11月もあと少しです。この時期としては比較的暖かな日が続いていますが、それも今月いっぱいとかで、来月からは冬らしく寒くなるそうです。
今回は10月にまつこの庭の温室で咲いたランです。
☆☆☆ カトレアの仲間 ☆☆☆
↑ ↓ マキシマ・シンセリティ
マキシマは、南米太平洋側のエクアドル、コロンビア、ペルーなどに自生しています。リップ(唇弁)の網目模様が特徴的です。日本では秋から冬にかけて開花します。エクアドルでは、クリスマスの花と呼ばれているそうです。
このシンセリティは花弁が全体的に淡いピンク色で、とても丈夫でよく増えます。
↑ ポーシャカニザロ 背が高くなりますが、花は小ぶりで多花性です。
↑ ↓ ロエブリング
☆☆☆ コチョウランの仲間 ☆☆☆
↑ ドリチノプシス ↑ ↓ 同じ株に咲いたミニコチョウラン
上のコチョウランはガクに当たる部分が小さく、正面からは見えなくなっています。最初に咲いた下のコチョウランとは別の茎に咲きましたが、同じ株に咲いた花とは思えないほどです。
☆☆☆ シンビジウムの仲間 ☆☆☆
今年はシンビジウムの開花が早いようです。例年なら暮れごろから咲き始めるのですが、今年はもう咲いているものがあり、つぼみが大きく膨らんでいるものもあります。
↑ ↓ テーブルシンビジューム・のぞみ
もともとはシンビジウムは背丈が1mぐらいあるのが普通の大きさですが、手軽に飾れるようにと小型のシンビジウム同士を交配して作られたのが、テーブルシンビジュームです。大きくても50㎝ぐらいの背丈です。
↑ ↓ 和ラン・草薙
和ランはシンビジウムと東洋ランとの交配で作られたシンビジウムで、背丈がそれほど高くなく、花も小さく少ししか付けません。草薙はシュンランとの交配で作出されたので、花は緑色で、株元に2,3輪の花を付けるのが特徴です。
ランではないですが、ちょっと珍しい花が咲いています。
↑ ↓ クラリンドウ(学名 クレロデンドルム・ウオリッキー)
クラリンドウはインド原産のクマツヅラ科の植物で、クサギの仲間です。クサギのような臭いはありません。英名でグレープバニラと言うそうですから、むしろバニラのような良い香りがあると言われているのですが、私にはその香りは感じられません。長く下垂した茎に白い花をたくさん付けるので、やはり英名でブライダルベールと言う別名もあるそうです。耐寒温度が0℃前後だと言うので、温室に入れています。花が終わるとクサギのような実を付けるそうです。
11月になってから増え始めたコロナ感染者も思ったような急拡大は免れたようですが、暮れからお正月にかけての拡大、インフルエンザとの同時流行が心配されているようです。私はインフルエンザの予防接種を済ませました。5回目のオミクロン対応のコロナワクチンも12月半ばに予約が取れたので、ちょっと安心しているところです。