今の時期、車で走っているとあちらこちらで天高く茎をのばした皇帝ダリアの花を見かけます。今年は特に多かったような気がします。
私の庭でも、皇帝ダリアと皇帝ヒマワリが咲き始めて2週間、たくさんの花を付け、楽しませてくれました。たくさんつぼみはありますが、花びらが散り始めたので、最盛期を迎えたのだと思います。夕方の天気予報を聞きながら、もう皇帝ダリアはお終いかもしれないと、朝の冷え込みを心配する毎日でした。
今季1番の冷え込みと予報された昨日の朝は、私の家の軒下で0℃でした。それにもかかわらず、皇帝ダリアと皇帝ヒマワリは元気に花を咲かせていました。
八重咲きの皇帝ダリアも一番背が高かったものが一輪開花しました。
ところがまた今季一番の冷え込みという予報の出ていた今朝、私の家の軒下でー2℃を記録しました。さすがの皇帝ダリアと皇帝ヒマワリは霜の害を受け、花も葉も痛みました。八重咲きの皇帝ダリアは家の近くだったせいか、霜に負けずに元気でした。
遠目には霜害を受けて痛んだようには見えませんが、
花弁は縮んだり項垂れたりしています。高いところの葉はそれほどではないのですが、低いところの葉は縮んでしまいました。地面に近いほど温度が低くなるそうですから、5~6m上で咲く花より地面に近い葉の方が霜害を受けやすかったようです。
つぼみが見えて開花を待っていた白の八重咲き皇帝ダリアは、昨日の朝は元気だったのですが、
今朝は哀れな姿になってしまいました。
明日はもっと冷え込む予想なので、白の八重咲き皇帝ダリアはもう花を見ることはできないでしょう。一昨日、白の皇帝ダリアの茎を3本切って、バケツの水に差して温室の中に取り込んでみました。もしかして花が見られるかもしれません。
私の経験では、気温が0℃ぐらいなら、皇帝ダリアや皇帝ヒマワリは耐えられますが、気温がー(マイナス)になると耐えられないようです。今朝の冷え込みは日陰の氷がお昼になっても残っているほどでした。明日はもっと冷え込む予想なので、皇帝ダリアと皇帝ヒマワリは残念ながら終わりを迎えたと思います。
今、ヨーロッパや韓国などコロナ感染者が激増しているのに、日本は驚くほど少なく、ちょっと不気味さ(?)を感じるほどです。南アフリカで新しい変異株オミクロンが発見されて危険視されているようですが、第6波と重なるようだと大変なことになりそうです。まだまだ楽観視できませんね。しばらくこれまで通り密を避け、自粛する生活を心がけるだけです。