9月になりました。ここ2,3日台風の影響で雨が降り、涼しくなりました。
田んぼの稲は穂が色付き、頭を垂れて収穫の時を待っています。
まつこの庭では、秋の花が咲き始めました。
そこかしこに秋の気配を感じるようになりました。
↑ ヒガンバナ お彼岸のころに咲くのでヒガンバナの名があるのですが、例年私の庭ではお盆の頃には咲き始めます。今年は少し遅れているようです。
↑ シュウカイドウ ↓ シュウメイギク・ダイアナ
シュウカイドウもシュウメイギクもこぼれ種からどんどん増えるので、秋のまつこの庭はこの2つの植物が、庭のあちこちにピンクの固まりを作ります。
↑ ↓ ワレモコウ
↑ リンドウ
秋の七草と言うと、ハギ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、ススキ、ナデシコ、キキョウのことですが、そのうちのオミナエシとキキョウが咲き始めました。
↑ オミナエシ ↓ キキョウ
↑ 青花フジバカマ(ユーパトリューム)
青花フジバカマはフジバカマと言っても、北アメリカ原産で、秋の七草のフジバカマではありません。日本のフジバカマの花に似ているので、この名があります。
秋の実りを迎えて、実が付いている植物もあります。
↑ ヒャクメガキ 私の庭で1番早く食べられる柿で、少し色付いてきました。
庭ではツクツクホウシが盛んに鳴いていますが、夫はツクツクホウシは「ツクツクホウシ、ツクツクホウシ、しぶいよ~、しぶいよ~、ジー」と鳴いていると言うのです。夫は子どもの頃、大人に「ツクツクホウシは柿はまだ渋いよー、あと少ししないと食べられないよーと言って鳴いている」と言われて育ったそうです。私が子どもの頃にはそんなことを言われた覚えがないのですが、地方によって違いがあるのかもしれません。
カラスウリの実は秋が深まると朱赤になり、縞模様が消えます。
↑ ジュズダマの花と実 (丸い玉の上の白い糸のようなものがめしべ、垂れ下がっているのがおしべです。)
秋を迎え、ますます色鮮やかになっている植物もあります。
↑ ヒャクニチソウ 百日草と言うだけあって、長く咲き続けています。今では背丈が1mぐらいになりました。花友2人から花苗をもらい、大輪咲き、小輪咲き、2色咲き、一重咲き、八重咲きと色とりどりににぎやかなヒャクニチソウの花壇になりました。雨にも日照りにも強そうで、まだまだ花を楽しめそうです。ヒャクニチソウを庭に植えたのは初めてで、新しい発見があり、来年も是非植えてみようと思います。花友に感謝です。
気象庁が関東地方の最も早い梅雨明けとしていた「6月27日ごろ」を平年より4日遅い「7月23日ごろ」に大幅修正したのには驚きました。毎年夏の終わりに梅雨入りと梅雨明けの見直しがあることは知っていましたが、こんなことは初めてです。確かに梅雨の戻りと言われて雨が続いた時期もあったようですが、私の住む地方はほとんど雨が降らず、今年の梅雨は短かったなと言う印象で過ごしてきました。異常気象が続き、日本から四季が無くなったと言われるほどですから、これからこのようなことは普通になるのでしょうね。