数年に1度とかの今期1番の寒気が来ていて、各地で大雪になっているそうです。今朝は、私の家の軒下でー7℃でした。昨日水戸で初雪が観測されたそうですが、私の住む所でも昨夜雪が少し降ったようで、朝残っていました。年末にかけて寒さが続くようです。
趣味の園芸で3D寄せ植えと言うものが紹介されていたので、私も作ってみました。
夫はこれを見て、「ケーキみたいだな。」「ただの2段重ね寄せ植えだな。」と言いました。3Dなどとわざわざ言わなくても、寄せ植えそのもが立体的だと言うのです。
新聞の集金の人は、「ウエディングケーキみたいで、ステキ❣❣」と言いました。昔の結婚式には背の高さぐらいある大きなケーキがつきものでしたね。
3D寄せ植えは、鉢を重ねることでより立体的に見せることができる、生育環境の異なる植物を1つの寄せ植えにすることができる、時には鉢ごと入れ替えることができることなどをコンセプトにしているそうです。
私の3D寄せ植えは、家にある植木鉢や寄せ植えに使って残った花苗などを使って作ったので、花材や色などに偏りがあります。
下の鉢は径38㎝、上の鉢は径24㎝のロングポットを使いました。本来なら上の鉢は下の鉢の真ん中に置くのですが、重くて動かせなくなる(下の方には発泡スチロールの破片を入れたのですが)と思い、片側に寄せました。と言うのは、上の鉢が影を作り、裏側の花に日が当たらなくなるからです。
左側から見ると、
右側から見ると
こんな感じです。ちなみに上の鉢には、
赤いリーフは葉ボタンで光子・ポラリス、白い葉ボタンはラッフルピュア、ビオラが4株植えこんであります。下の鉢には
シロタエギク・シルバーリースを中心にビオラが7株植えこんであります。下にも葉ボタンが入るとよかったのですが、そこは残り物で作るのですから大目に見てください。球根が植えこんであるので、春まで楽しめると思います。
他にもこんな冬の寄せ植えを作りました。チューリップやスイセン、ムスカリなどの球根も植えこんであります。(シロタエギク、極小輪ビオラ・フルーレット(黄と紫)、葉ボタン、オレガノ・マルゲリータ、ビオラ・タイガーアイ)
(パンジー、葉ボタン2種類、シロタエギク、ビオラ2種、スイートアリッサム)
(キンギョソウ、フリル咲きビオラ・天の羽衣とレインボーウエーブ、葉ボタン、スイートアリッサム)
(おどり葉ボタン、フリル咲きビオラ・シャルロットとシェルブリエとフェリーチェ)
(八重咲きストック、銅葉キンギョソウ、ビオラ、カルーナ、スイートアリッサム)
冬の花と言うと限られてしまいますが、ビオラや葉ボタンも年々進化してバラエティーに富んだものがどんどん出てきて、冬の花も楽しみがいっぱいです。新しいものに目を奪われて、寄せ植えも増えてしまいます。
お正月用に門松風の寄せ植えも作りました。
2つ作りましたが、写真で見ると同じ材料を使っているせいか、同じ大きさのように見えますが、上は鉢が6号鉢(径約18㎝)、下は9号鉢(径約27㎝)でだいぶ違います。鉢はギフト用のランが入っていた鉢を使いました。
竹はそれぞれの鉢の大きさに合わせて、裏の竹藪から切って来ました。竹をのこぎりで斜めに切断するのに毎年苦労しています。竹の断面は小刀で削って滑らかにします。竹の長さも意味があるようです。奇数は割り切れないので縁起が良いという事で、竹は3本、長さは7:5:3と決まっているそうです。以前は意味を知らずに1本だけ長くしてあとの2本は同じ長さにしていました。知らないって怖いですね。まあ、門松風寄せ植えという事でお許しください。今年は、3本をずらしましたが、計ったわけではないのでバランスが悪いかもしれません。
竹の周りには、松の枝を挿み、紅白の葉ボタン、スイセン・テタテータ、ヤブコウジを寄せ鉢して、お正月のピックを飾って、門松風寄せ植えの完成です。お正月が終われば、3D寄せ植えではないですが、門松を取って、別の花鉢を入れても良いし、葉ボタンやスイセンなどを別の寄せ植えに使ってもよいように、あえて鉢をそのまま寄せてあります。これでお正月のお花の準備ができました。
連日オミクロン株の市中感染が報告されています。年末年始の人流によって、第6波が心配されます。大きな波が来ないことを願うばかりです。