まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

オーニソガラムの白い庭

 このところ朝は冬、日中は初夏と言ってもよい日が続いています。昨日などは朝4℃、日中26℃で1日の中で気温差が22℃もありました。今日は昨日ほどの気温差はありませんが、やはり20℃近くあります。老いた身には気温差はこたえます。異常気象と言われて久しいですが、最近は例年並みと言う言葉が通用しないようです。何が起きても不思議ではない日常がやってきたようです。今日は今年初めてアオスジアゲハを見ました。私の庭にはたくさんのアゲハチョウがやって来ますが、例年ならアオスジアゲハは夏の終わりごろの8月頃にやって来ます。今年は早すぎます。関西の方に住んでいる方のブログで3月中にアオスジアゲハを見たことが書いてあり驚きましたが、まさか私のところでも・・・とビックリしました。

 今私の庭は、オーニソガラムの白い花で一面白い庭になっています。咲き始めたなあと思っている内に、1週間もしないうちに満開になってしまいました。ゴールデンウイーク中は楽しめるはずでしたが、この調子ではその前に終わってしまいそうです。

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 白に青い彩を添えているのは、シラー・カンパニュラータです。ちょっと遅れて咲いたチューリップやスイセンも赤や黄色の彩りを添えています。

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 オーニソガラム・ウンベラタムは、ユリ科の植物で(ヒアシンス科とすることもあるそうです。)地中海沿岸から小アジアの一部にかけて自生しています。耐寒性があり、強健で繁殖力があります。私の庭が大分お気に入りのようで、庭一面に増えてしまいました。今の時期白い庭を作るようになって10年ぐらいでしょうか。義母から庭の管理を任されるようになってから20年ぐらいは経ちますが、その頃は名前は知りませんでしたが、すでにあったような気がします。

 オーニソガラム・ウンベラタムの英名は「ベツレヘムの星」と言います。キリスト誕生の時、賢者たちにその場所を知らせ、流れ星になって草原に降り注ぎ、そのまま白い6弁の花になったと言う伝説があるそうです。和名は「オオアマナ」です。日本に自生するアマナより一回り大きな花を付けることからこの名があるそうです。

 ウンベラタムは朝花が開き、夕方にはしぼみます。雨の日や曇りの日には花が開きません。花の表は白ですが、裏側は緑色なので、花がしぼむと緑一色になってしまいます。咲き始めてから2週間位で花が終わります。この白い庭は時期限定なだけでなく、時間限定です。花が終わると葉も枯れてなくなり、地中に球根が残ります。