今日から12月、今年も残すところあと1カ月となってしまいました。
初冬のまつこの庭は、11月に霜が降りることがなかったので、皇帝ダリアや皇帝ヒマワリなどが盛りを迎え、冬とは思えぬ景色を見せています。
皇帝ダリアは3か所に6株植えてありますが、1株から5,6本の茎が上がるので、倒れそうになりながらもたくさん花を付け、それはそれは見事です。最初に咲いた花は散り始めました。1週間早く咲き始めた八重咲きの皇帝ダリアは花がだいぶ痛みました。
つぼみだった白の八重咲きは依然としてつぼみのままで、咲く前に霜害に遭いそうなので、つぼみの付いた枝を切って温室に取り込みました。無事咲いて欲しいです。
皇帝ヒマワリは1株なのですが、やはり花茎が7本上がったので、皇帝ダリア同様倒れながらもたくさん花を付けました。
皇帝ダリアも皇帝ヒマワリも咲き始めてから2週間の間、花を楽しませてくれました。明日からは霜が降りそうなので、花は今日限りかもしれません。
今日は曇り空で寒い1日になりそうですが、まつこの庭にはまだ秋の名残があります。
↑ バラと白のジンジャー、白の八重咲き皇帝ダリア、トウゴマなどの花や葉がまだ色を保っています。
↑ スモークツリーの紅葉 ↓ ドウダンツツジの紅葉
↑ クロモジの黄葉 ↓ ブルーベリーの紅葉
↑ チョコレートコスモス・ノエル ↓ 百日草
この百日草は驚くべきことに7月から咲き続けています。さすがに花が痛みましたが、処分するにはもったいないと思い、霜が降りるまで残すことにしました。百日草は名前の通り、花期が長いことで知られていますが、100日どころか5カ月150日も咲いているので、驚きです。花友からもらった苗を植えたものですが、花友が驚くほど大きく育ち、長い間花を楽しませてもらって、本当に感謝です。
↑ ↓ ブルークローバー
ブルークローバーはマメ科の植物で、名前にクローバーが付いていますが、クローバーの直接の仲間ではないそうです。クローバーはヨーロッパ、北アフリカ原産で、花期は5~10月に対して、ブルークローバーは中国西部~ヒマラヤ、東アフリカ原産で、花期は10月~5月だそうです。葉の形が似ているので、この名があるそうです。別名ブルーオキザリスとも言うそうです。ブルークローバーは夏の間枯れそうになっていたのが嘘のように、涼しくなるにつれどんどん回復し、たくさん花を付けました。株分けしなければならないほどの旺盛な回復力です。私もクローバーの仲間だと思っていたので、夏に枯れたようになり、涼しくなると回復するのが何か変だと思っていたのですが、クローバーとは別のものだと分かって、納得出来ました。
冬の花も咲き始めました。
↑ ヤツデの花 ↓ ツバキ・西王母
これからの季節、本格的な冬がやってくると、まつこの庭は花がなくなり寂しくなりますが、玄関前のビオラや温室のラン、椿の花が中心になります。年が明ければ、クリスマスローズも咲き始めるでしょうから、冬は冬なりのまつこの庭が楽しめると思います。