夕方庭に出ると強い香りが漂ってきます。甘さはなくちょっときつめの香りです。香りの主はヒイラギの白い花です。この花が咲くと初冬に入った事を感じます。
白い小さな花で目立たないので、見逃しやすいです。遠くから見ると花が咲いていることが分かりづらいですが、
近づいてみると白い花が咲いていることが分かります。
昨年から木全体にびっしりと花を付けるようになり、香りも強烈になり、花を見なくても花が咲き始めたことが分かるようになりました。
ヒイラギはモクセイ科の常緑小低木で、福島以西の本州、四国、九州、沖縄、台湾の山地に自生しています。キンモクセイの仲間だそうですが、ヒイラギの花は甘い香りはしません。たとえようのない香りで、私はこの香りはあまり好きではありません。ヒイラギは雌雄異株だそうですが、この木は翌年の6月ごろに青く熟した実が見られるので、雌株だと思います。雄株の花は甘く香るのかもしれません。
ヒイラギは、昨年より2週間ぐらい開花が早かったようです。去年の今ごろは皇帝ダリアや校庭ヒマワリが咲き始めたのですが、今年はまだ咲いていません。あと2、3日かかるでしょう。
↑ 皇帝ダリアのつぼみ ↓ 皇帝ヒマワリのつぼみ
しかし八重咲きの皇帝ヒマワリは1週間ぐらい前から咲き始めています。
八重咲きは一重咲きの皇帝ダリアの花の半分ほどの大きさです。八重咲きと言っても半八重咲きで、一重咲きも混じって咲いています。
背の高さはやはり3mぐらいあり、屋根の上の方で、小さな花をたくさん咲かせています。白の八重咲きの皇帝ダリアもあるのですが、まだつぼみが見えないので、今年も花を見ることはできないでしょう。
他にもこんな花が咲いています。
↑ バラ・カクテル ↓ バラ・スイートマザー
↑ バラ・ペーパームーン ↓ バラ・コーネリア
↑ ↓ キク(かがり火弁)
↑ キクの寄せ植え(キクの選定した枝を挿したもの)
↑ ↓ ヒメツルソバ
↑ ↓ キチジョウソウ(吉祥草)
キチジョウソウはユリ科の多年草で関東以西、四国、九州のやや湿り気のある日陰に群生しています。この花が咲くと吉事があるという言い伝えからこの名があるそうです。葉の根元から10㎝前後の花茎を伸ばし、小さなピンク色の花を付けます。
私の庭は湿り気が多いので、キチジョウソウにとっては居心地が良いらしく、とにかく増えます。雑草防止には貴重な存在です。根の張りが浅いので置いただけで根付き、増えすぎたときには抜きやすいので、重宝しています。
ヒイラギやキチジョウソウの花が咲くと、冬の訪れを感じます。
11月の初めから少しずつコロナ感染者が増え始めていましたが、世間ではやっと第8波に入ったと騒ぎ始めた(?)ようです。2週間後には第7波を超えるだろうとの予想です。いろいろと制限がなくなり、最近はマスクなしの人も見かけるようになり、第8波はどんな風に感染が拡大するのか、感染者数は?どんな変異株が流行するのか?とても不安です。自分でできることで気を付けていくしかないですね。