5日は、子どもの日で立夏でした。立夏は二十四節気の1つで、いよいよ夏の始まりです。草木の緑が色濃くなり、風は心地よさを増し、生き物たちが活発に活動し、夏の気配が感じられる頃です。
今年は4月から朝は冬並みの冷え込み、日中は初夏並みの陽気でした。5月になっても朝は5,6℃と言う日が続き、例年なら4月で温室の灯油は停止するのですが、今年はどうしたものかと思案してしまいました。温室は最低15℃で暖房が入るように設定してあるからです。
天気予報で沖縄が例年より5日から1週間早く梅雨入りしたことを伝えていました。そして連休が終わるとガラッと空気が変わり、朝も10℃を切る事はなくなり、立夏の言葉通り、初夏の陽気になりそうだという事で、温室の灯油の心配はしなくて済みそうです。ちょっと安心しました。
今、まつこの庭はオーニソガラムの白い庭が終わって、カモミールの白い庭に変わっています。カモミールは毎年こぼれ種で庭のあちこちに群落を作ります。
これは通路にできたカモミールの花の道です。種が雨に流されて、カモミールの道を作ったようです。今の時期一緒に咲いているのは、ナガミヒナゲシです。白にオレンジ色のアクセントを付けています。
カモミールの花以外にも白い花を咲かせているのは、シャスターデージーやコーンフリー、クローバーなどです。
↑ シャスターデージー ↓ コーンフリー↑ 斑入りクローバー ↓ ナガミヒナゲシとコーンフリー
今の時期、春の花と夏の花が混在して咲いています。
↑ ↓ ミヤコワスレ
↑ ↓ ジギタリス
↑ 斑入り葉アザミ ↓ シャクヤク
このシャクヤクはもともとはボタンの台木でした。ボタンは枯れてしまったのですが、台木だけ残り毎年花を咲かせます。
↑ クリンソウ(普通種) ↓ クリンソウ・アップルブロッサム
クリンソウは、日本に自生するサクラソウ科の植物では1番大型です。花が花茎を中心に円状に付き、それが数段に重なる姿が、仏閣の屋根に付いている九輪に似ている事からこの名があります。
↑ ↓ ダッチアイリス(オランダのアイリス)
↑ ジャーマンアイリス(ドイツのアイリス) ↓ シラー・ベルビアナ
↑ 満開のコクリュウフジ ↓ 咲き始めた白フジ
↑ ↓ ピンクオオデマリ
ピンクオオデマリが2本あるのですが、花の大きさが違い、片方は白っぽい花が咲きます。まだ株が小さいのですが、思ったよりたくさん花を付けました。
庭には他にも葉物が大きく育っています。
↑ クサソテツ ↓ 斑入りミズヒキ
立夏を過ぎ、遅霜の心配がなくなったので、これからは温室に入れて置いた夏の植物を出す作業で大忙しです。特に福神草の植え替えと植え付けをしなければなりません。たくさんあるので、腰痛に気を付けながら、1週間位で計画的に行う予定です。