昨夜、やっとまとまった雨が降りました。私の所では恵みの雨になりましたが、埼玉では豪雨になり被害が出ているようです。最近の雨は降れば豪雨災害が起き、降らない所には水不足になるほど降らず、両極端です。
今回はまつこの庭で咲いているヘメロカリスです。
ヘメロカリスは、ユリ科の植物で、日本や中国に自生しているキスゲやカンゾウを交配してできた園芸種です。
今、まつこの庭ではあちこちでヤブカンゾウが咲いています。八重咲きで、八重咲きのヘメロカリスに影響を与えたと言われています。
ヘメロカリスは第二次世界大戦後、アメリカを中心に品種改良が行われ、最近は日本でも盛んに行われ、毎年新しい品種が誕生しているようです。色は白に近いものから、黄、オレンジ、赤、紫など、形や大きさは大輪、小輪、丸弁、剣弁、咲き方は一重、八重、二色、フリンジ、スパイダーなどバラエティーに富んでいます。
☆☆☆ 一重咲き ☆☆☆
ちょっと黄緑色が入っていますが、これが一番白に近いヘメロカリスのようです。
☆☆☆ 八重咲き ☆☆☆
☆☆☆ 2色咲き ☆☆☆
☆☆☆ フリル咲き ☆☆☆ 花弁のふちが波打っています。
☆☆☆ スパイダー咲き ☆☆☆
花弁が細長く、反り返っています。ねじれているものもあります。
ヘメロカリスは、ギリシャ語でhemer(1日)callos(美)が語源となり、1日限りの美を意味するそうです。英名はディリリイですが、day(1日)lily(ユリ)も同じで、1日花であることが名前の由来となっているようです。朝花が開いて夕方にはしぼんでしまいますが、次々に花を咲かせるので、開花期は比較的長いです。花によって時期が違うので、私の庭では、5月の終わりごろから7月いっぱいごろまで花が咲きます。
3年目のコロナの夏を迎え、ついに第7波に入ったようです。感染者が第6波の倍になるのではないかと危惧されています。私の住む茨城は今のところ、増加が他の県に比べると緩やかのようですが、油断はできません。マスクなしの生活はまだまだ先になりそうです。