「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、台風14号が去った後、湿った暑い空気からカラッとした乾いた空気に変わり、青空が広がり、秋らしい日が続いています。過ごしやすい季節になりました。
私の庭では今ミンミンゼミとツクツクボウシが一緒に鳴いています。梅雨の頃のニイニイゼミに始まり、ヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシと鳴き声をつないで来ました。ツクツクボウシは晩夏から初秋のセミで、夏の終わりを告げるセミです。今年はミンミンゼミもツクツクボウシも遅くまで鳴いているような気がします。
ツクツクボウシは、「ツクツクボウシ、ツクツクボウシ・・・・・、ジー」と鳴きますが、夫は、「ツクツクボウシ、ツクツクボウシ、シブイヨ~、シブイヨ~、ジー」と鳴いているように聞こえると言います。まだカキは渋いよ~、あと少ししないと甘くならないよ~と言っていると言うのです。夫は子どものころから大人にそう言われて育って来たそうです。私が子どもの頃はそんなことは言わなかったような気がします。もう一度聞き返すと確かにシブイヨ~、シブイヨ~と鳴いているような気がします。
私の庭で一番早く熟す柿はヒャクメガキですが、
昨年は10月になってから食べた記憶があるのですが、今年は大きくならないうちにどんどん実も葉も落ちてしまうのです
自然に任せて摘果をしないので実をたくさん付け過ぎたということもあるかもしれませんが、今年の夏は日照量が少なかったのでその影響もあるのかもしれません。
夫が小さいけれど色付いた柿を食べてみたところ甘くなっていました。やっぱり少し変です。秋の花の開花が早いのと関係あるのでしょうか?
私の庭では他にも熟するのを待っている木の実があります。
↑ ↓ カリンの実
↑ ↓ アケビの実
↑ ユズの実 ↓ フクレミカンの実
一昨年、昨年と豊作が続いていたフクレミカンは、今年はハズレのようです。
お彼岸の頃咲く花と言えばヒガンバナですが、私の庭では赤いヒガンバナは1か月以上も前のお盆ごろに終わってしまい、今咲いているのは白のヒガンバナです。
今庭をにぎわせている花は、シュウカイドウやシュウメイギク、ミズヒキソウ、ダリア、キバナコスモス、シオンなどです。
↑ 左側シュウカイドウ、右側シュウメイギク・ダイアナ
↑ 白花ミズヒキソウとダリア ↓ ダリア・ガッツアリア
↑ シオンとキバナコスモスとシソ ↓ シオン
お彼岸を過ぎると、さすがの夏の花も終わりを迎えます。枯れた花の処分、休眠から覚めたクリスマスローズの植え替え、来春に向けてのチューリップの植え込みなど、秋の庭仕事は山積みです。これからの時期、つるべ落としと言われるほど日没が早くなるので、仕事の量も限られます。腰痛に気を付けながら、庭仕事にほどほどに励みたいと思っています。