今日4月24日は、「植物学の日」です。植物学の父と言われた牧野富太郎博士の誕生日に因み、制定されました。1862年、高知の豪商の家に生まれた富太郎は、小学校を中退後、独学で植物学の研究に打ち込み、94年の生涯に於いて、新種・変種約2500種の植物を発見・命名し、日本植物学の基礎を作ったそうです。学歴がなかったため功績がなかなか認められず、長い間東大の助手に甘んじ、50歳の時にやっと東大の講師になり、理学博士の学位を受けられたのは65歳の時だったそうです。死後、文化勲章を授与されたそうです。牧野富太郎博士の名前は知っていても、偉大な功績の陰に数々の苦労があったことは知られていないように思います。
今回は、今まつこの庭で咲いている春の花です。この花の中にも、牧野博士の命名した花があるかもしれません。
オーニソガラムの白い花に代わって白い庭を作ろうとしているのが、カモミールの白い花です。こぼれ種からあちこちに白い群落を作っています。↑ ↓ カモミールの花
↑ 手前からカモミール、オーニソガラム、コーンフリー、右側はナガミヒナゲシのつぼみです。
↑ コーンフリー ↓ ナガミヒナゲシ
↑ オレンジ色の花はナガミヒナゲシ、黄色はクサノオウ、紫色はムラサキハナナ
今、まつこの庭はオーニソガラムはもちろんこぼれ種から増えたムラサキハナナ、カモミール、ナガミヒナゲシ、クサノオウなどの花が庭のあちこちに群落を作っています。ムラサキハナナは3月頃からずっと咲き続けていますが、さすがに終わりを迎えています。このあとシャスターデージーやオルラヤなどの白い花が続きます。↑ ↓ アジュガ
↑ アジュガ(ピンク) ↓ シラー・カンパニュラータ
↑ シラー・カンパニュラータ(ピンク) ↓ シラー・カンパニュラータ(白)
↑ スズラン(斑入り葉) ↓ スズラン(ピンク花)
↑ ↓ アイリス
↑ ↓ オダマキ
↑ ↓ サクラソウ
第4波のコロナ感染拡大に伴い外出を自粛しているうちに、フジの花の季節になってしまいました。久しぶりに市街地へ向かう道路を車で走っていると、山フジが真っ盛りなことに気付きました。去年も同じような感慨を抱いたことを思い出しました。いつになったらコロナは収束に向かうのでしょう。
私の庭のフジも咲き始めました。
↑ フジ・コクリュウ(黒龍) ↓ フジ・八重コクリュウ(黒龍)
笠間の稲荷神社のフジに憧れて八重コクリュウを通販で購入したのですが、思った様な花が咲かずがっかりです。笠間の黒龍はそれこそブドウの巨峰のような黒い花が咲くのです。園芸店やガーデンセンターなどでもそのようなフジに出会ったことはありませんし、フジで有名な足利フラワーパークにもそのようなフジはないようです。笠間のフジも今年は見に行けそうにないので、残念です。