まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

夏のまつこの庭 ④ 大暑のころ

 連日熱中症警戒アラートが出ています。22日は二十四節気の一つ大暑でした。8月7日の立秋の前日まで一年中で一番暑い時期となります。梅雨が明け、本格的な夏を迎えるころですが、最近は梅雨入り前から猛暑続きで、大暑の時期は災害級の暑さとなっていて、熱中症で緊急搬送される人が多いようです。

 私にとってこの大暑の時期は、子どもの頃から「梅雨明け」「夏休み始まり」「ミンミンゼミ」の3つがセットになって記憶されていたのですが、最近はミンミンゼミが梅雨明けと同時には鳴かなくなり、8月に入ってからのことが多いように思います。これも異常気象の影響なのでしょうか。

 今まつこの庭はフロックスの花が盛りです。

↑ ミスティックグリーン    ↓ ブラインドライオン

 ブラインドライオンは花弁がなく、この花形を長期間保ちます。

↑ フジヤマ   ↓ キャンディーツイスト

 フロックスは北アメリカ原産のハナシノブ科の多年草で、日本へは大正時代に渡来したそうです。和名は草キョウチクトウで、オイランソウと言う別名もあります。フロックスの花の香りは粉っぽい感じがしますが、昔花魁が使っていたお化粧の白粉(おしろい)の香りがするので、この名があるようです。私の子ども時代はオイランソウと呼び、色水遊びをしたものです。花色は赤、紫、ピンク、白、青、それらの複色など多彩です。

 湿り気の多い私の庭とは相性が良いらしく、大株に育ちます。夏の私の庭の定番となっています。繰り返し咲くので、重宝しています。↑ エキナセアの花   ↓ エキナセアのシードヘッド(種)

↑ ナツズイセン   ↓ パイナップルリリー(花の重みで倒れました。)

↑ リアトリス   パイナップルリリーのように穂状に咲く花は、ほとんどが下から上へと咲きあがっていくのですが、リアトリスの花は変わっていて、上から下へと咲き下りていきます。

↑ ハグロトンボ (胴がメタリックな緑色をしているのはオスだそうです。)

↑ ヤブランの花   ↓ ギボウシの花

↑ ↓ 八重咲きオオハンゴンソウ

 オオハンゴンソウ特定外来生物に指定されていますが、八重咲きはそれほどの繁殖力はないようで、私の庭では増えません。

↑ カクタス咲きダリア   ↓ ポンポン咲きダリア

↑ バラ・真宙(まそら)   ↓ オールドローズ・ブラッシュ・ノワゼット

↑ サンショウバラのローズヒップ   ↓ ホオズキの実

↑ サルスベリ   ↓ 山アジサイ・光月

 光月は若葉は黄緑色で花は山アジサイに多く見られるガク咲きです。今の時期になると半夏生のように葉色がクリーム色になります。花と葉色2つ楽しめるアジサイです。

↑ ポーチュラカの寄せ植え   ↓ 玄関前のコリウスサンパチェンス

↑ ↓ コリウス

↑ ペチュニア・ももいろハート   ↓ 斑入りミズヒキソウ

 連日の猛暑で、乾きが早く水かけに追われています。もともと湿り気の多い庭なので、地植えのものは今のところ必要ないですが、鉢植えはそうはいきません。市の防災放送が節水を呼び掛けているので、道楽で水を使うことにちょっと気が引けます。こんなに夏が暑いのでは、鉢植えのものを減らすことを真剣に考えなければなりませんね。

 

ホヤの花 2024-④

 18日に関東は梅雨明けして、毎日暑いです。今日は熱中症警戒アラートが出ていて、朝から蒸し暑く、予報通りお昼には私の家の軒下で37℃を記録しました。22日は大暑ですから1年中で一番暑い時期を迎えます。昨夏以上に暑くなりそうです。

 今回はまつこの庭で咲いたホヤの花の4回目です。

 今回今年初めて咲いたホヤは、カウダータとパキグラタです。

↑ ↓ ホヤ・カウダータの花

↑ ホヤ・カウダータの花と葉  ↓ ホヤ・カウダータの葉

 ホヤ・カウダータの花はちょっと変わっていて、花の形は他のホヤと同じように星形ですが、花冠に毛がびっしりと付いています。副冠には付いていません。葉も変わっていて、表も裏もザラザラしています。寒くなると葉が赤く色付くことがあります。

↑ ↓ ホヤ・パキグラタの花

 ホヤ・パキグラタの花は花冠も副冠も白ですが、花冠の縁は後ろに反り返っています。(ボケた写真で見づらいですが。) 葉は肉厚でまるで多肉植物の葉のようです。

↑ ホヤ・パキグラタの葉    ↓ ホヤ・プビカリクスの花

↑ プビカリクス・レッドボタン  ↓ プビカリクス・ロイヤルハワイアンパープル

 ホヤ・プビカリクスもカルノーサと同じように変異が多く、花色がバラエティーに富んでいます。真っ白のものや真っ黒のものもあるそうです。

↑ プルプレオスカの花  ↓ 左プルプレオスカのつぼみ、右花

↑ ホヤ・カルノーサ・パーフェクトグリーンの花

↑ カルノーサ・コンパクタ   ↓ カルノーサ・パープル

↑ ↓ ホヤ・ロツンディフォリアの花

 私の温室はランが主人公でしたが、最近はホヤの方がよく咲くようになり、特に夏はランがほとんど咲かないので、ホヤがすっかり温室の主人公になってしまいました。

 あと1週間弱でパリオリンピックが始まります。3年前の夏、コロナの影響で開催が1年遅れた東京オリンピックを思い出します。オミクロン株の新しい変異種が出て、また世界的にコロナが流行し始めたそうです。最近はマスク姿の人が少なくなりましたが、まだまだ油断はできませんね。テロなどの心配もあり、無事パリオリンピックが開催され、日本人選手が活躍できることを願っています。




 

 

 

夏のまつこの庭 ③ もう秋の花が・・・

 今日は朝から晴れて、梅雨明けを思わせます。九州が梅雨明けの発表がありましたが、関東はまだのようです。ここ3日雨の予報でしたが、雨はほとんど降らず、降ってもしとしとと降る雨は以前の梅雨のようで、気温も高くなく過ごしやすかったです。連日報道される九州や静岡などの豪雨が嘘のようです。豪雨の被害に遭われた方には申し訳ないですが、連日の猛暑で体調不良になっていたので、水かけなどの庭仕事から解放されて、少しゆっくりすることができました。

 まつこの庭は夏の花がどんどん咲いています。同時にヤブミョウガヤブガラシ、カナムグラなどのツル植物が猛威を振るって制御不能になっています。ヤブミョウガは今真っ盛りで、庭のあちこちで白い群落を作っています。

 ヤブミョウガは白い小さな花をびっしりと付け、群生する姿はとてもきれいです。雑草防止になり、日陰を明るくするので、良しとします。(そもそもヤブミョウガ自体が雑草と言えるかもしれませんが。)ヤブミョウガは以前は竹やぶの中でひっそりと咲いていたように思いますが、いつのまにか庭へ進出してきていました。5,6年前だったような気がします。以前はお盆の頃に最盛期を迎えていたような気がしますが、年々花期が早くなっているような気がします。

 夏の定番植物のオシロイバナや百日草なども咲き始めました。

↑ ↓ オシロイバナ

 夏の定番のオシロイバナは1年草と思われていますが、私の庭では宿根します。種から育つより開花も早いような気がします。

↑ 百日草   こぼれ種から育った株です。種を蒔いたものはまだ咲いていません。

↑ クレオメ   ↓ ヒメヒマワリ(ヘリオプシス) 

↑ ヤブカンゾウ   ↓ ヘメロカリス

↑ ↓ フロックス

↑ アガパンサス   ↓ 赤葉カンナ

↑ カサブランカ    ↓ ハエマンサス(熱帯アフリカ原産)

 ハエマンサスは熱帯アフリカ原産でヒガンバナ科の球根植物です。寒さに弱いので鉢植えにしています。一昨年手に入れ、その時はお盆の頃に開花しましたが、昨年は今ごろでした。本来はいつ咲くのが正解なのかは分かりませんが、やっぱり開花が早くなっているような気がします。   

↑  アメリカフヨウ

↑ ↓ マンデビラ・サンパラソル・ピーチオレンジ

 サンパラソル・ピーチオレンジは今年初めて見たので、新発売なのだと思います。サンパラソル・アプリコットより色が鮮やかで、花も大きいです。

 去年の今頃やっぱり記事にしていましたが、もう秋の花が咲き始めました。

↑ オミナエシ   ↓ シュウカイドウ

↑ ハギ   ↓ ワレモコウ

↑ ミョウガの花    ↓ ミョウガの葉

↑ ミョウガの株元で咲く花  ↓ 花が終わったミョウガの花

 秋の花とは言え、以前は咲き始めるのはお盆過ぎでした。お盆迄まだ1カ月もあり、あまりにも早すぎるような気がします。ミョウガは私の庭では夏ミョウガと秋ミョウガがあり、夏ミョウガはお盆の頃、秋ミョウガはお彼岸の頃と覚えていたのですが、やはり1カ月早いような気がします。

 異常気象の影響で、花の咲く時期が狂ってきているようです。例年なら・・・・とか、・・・・・のはずが、と言った言葉が通用しなくなりますね。


 









 

福神草(フクジンソウ)が咲き始めました ❣❣

 2日ほど雨で庭を見廻れなかったのですが、雨が上がり、庭を歩いていると福神草が咲き始めているのに気付きました。

 福神草はインド東部から東南アジアなどの熱帯地域に自生するショウガ科の塊根植物です。学名はコスツヌ・スペキオスス、和名は福神草(フクジンソウ)、大穂咲き菖蒲(オオホザキアヤメ)です。背丈は1~3mで、細長い葉がらせん状に付いています。花はつぼみの時は赤ですが、開花すると白いクレープペーパーのような白い花を咲かせます。花は1日花で、1度に1~3個の花を咲かせ、上へ上へと穂状に咲きあがっていきます。1カ月ぐらい咲き続け、100個ぐらいの花を咲かせます。

 ほとんどの福神草はまだつぼみかつぼみすら見えてない状態です。

↑ 手前はヤブミョウガ、後ろが福神草  

 私はブログを始めた2016年から福神草を育て始めたので、福神草の栽培歴はブログ継続年数と同じ9年目になりました。長く福神草を育てていて、今年2つ異変を感じています。

 1つは福神草が一部分ですが露地で冬越し出来たということです。福神草は熱帯植物なので、今までいろいろな冬越し方法を試しましたが、温室へ入れるか、発泡スチロールの箱などに入れて室内に取り込むか、1mぐらいの穴を掘って埋めるかしないと冬越しは難しかったのです。去年の晩秋、福神草を取り込むころ、あまりにも増えすぎた福神草を体力的にもてあまし、1/3ぐらいの福神草を掘り上げずに放置してしまいました。ところがその放置したものから芽が出たのです。しかも1か所だけでなく、3か所もです。

 1か所目は全株放置した場所で、10株ぐらい育っています。2か所目は、ジンジャーと一緒に冬越ししました。3か所目は全部掘り上げたと思った場所なので、掘り上げ忘れた株から新しい芽が出たと思われます。

↑ 左福神草、右ジンジャー    ↓ 掘り上げ忘れの株から

 2つ目の異変は、年々福神草の開花が早くなっていることです。1週間ほど前、福神草を譲った花友から福神草が咲いたというメールをもらい、あまりの早い開花に驚きました。年々開花が早くなっているなということは漠然と感じていました。我が家の福神草の開花日をブログで辿ってみると、2020年以前は7月の終り頃で26日~30日、2021,22年は更に1週間早い7月の23日ごろ、2023,24年は更に10日早い12日ごろと、夏の暑さが厳しくなるのと比例するかのように早まっています。

 昨日TVで、100年に1回咲くというリュウゼツランが、日本各地で一斉に開花期を迎えたというニュースがありました。日照量と気温が関係しているらしいと言っていましたが、異常気象が影響しているのでしょうね。我が家の福神草の露地での冬越しや早くなった開花も関係あるのかも知れませんね。

 

ヤマユリとカサブランカ

 連日熱中症警戒アラートが出るほど梅雨の中休みとは思えぬ猛暑が続いています。

 まつこの庭では今、ヤマユリやササユリ、カノコユリなどを元に交配されたオリエンタルハイブリッドリリーが盛りです。

↑ ↓ ヤマユリ

 ヤマユリは日本原産のユリで、本州のみにしかも東北、関東、東海地方に自生しています。白地に黄色の筋模様と赤の斑点が入り、花径が25cmぐらいになる大型の花を咲かせ、強い香りがあります。私の庭では例年シンクイムシやカタツムリなどの被害を受けてキレイに咲く事がほとんどなかったのですが、今年は花径が20cmぐらいの大きなきれいな花を咲かせました。香りも濃厚です。

 オリエンタルハイブリッドリリーの代表的な花はカサブランカです。

↑ ↓ カサブランカ

 花径が20cmぐらいあり、ヤマユリから黄色の筋模様と赤い斑点を取り除いたような花に見えますが、カノコユリとササユリの交配で、ヤマユリの血は入っていないそうです。ニュージーランドで育成され、オランダで大量に増殖され、世界中に広がったそうです。

 八重咲きのカサブランカもあります。まだ咲き始めたばかりで、花弁に緑色が残っています。

 黄色のカサブランカもあります。

↑ ↓ 黄カサブランカ(コンカドール)

 カサブランカには黄色の他にも赤や紫などもあります。今ではカサブランカを元に交配を繰り返して、様々なオリエンタルハイブリッドリリーが作出されているようです。

 私の庭では他にもこんなオリエンタルハイブリッドリリーが咲いています。

↑ テーブルダンス    ↓ スコーピオ

↑ ビッグスマイル    ↓ スターファイター

↑ ↓ 名前不明

 本当に今夏はユリがキレイに咲きました。年を越したユリやシーズンを過ぎたリーズナブルな球根を植えたユリも、驚くほどたくさん花を咲かせてくれました。まだつぼみのユリもあるので、あと少し楽しませてくれそうです。

 

夏のまつこの庭 ② 小暑のころ

 今日7月7日は五節句の一つ七夕の日です。1年に1度織姫と彦星が会うことを許されたと言う伝説のある日です。今まででしたら七夕のころは梅雨の真っ最中で天の川を見られることはほとんど無かったのですが、ここ何年かは晴れの事が多いようです。今日も朝から晴れて猛暑になりそうです。すでに30℃を超えています。40℃の予想が出ている地域もあるようです。

 昨日6日は二十四節気の一つ小暑でした。梅雨が明け、太陽がギラギラと照り付け、セミが鳴き、夏の花が咲き、夏本番を迎えるころです。8月7日の立秋まで暑中見舞いの時期です。今年は早い時期から暑さがやってきて、梅雨入りも遅れたのに、このところまるで梅雨が明けたかのような猛暑続きでしたが、来週にはまた梅雨が戻って来るそうです。私が経験してきた梅雨とは全く違った梅雨になってしまったようです。

 まつこの庭は小暑を迎え、セミ(おそらくニイニイゼミ)が鳴き始め、ユリやヘメロカリスなどの球根植物や、フロックスなどの夏の花が盛りです。

↑ ↓ シャンデリアリリー

↑ テーブルダンス   ↓ ビッグスマイル

 ユリはたくさんつぼみを付けましたが、茎にテッポウムシに入られ倒れてしまったり、花弁がカタツムリの食害に遭ってボロボロになったりして、なかなかキレイには咲いてくれません。かわいそうなほどです。

↑ ↓ ヘメロカリス

↑ ヘメロカリス   ↓ ヒメヒオウギズイセン

↑ ↓ アマリリス

 このアマリリスは芽が出始めた球根を半値以下の値段で買って来て植えたものですが、りっぱに花を咲かせてくれました。花好きにはこんなちょっとしたことが得した気分で、嬉しいんです。

↑ インドハマユウ    ↓ ヒオウギ

↑ ダリア・ポンポンショコラ  ↓ ダリア・ガッツアリア・フラミンゴ

 ダリアもユリと同じ被害を受けています。

↑ ↓ フロックス

 フロックスは宿根草で、私の庭とは相性が良いらしく毎年花を咲かせてくれて、手間いらずで重宝しています。夏の花の定番です。

↑ ↓ 庭の様子

↑ 庭の様子   ↓ 玄関前のサンパチェンスコリウス

↑ ヘリオプシス・バーニングハーツ  ↓ 温室で咲く木立ベゴニア

↑ ペチュニア・リトルロッカー  ↓ 夏から秋への寄せ植え

 梅雨とは言っても雨らしい雨が降らず、毎日水かけが大変です。また今年も水道の検針の人に「漏水しているのではないですか?」と心配をかけそうです。

 今日7日は東京都知事選挙の投票日です。夫は石丸さんの大ファンで、毎日ユーチューブを見ながら大騒ぎをしていましたが、今日で決着がつき家の中も静かになりそうです。日本を代表する東京の知事ですから、それにふさわしい人が選ばれることを願っています。






 

ホヤの花 2024-③

 今日は朝から晴れて、梅雨明けのような暑さです。空もすっかり夏の雲です。あちこちで熱中症アラートが出ているようです。私も熱中症には気を付けたいと思っています。

 今回はまつこの庭で咲いたホヤの花の3回目です。ホヤの花の最適な開花時期のようで、次々に花を咲かせています。

↑ カルノーサ・バリエガータ・リップカラー  ↓ リップカラーの葉

 カルノーサは沖縄に自生するホヤで、和名はサクラランです。花色がサクラを思わせることからこの名があるようです。

↑ カルノーサの花   ↓ カルノーサの葉

 このカルノーサは花や葉に変異が多く、もともとのカルノーサは葉が緑一色なのでパーフェクトグリーンと言い、この葉の外側にクリーム色の斑が入ったものをバリエガータと言いますが、そのクリーム色の斑がピンクや赤に変わったものをリップカラーと言います。リップカラーの花はパーフェクトグリーンの花よりピンクが濃いです。しかも花の軸も赤味がかっています。

↑ パーフェクトグリーンの花  ↓ リップカラーの花

 パーフェクトグリーンの葉の内側に斑が入ったものをエキゾチカと言いますが、花はパーフェクトグリーンの花と変わらないようです。

↑ エキゾチカの花  ↓ エキゾチカの葉

このクリーム色の斑がピンク色になったものもありますが、

私のところではまだ花を見た事がありませんが、花の色はきっとピンクが濃いと思います。葉が巻いたように変形したものはコンパクタと言いますが、小さな花はパーフェクトグリーンと同じぐらいの色形ですが、花の集まりはパーフェクトグリーンの半分ぐらいの大きさですが、綺麗な球体になります。

↑ ↓ カルノーサ・コンパクタの花と葉

 コンパクタは株がたくさんあるので色幅があり、ピンクの濃いもの淡いものとさまざまあります。

 今年初めての花を咲かせたのは、カーリーとベラです。

 カーリーはよくバレンタインデーの頃にラブラブハートの名でハート形の葉が1枚植木鉢に植えられて売られていることがありますが、あれがホヤ・カーリーです。
↑  カーリーの花    ↓ カーリーの葉

 あのハート形の葉っぱ1枚から茎が伸びて花を咲かせることはないようですが、葉をたくさん付けた株が観葉植物として売られているのはよく見かけます。

 ホヤ・ベラは別名セブンスターとも言われるように、茎の先に7つの小花を下向きに付けます。

↑ ↓ ベラの花

↑ ベラの花   ↓ ベラの花と葉

 他にもこんなホヤが咲いています。

↑ プビカリクスの花   ↓ プビカリクスの葉

↑ リモニアカの花    ↓ リモニアカの葉

↑ ヘウシュケリアナの花   ↓ ヘウシュケリアナの葉

ヘウシュケリアナの花はつぼ型で、これ以上は開きません。花冠の隙間からオレンジ色の副冠が見えるのがチャームポイントです。

↑ マチルダ    ↓ クロニアーナスプラッシュ

 温室の中にはまだ一度も花を見たことの無いホヤがあります。今年は珍しい花を見ることが重なったので、「もしかして初花を見られるホヤがあるかもしれない。」と密かに期待している私です。