まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

エミール・ガレとドーム展

 連休中はどこへも出かけない予定でしたが、陶芸美術館でエミール・ガレとドーム展をやっていたことを思い出して、調べてみたら5月8日まででした。今、笠間は陶炎祭(ひまつり)で混んでいることは分かっていたのですが、急遽出かけることにしました。思っていたより人が少なかったように思います。スムーズに入場できました。

 エミール・ガレドーム兄弟のガラス工芸については、私の好きなTV番組の「なんでも鑑定団」でよく取り上げられるので、知識としては知っていますが、実物は見たことがありませんでした。以前同じ陶芸美術館で開催されたガレの陶芸展で、ガレの陶芸は見ましたが、ガラス工芸品は初めてです。ドームももちろん初めてです。

 今回のエミール・ガレとドーム展は、北澤美術館の所蔵展です。北澤美術館は、長野県の諏訪湖畔にあり、19世紀末のアール・ヌーボーを中心にフランスガラス工芸の名作を所蔵する美術館として知られているそうです。今回のエミール・ガレとドーム展では、100点が展示されているそうです。昆虫や植物をモチーフとして、ジャポニズムの影響を受けた作品が多いそうです。

 美術館としては珍しく、写真撮影可能でした。ただしフラッシュ不可なので、写真の写りはカメラがカメラだけに今一つです。

 前半がガレ、後半がドームの展示でした。どちらも花や昆虫をモチーフにして繊細に表現されているのは同じですが、私にはドームの方が色がクリアーだったような気がします。どちらかというとドームの方が私には好みです。

 1時間ぐらいの鑑賞でしたが、充実した時間に思えました。とても豊かな気分になりました。庭仕事をしながら庭の花を眺めるのもいいですが、やはりたまには、こんな時間も必要ですね。