ハエマンサスの花が咲きました。まつこの庭では、全く初めて咲く花です。ホームセンターの安売りコーナーで半額になっていた球根を買って、植えたまま忘れていました。雑草の陰に、真っ赤な大きな花が咲いていたので、ビックリ。
直径が15㎝ぐらいある球形の花火のような花。植えたことすら忘れていたのですから、名前は分かるはずがありません。普段は入っていた袋は取っておくのですが、この時に限って処分してしまったようで袋が見当たりません。私の持っている図鑑ではこの赤い花は見当たらず、ネットで赤い花、秋、球根植物で検索しても出てくるのは、ヒガンバナばかり。あれこれ考えている内に閃いたのが「ハマエンシス」、ネットに打ち込んでみると、「もしかしてハエマンサス?」と出て来ました。初めて買った球根でしたが、頭の隅に文字がいくつか残っていたのですね。
ハエマンサスは熱帯アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。ヒガンバナと同じように花茎を伸ばし、先端に真っ赤な細長い花弁を持った花がボール状に咲きます。花の形から英名ではフットボールリリーの名があります。ヒガンバナと同じように花が終わったあとに葉が出てくるということですが、すでに葉が出て来ています。
細長い花弁の間からやはり長いおしべが立ち上がっていますが、花弁とほとんど区別がつきませんが、おしべの先に黄色の葯がついているので、区別がつきます。
細長い花弁やおしべの黄色い葯が目立つので、線香花火の和名があるそうです。熱帯アフリカ原産なので、寒さには弱いようです。
背丈は40㎝ぐらいですが、大きな花は存在感があります。もっとたくさん庭に植えてみたくなりました。
私の庭では、他にもヒガンバナ科の花がいくつか咲いています。
先日、私の庭でナツズイセンとヒガンバナが一緒に咲いているのを見るのは初めてだと書きましたが、今もどちらも咲いています。ヒガンバナはこれからが最盛期。花茎がどんどん上がってきています。
ヒガンバナ科ではない球根植物もいくつか花を咲かせています。
↑ ↓ ショウガ科・ジンジャー(ジンジャーリリー)
↑ ショウガ科・福神草(フクジンソウ) ↓ ユリ科・タカサゴユリ
タカサゴユリは台湾原産ですが、種から1~2年で花が咲くほど繁殖力旺盛で、今では日本各地で野生化しています。私の庭では一番遅く開花するユリです。
今日本は豪雨とコロナの二重災害に襲われています。連日土砂災害や自宅療養中の死亡のニュースが流れています。こんな中でパラリンピックを開いて良いのでしょうか?そして子どもたちを見学させるということですが、10代、10代未満の感染が増えているというのに、大丈夫なのでしょうか? 病院に入院できず自宅待機になっている人が居るということ、医師に診てもらわないうちに死亡するということはすでに医療崩壊が起きているということではないでしょうか? まだ2回目のワクチン接種が済んでいない高齢者の私は、ただただ家でおとなしく自粛しているほかありません。