12月7日は二十四節気の一つ大雪(だいせつ)でした。山に降っていた雪が、木の葉がすっかり散り終えた里にも降るようになり、季節は真冬へと向かうころです。日本海側は大雪(おおゆき)になっているようです。
今朝、私の家の軒下で-5℃、昨日の朝は-2℃と冷え込みました。昨日までいくらか痛みは見られましたが、元気に花を咲かせていた皇帝ダリアや皇帝ヒマワリは、一晩でダメになりました。
↑ 昨日の皇帝ダリア ↓ 今日の皇帝ダリア
↑ 昨日の皇帝ヒマワリ ↓ 今日の皇帝ヒマワリ
↑ 昨日のエンゼルトランペット ↓ 今日のエンゼルトランペット
もう少し皇帝ダリアや皇帝ヒマワリの花を楽しめるかと思っていたのですが、さすがに-5℃の冷え込みは一瞬で植物たちにはダメージを与えるのですね。真冬になったことを認めざるを得ませんね。
一方、まつこの庭ではまだ秋の名残りも見られます。
↑ ↓ ドウダンツツジの紅葉
↑ 日向のクロモジの黄葉 ↓ 日陰のクロモジの黄葉
↑ ヒイラギの花 ↓ 椿・荒獅子
↑ ローヤガキの実 ↓ ビナンカズラの実
枯れたジンジャーの花柄の中に
こんな赤い実を見つけました。初めて見る実です。
これはジンジャーの実です。
昨日まではジンジャーはまだ花を咲かせていました。1つの株の中に、花の咲いている茎と咲きガラとなった茎と実が生った茎と一度に見られたのです。
ジンジャーを育てるようになって10年近くなりますが、ジンジャーの実を見たのは初めてです。花友たちも初めてだと言っていたので、ジンジャーの実はかなり珍しいものだと思います。今年は初夏にコンニャクの実も見られました。カキやユズなど食べる実は不作で外れ年でしたが、めったに実を付けない植物にとっては当たり年だったのかもしれませんね。
今朝の強い冷え込みで庭に咲く花は全部と言ってよいほどダメになりましたが、温室ではこんな花が咲き始めました。雲南月光花(ウンナンゲッコウカ)と白花皇帝ダリアで、去年より10日早い開花です。
雲南月光花は、中国やインド原産のアマ科の半耐寒性常緑低木で、花期は1月~3月です。温室へ入れているせいか早く開花します。冬から春にかけて鮮やかな黄色の花を咲かせるので、中国では迎春柳(ゲイシュンヤナギ)と呼ばれるそうです。
白花皇帝ダリアは八重咲きの皇帝ダリアの白花で、八重咲きと言っても中心のおしべが弁化したアネモネ咲きで、花径は9~12㎝ぐらいです。白花はピンク花に比べ開花が遅く、外で地植えした白花皇帝ダリアが花を咲かせたのを見た事がありません。それで霜が降りそうだという時につぼみが付いた茎を切って、水の入ったバケツに入れて温室の中に入れておきます。例年は12月の半ばごろに開花するのですが、今年は少し早かったようです。
先日私の家のパソコンに「トロイの木馬」の詐欺メールが届きました。夫がユーチューブを見ていた時、突然警報音が鳴り「トロイの木馬に感染した」と表示されたそうです。パソコンの操作が疎い私より疎い夫は慌てて「安全に・・」というところをクリックしてしまったようです。私が呼ばれて行った時には連絡先の電話番号が出ていて、私が「これは詐欺だ」と言ったとたんに夫はブチっと電源を切ってしまいました。もう一度パソコンの電源を入れるとまた同じ画面が出て来ました。電源を切ってパソコンクリニックへ持っていって、直してもらいました。実際はトロイの木馬に感染しているのではなく、不安を煽って画面の表示に従わせてお金などをだまし取るようです。もしそのような詐欺メールがまた来たら、強制終了すればよいようです。私の家のパソコンはセキュリティ対策は万全なはずなのに、広告などに巧妙に仕組まれているのだそうです。ちょっと怖い体験でした。