2月の声を聞くと、日差しや空気に春が近いことを感じるようになります。今年の1月は例年に比べ、平均気温が1℃近く低く、降水量も3割程度だったそうです。いつになく厳しい冬だなあと感じてはいました。火事のニュースがやたら多いなあということも感じていて、データ上にもそれが出ているようです。立春まであと少しですが、今年は立春を過ぎても冬型の気圧配置が続くそうです。春はまだまだ遠そうです。
今回はまつこの庭の温室で咲く冬のランです。例年なら今の時期シンビジュームが次々に咲くころなのですが、今年はつぼみを持たなかったシンビジュームが多く、つぼみをもっても花茎が上がらず、咲くランの花はポツリポツリで、少し寂しいです。
☆☆☆ シンビジュームの仲間 ☆☆☆
↑ ↓ 和ラン・丹頂
↑ 和ラン・春一番 ↓ 和ラン・夕月夜
春一番と夕月夜はどちらもシュンランの血を引き継いでいるので、花の形や株元に花を付ける咲き方などそっくりです。春一番の花色は黄緑がかっていて、夕月夜は黄色です。春一番は1茎に2輪ずつ花が咲いたのですが、夕月夜は1茎に1輪ずつしか咲きませんでした。
↑ ↓ テーブルシンビジューム・ミルクティー
↑ 大型シンビジューム・マリーローランサン 昨年は花茎が6茎上がったのですが、今年は1茎しか上がらず、寂しいです。株が大きくて扱うのが大変ですが、マリーローランサンの描く絵のような花色が気に入っています。
↑ 小型シンビジューム・あやこ 花友から名前不明のシンビジュームをもらって、勝手に花友の名前を付けました。かなり古い品種のようで、戦前に小型のシンビジュームを作出するのに、キンリョウヘンと交配してできたオオイソに似ています。
☆☆☆ カトレアの仲間 ☆☆☆
↑ アップルグリーン・ピュアチーク ↓ シンパシー・紫音
紫音にはさわやかな香りがあります。
↑ シーガルスガムドロップ チョコレートドロップの交配種なので、花色がチョコレート色ではなく赤で、花形はそっくりです。
☆☆☆ その他のラン ☆☆☆
↑ デンドロビューム・雪ダルマキング ↓ ポリプルボン
花径1㎝ぐらいの花をびっしり付けるのですが、私のものはポツリポツリとしか花を付けません。
坐骨神経痛が寒さのせいか、なかなかよくなりません。花の世話が思うようにできないのが悲しいです。大好きな読書やブログを綴るのも目が疲れます。今年は古希を迎えます。加齢による体の不調は仕方のないこととは言え、還暦を迎えたころは体力も気力もこんなではなかった、こんなに弱ってしまってと思うと、なんだか寂しくなります。庭仕事やブログなど少し減らさなければ・・・・・と思っています。