梅雨のような天気が続いていましたが、今日はしばらくぶりに太陽が顔をのぞかせました。
ツルバラが盛りを迎えているのですが、雨で大部花が傷みました。
☆☆☆ ツルバラ ☆☆☆
↑ ↓ 群星
私の庭で一番勢いがあるバラが群星です。つぼみのときはピンク色ですが、花が開くと白くなります。今年は開花後もうっすらとピンク色がかっています。とにかく生育旺盛で、一緒に植えておいたポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラーやスパニッシュビューティの上に覆いかぶさり枯らしてしまったほどです。
↑ ↓ ポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラー(イギリスのバラ)
ポールズは桜のような花を咲かせるのが気に入って、庭に3本植えたのですが、1本目は群星に枯らされ、2本目は一時は椿の木を這い上がって花を咲かせていましたが、それも枯れてしまいました。残った1本もカミキリムシに食害され、息も絶え絶えの状態です。ツルが10mも伸び、他のバラを枯らすので、植える時には気をつけなさいと言われるほどなのに、私の庭とは相性が悪いようで、逆に枯らされます。
↑ 夢乙女(ユメオトメ) ↓ 芽衣(メイ)
芽衣は夢乙女の子で花が一回り大きいです。
↑ アンジェラ(ドイツのバラ) ↓ キング
キングは日本原産のノイバラの交配種と考えられていますが、詳細は分かっていないそうです。キングは昔から私の庭にあり、丈夫なバラです。キングの実生と思われるバラが庭のあちこちで咲いています。
↑ レオナルド・ダ・ヴィンチ ↓ ピエール・ドゥ・ロンサール
レオナルドもピエールもどちらもフランスのバラで、花が大きなツルバラです。ピエールは毎年1番花はバラゾウムシの被害に遭い、ほとんど花が見られないのですが、今年は1番花が少し見られました。
↑ ↓ ツクシイバラ(筑紫茨)
ツクシイバラは漢字で筑紫茨と書くように、九州に自生し、特に熊本県の球磨川沿いに数千本が群生しているそうです。ノイバラの変異種で、ノイバラより花が一回り大きく、ピンク色で中心が白です。自生地では白花からピンクの濃淡まで変異があるそうですが、私の庭のものはピンク色が濃いです。開花はノイバラより少し遅れます。乱獲や工事で自生地が減少しているので熊本県は絶滅危惧種に指定しているそうですが、球磨川の氾濫が続けて起きているので、絶滅が心配されます。
☆☆☆ ミニバラ ☆☆☆
↑ ↓ グリーンアイス(アメリカのバラ)
咲き始めの花は白ですが、だんだん緑色に変わっていきます。気温が低くなると花色がピンク色を帯びます。
↑ ベビー・フォーラックス(フランス) ↓ スイートマザー(オランダ)
↑ スイートチャリオット(アメリカ) グリーンアイスと同じ作出者だそうです。ミニバラなのに香りがあります。
↑ 真珠 ↓ エクレール(日本)
今このグリーンのバラ・エクレールが流行だそうです。グリーンの花は珍しいので、つい買いたくなってしまいます。去年の夏の終わりに、花が咲き終わったものを安く手に入れました。今年無事花を見ることができました。開きかけた時がかわいいです。
まだ花が咲いていないバラがいくつか残っています。まだまだバラを楽しめそうです。例年ならバラが終わってから梅雨に入るのですが、今年はそうもいかないようです。梅雨入り宣言は間近のようです。