今朝私の家の軒下でー6℃と冷え込みましたが、日中は天気予報通り暖かくなりました。厳しかった冬もやっと出口が見えてきたようです。暖かくなれば私の坐骨神経痛もいくらか痛みが和らぐことでしょう。
ロシア軍がウクライナに侵攻し、戦争が始まりました。テレビに映る祖国を追われ逃げ惑う人々の姿に心が痛みます。解決の糸口が早く見えることを願うばかりです。
私の庭のビニールハウスでは、クリスマスローズが次々と咲いています。
☆☆☆ シングル咲き ☆☆☆
↑ オーレア ↓ 氷の薔薇・レッド
↑ ブラックパール(小輪多花、小さな花をたくさん付けるクリスマスローズ)
↑ ↓ プチドール・バイカラー(小輪多花)
バイカラーと言うのは2色咲きのことで、花弁が1枚おきに色が違ったり、裏と表で色が違ったり、2色のグラデーションになったりするものです。このプチドールは裏が白で表が赤です。しかも花弁の元に緑色のフラッシュという模様が入っています。
☆☆☆ ダブル咲き ☆☆☆
↑ アプリコットダブル ↓ 赤フラッシュ黄ダブル
↑ バイカラーの裏側 ↓ 赤ピコテイ(覆輪)小輪ダブル
↑ 緑に紫ピコティの多花弁咲き(花弁が30枚以上のもの)
☆☆☆ セミダブル咲き ☆☆☆
↑ チェリーシフォン ↓ メープルシフォン
チェリーシフォンもメープルシフォンもプチドールなど、個体名が付いているクリスマスローズはメリクロン株です。クリスマスローズは種を蒔いて育てると2つと同じものはないと言われますが、人工的に組織培養をすると同じものがいくつもできるのだそうです。この組織培養のことをメリクロンというそうです。(もともとはランの栽培で始まったそうです。)↑ 黄セミダブル ↓ アプリコットダークネクタリーとピコテイのセミダブル
小花弁の部分(ネクタリー)と花弁の縁(ピコテイ)が濃い色になっています。
クリスマスローズはシングル、セミダブル、ダブルの咲き方だけでなく、花弁(実はガクですが)には、様々な模様が入るものがあります。バイカラー、フラッシュ、ピコテイ、ダークネクタリーの他に斑点の入るスポット、中心部から血管のような筋模様が入るベイン、パンジーのような目が入るブロッチなどの模様があります。そしてそれらの模様が複雑に入っているものもあり、知れば知るほど楽しい植物です。
クリスマスローズは寒さに強い植物と言われますが、私の庭は湿り気が多いせいか、地植えにしても生き残れるのは、シングル咲きの素朴な花色のクリスマスローズだけで、セミダブルやダブルはすぐ消えてしまいます。大事なクリスマスローズの株は鉢植えにしてあります。
クリスマスローズは高温多湿の夏も苦手です。昨年の猛暑、今年の厳寒を経て、果たして今シーズンは庭植えのクリスマスローズがいくつ生き残っているのか、ちょっと心配です。庭植えのクリスマスローズシーズンはこれからです。