梅雨末期は連日うんざりするほどの雨続き、梅雨明けしたした途端連日の猛暑続き、天気が両極端で、程よく雨が降り、程よく暑い日はもう望めないのでしょうか?
異常発生したカタツムリは暑くなったせいかそれほど見かけなくなりましたが、朝夕水かけすると何処からともなく姿を見せます。今でも根気よく100匹、200匹と捕まえています。
カタツムリの食害を受けたユリですが、かろうじて何株か花を咲かせました。
被害がないとこんなにきれいな花が咲きます。カサブランカです。
カタツムリの被害を受けるとこんな風になります。
花の縁がボロボロです。花茎にシンクイムシが入って茎ごと倒れてしまったカサブランカを水に挿しておいたら、いびつな形をしていますが、花を咲かせました。
カサブランカはオリエンタルハイブリッドリリーの1品種で、オリエンタルハイブリッドリリーの中では最も有名なユリです。オリエンタルハイブリッドは日本原種のユリである山ユリ、ササユリ、カノコユリなどをもとにアメリカやヨーロッパなどで交配が行われました。カサブランカは初めニュージーランドでカノコユリとササユリをもとに育成され、オランダで大量に増殖され世界中に広まったそうです。日本ではバブルの頃に大流行したそうです。花の大きさなど見た感じは山ユリの雰囲気を持っているのに、山ユリの血は全然入っていないそうです。
このカサブランカをもとにしたオリエンタルハイブリッドリリーがたくさん作出されて、カサブランカファミリーを形成しています。私の庭でも咲いています。
↑ ↓ マンボ(レッドカサブランカ)
レッドカサブランカと言われるものは色々な個体名が付いて売られています。マンボはレッドカサブランカの中でも古い種類だと思います。花弁の形がカサブランカそっくりです。もう一つレッドカサブランカがあります。
スコーピオはマンボよりは新しい品種だと思います。マンボより花弁が細く、赤色が鮮やかです。スコーピオは一昨年ホームセンターで安売りしていた球根を買って植えたものです。昨年花が咲くと花がやや上向きなので勝手にスカシユリ系のアジアンティックハイブリッドリリーなのかと思い込んでいました。スコーピオの名前だけの記述でオリエンタルハイブリッドリリーの記述がなかったので、そう思ってしまったのですね。今回ブログに載せるのに調べてみたら、オリエンタルハイブリッドリリーで、カサブランカ系であることが分かりました。(1球の値段もホームセンターの値段の3倍もしているので、ビックリです。)
私の庭のカサブランカファミリーはあと黄色と紫がありますが、一足先に咲きました。ユリの花(1)で紹介しました。
23日のオリンピック開会式を前に一部の競技が始まりました。安全なはずのバブル方式のようですが、次々にコロナ感染者が出てきたようですし、東京のコロナ感染者も急激に拡大しているようです。オリンピックが無事始まり終わるのか、終わった後はどうなるのかとっても不安です。