まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

初夏の庭 3

 梅雨入りしたものの、いつもの梅雨とは何かイメージが違う、そんな感じです。私の住む所は、1日中雨だったのは梅雨入り初日だけで、あとはほぼ1日中曇り、雨が降っても夜だけ、時折日が差し、しかも梅雨特有のじめじめした蒸し暑さもなく、むしろ過ごしやすい感じです。そう感じるのは私だけでしょうか?

 まつこの庭は、草がどんどん伸びて来て草取りが大変ですが、初夏の花も次々に咲いてきています。毎朝庭に出るのが楽しみです。

↑ ヘメロカリス   ↓ カンパニュラ

↑ キャットミントとモンシロチョウ    ↓ オルラヤとクラウンベッチ

手前がオルラヤ、後ろがクラウンベッチ、青い花はカンパニュラです。

 今年はオルラヤが花期が長いです。種になっているものもあるというのに、後からこぼれ種から芽が出たものは、今頃花盛りです。

↑ ヒペリカム

↑ ↓ サツキ

↑ ↓ サツキ

 サツキは昔から庭に植えてある古い種類で、日陰になってあまり花が咲きません。世話らしい世話もしないのに、ぽつぽつとまばらですが健気に咲いてくれます。

 アジサイも咲き始めました。

↑ ↓ アジサイ・名前不明(山アジサイ系?)

↑ カシワバアジサイ

 遅咲きのバラやクレマチスもいくつか咲いています。

↑ ↓ イザヨイバラ(十六夜バラ)

 中国原産で、葉がサンショウの葉に似ていることから中国サンショウバラとも呼ばれています。花は一部が欠けて丸くならないことから、満月の一部欠けた十六夜の月に見立ててこの名が付いたそうです。日本原産のサンショウバラから遅れて咲きます。

↑ ピエール・ドゥ・ロンサール  ↓ ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール

ピエール・ドゥ・ロンサールはつるバラで、ブランピエール・ドゥ・ロンサールピエール・ドゥ・ロンサールの枝替わりで色が淡いピンクです。

↑ ↓ ドロシー・パーキンス

バラの中では最も遅く咲くバラと言われています。日陰に強いバラとも言われますが、カリンの木が大きくなって日が当たらなくなってしまい、花付きが悪かったです。株が育って、花はそこそこに咲くようになりました。


 クレマチスは今の時期、ジャックマニー系やチューリップ咲きのものが多いです。

↑ ビクトリア   ↓ ミケリテ

↑ ニオベ  ↓ ダークアイズ

↑ エール・福島   ↓ プリンセス・ダイアナ

エール・福島とプリンセス・ダイアナはどちらもチューリップ咲きで色合いも似ているので、ラベルがなかったら私には区別がつかないと思います。

 夏になると草が伸びることが憂鬱ですが、それ以上に虫たちには困ります。

 私にとっての夏の三大害虫は、ムカデ、スズメバチ、カタツムリです。以前はカタツムリではなくヘビだったのですが、最近はヘビはあまり庭に出現しなくなり、替わってカタツムリの大発生です。去年は6月頃から気付いたのですが、今年は5月からです。5月頃にカタツムリは卵から孵るようです。大きくならないうちにと駆除しています。スズメバチは4月の終わりごろからトラップを仕掛けるので、巣を作られることはなくなりました。ムカデも植木鉢を動かすときは、必ずムカデが潜んでいるものと思い、凍殺ジェット(瞬間的に凍らせる殺虫剤)を用意するようになったので、以前ほど怖い思いはしなくなりました。

 一番困るのは、家が昔の造りの隙間だらけの家なので、家の中にムカデが侵入することです。家のあちこちに凍殺ジェットを用意して遭遇すると即・・・・という感じですが、寝ているときに刺されるとどうしようもありません。腫れ方が普通でないので、病院へ行きます。お医者さんがこの腫れ方はムカデでしょうと言うので、刺されているところを見たわけではないので確証はありませんが、おそらく刺すのは小さいムカデのようです。一昨日の夜中に左手を刺されてグローブのように腫れあがり病院へ行ったら、お医者さんにも薬局の薬剤師さんにも、「去年の今頃、やっぱり虫刺されで来てますね。」と言われるほどです。私の夏の夜中の虫刺されは年中行事のようになっています。それにしても夫と同じ部屋に寝ているのに、私だけ刺されるのが不思議です。