連日30℃を超え、今日などは私の家の軒下で35℃を記録し、まるで梅雨明けしたような猛暑です。気象予報士の予想では、来週早々に梅雨明け宣言が出るのではないかと言っていました。6月中に梅雨明けするのは、異例のことだそうです。観測史上最速の梅雨明けになるかもしれないそうです。今年は空梅雨になりそうですね。
19日から26日まで筑波実験植物園で、つくば洋蘭会主催の夏の洋蘭展が開かれているので、見に行って来ました。シルバー世代は入園料が無料なのがうれしいです。
時節がらカトレア・パープラタがたくさん展示されていました。いつもながら愛好家が丹精込めて大株に仕立て、たくさんの花を付けているのに驚かされます。
↑ ↓ カトレア・パープラタ
↑ ↓ カトレア・パープラタ
↑ パープラタ・カーネア ↓ パープラタ・ワークハウゼリー
パープラタは私の好きなカトレアの一つです。私の温室では、今年はパープラタはルビーしか咲いていないので、パープラタがたくさん見られてうれしかったです。
パープラタの血を引き継いでいる交配種のカトレアやパープラタに似たカトレアも今が花の時期なので、たくさん並んでいました。
↑ パカビア ↓ テネブロッサ・オーレア
↑ ロバータ・ジェニー
↑ デンドロビューム・シルシフローラム ↓ スタンホペア
スタンホペアは植物園で育てられている印象がありましたが、個人で育てて見事に開花させているのに驚きました。珍しいランとの出会いがあるのも、ラン展の魅力です。
↑ ↓ バンダ
↑ ミニアタム ↓ セロジネ・パンドウラタ
↑ ↓ パフィオペディルム
↑ シネンシス(和名ネジバナ)
ラン展に出かけたのは、去年の秋以来です。ランの季節がやってくるとあちこちで開かれるラン展へ(遠くは東京まで)足を運んでいましたが、コロナ以来、めっきり足が遠のきました。東京のラン展は電車で行かなければならないので行けないし、近場のラン展は行きたくても開催されません。唯一つくばラン展なら車で出かけられますし、去年の秋も、今回もちょうどコロナ感染者が減少している時期と重なりました。やっぱりランはいいなあと思います。40年近くのお付き合いですから。
それにしても、いろいろな花に興味を持ち過ぎて、ランの世話が疎かになっていることに気付き、反省するばかりです。展示されているランを見て、あのランもあるのに咲かないでしまった、あのランもあったのに枯らしてしまった、もっと手をかけてあげれば、私の温室のパープラタも花を咲かせたはずなのにと・・・・・。