今の時期、パンジー、ビオラと共に玄関前を飾ってくれるのが、プリムラ・ジュリアンです。最も寒い時期なので、パンジー、ビオラは元気がありませんが、その代わりカラフルなプリムラが玄関を彩ってくれます。
↑ バラ咲きジュリアン・ザッハトルテ
プリムラ・ジュリアンはサクラソウ科の多年草です。日本のサクラソウやクリンソウなどの仲間です。サカタのタネが1972年にプリムラ・ポリアンサとコーカサス地方(黒海とカスピ海に挟まれた地域)のプリムラ・ジュリエを元に交配し、ジュリアンと名付けたそうです。今では、ジュリアンは色も咲き方も進化し、バラエティー豊かな楽しみの多い植物になっています。残念なことに日本の暑さに弱く、夏越し出来ないので、一年草扱いになっています。耐寒性も強いと言われますが、今頃出回るジュリアンは温室育ちなので、外では花や葉が痛みます。私はポット苗のまま寄せ鉢にしたり、キャンバスプランターに飾ったりして、夜は玄関内に取り込むようにしています。
キャンバスプランターの上に載っているのは、
↑ ↓ ジュリアン・スフィンクス
アンティークカラーとストライプ模様が特徴的です。
↑ ↓ ジュリアン・カラフルカップ
花弁の白の縁取りが特徴的です。花の形や色がポップな感じです。
キャンバスの中には、セネシオとキンギョソウ(黄花と銅葉)とプリムラ・マラコイデスを一緒に飾りました。
↑ ↓ ジュリアン・イブニングスター
白い縁取りのあるハート形の花弁が特徴的です。色も赤や黄だけでなく、黒っぽい色もあります。
寄せかごの中には、ネメシアとクリスマスローズを一緒に入れてみました。ジュリアンはバラ咲きです。
↑ バラ咲きジュリアン・プリンアラモード
キャンバスの中は毎朝並べ替えるついでに、違う花を入れたりして楽しんでいます。
キャンバスの中にはキンギョソウ(2種類)、セネシオ、プリムラ・マラコイデス、オステオスペルマム、サイネリアを入れました。いずれも春の花なので、室内に取り込まなければなりません。
スフィンクス、カラフルカップ、イブニングスターなどは商品名なので、お店によっては違う名前で売られていると思います。夏越しできないので、毎年今頃お店に並んだカラフルなジュリアンに目を奪われ、衝動買いするので、花屋さんのように集まってしまいます。花が終わって、3月頃地植えするのですが、5月頃には大きく育ったなと思っても、秋にはなくなっています。どうしても夏を越すことができません。毎年この繰り返しです。