まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

2022年も終わり、年末のまつこの庭

 今年を振り返ると、3年目を迎えたコロナ、異常気象による災害(洪水、干ばつ、大雪など)、そしてロシアのウクライナへの軍事進攻など暗いニュースが多かったように思います。TV番組の中で、今年のキーワードとして、「物価高」「行動制限緩和」「エネルギー危機」を挙げていましたが、これらは前述したことに起因しています。そしてこのキーワードに象徴されることとして、ふるさと納税の返礼品のトレンドの変異があったそうです。以前はなかなか手に入らないようなもの、食べられないようなものを希望する人が多かったそうですが、今年はトイレットペーパーに人気が集まり、返礼する側も日用品や旅行券、電気代など今まで考えてなかったようなものを返礼品として用意しているそうです。お正月のおせちも返礼品で揃えようと考えている人もいるとか。それにしても「ところでふるさと納税ってなんだっけ?」と思ってしまいますよね。

 今回は今年最後の「まつこの庭」で、年末のまつこの庭の様子です。

 連日の冷え込みですっかり霜枯れてしまいましたが、ところどころに秋の名残りの木の実や咲き始めた冬の花が見られます。

↑ スモークツリーの紅葉   ↓ フクレミカンの実

↑ ユズの実    ↓ フユイチゴの実

↑ 赤くなり始めたアオキの実    アオキは3~5月に褐色や緑色の花が咲きますが、実は秋から冬にかけて赤く色付き、翌年の4月ごろまで実が残ります。花と赤い実が同時に見られることもあります。

 竹やぶの中には万両、千両、百両などが自生していて、昨年はたくさん実を付けたのですが、今年は実付きがあまりよくありませんでした。千両は実どころか株も見当たりませんでした。出入り自由なので、掘り上げてお持ち帰りした人がいるようです。

↑ カラタチバナ(百両)    ↓ カラタチバナの白実

    ↑ ↓ 万両の実

 冬の花も咲き始めました。

↑ ↓ ソシンロウバイ

 ロウバイは中国原産で、日本へは江戸時代初期に渡来したそうです。1~2月に香りのよい小さな花をびっしりと付けます。私の家のロウバイは例年、暮れから咲き始めます。まだほとんどがつぼみです。

↑ ツバキ・姫侘助   ↓ ツバキ・さつま

↑ 和ラン・草薙   ↓ 和ラン・いろはいろ

 和ランと言うのは、シンビジュームと東洋ランとの交配でできた小型のシンビジュームのことです。最近はシンビジュームと言うと、この和ランとテービルシンビジュームと言われる小型のシンビジュームが主流です。

↑ クリスマスローズ・ピンクフロスト  ↓ クリスマスローズ・ノイガーのつぼみ

 1月から3月のまつこの庭は、ツバキやラン、クリスマスローズの花が次々に咲き、冬は冬で花の楽しみがあります。

 年末から年始にかけて、今年は行動制限が無いので、人の流れが大きくなりそうです。増えそうでなかなか感染爆発とはいかないコロナ第8波ですが、茨城はすでに第7波ぐらいの規模になっているので、油断はできません。お正月は家で静かに過ごすつもりです。

 今年1年まつこの庭にお付き合いいただきましてありがとうございました。

 皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。