぽい)
↑ 八重ミックス
☆☆☆ 枝咲き ☆☆☆ 1茎に花が数個咲きます。
↑ キャンディクラブ
☆☆☆ 原種チューリップ ☆☆☆
↑ ペパーミントスティック(白)とクリサンタ(黄色)
↑ ペパーミントスティック ↓ クリサンタ
↑ ↓ ミックス花壇
チューリップの原産地はトルコで、オランダに渡り、そこで品種改良され、今では世界的に人気のある花の一つとなったそうです。今でこそ世界一の生産量を誇るオランダですが、17世紀前半に「チューリップ狂時」とか「チューリップバブル」と呼ばれた時代があったそうです。
そのころオランダはスペインから独立を勝ち取り、世界貿易の中心となり、富裕層である王侯貴族や大商人の間でチューリップの花が愛されていました。需要が高まると供給が追い付かず、球根の値段が高騰します。やがて一般の人までが投棄を始め、その結果法外な値段でチューリップの球根が取引されるようになります。その時一番の高値を付けたのが縞模様のチューリップでした。
当時オランダで大活躍していた画家レンブラントに因み、レンブラント咲きと称したそうです。(因みにレンブラントは、チューリップの絵は描いていないそうです。)この縞模様のチューリップ1個で庶民が住む家が4軒買えたそうです。後でわかったことですが、この珍しいチューリップはウイルスに感染してモザイク病に罹ったチューリップだったのだそうです。
この一大ブームもやがて崩壊します。これが、「チューリップ狂時代」とか「チューリップバブル」と呼ばれた現象です。1636年~1637年にかけてのわずか1年間の出来事だったそうです。
現在モザイク病ではない突然変異や品種改良によってすじ模様やぼかし模様のチューリップが作り出され、レンブラント咲きと称されているようです。(スプリンググリーンはレンブラント咲きと呼ばれることがあります。)
私にはこの縞模様のチューリップがいくら値段が高くても欲しいとは思えません。「狂」と言われた時代だからこそ、人々は踊らされたのでしょうね。