9月になってから連日雨で気温も20℃前後で10月の陽気とかで、すっかり秋になってしまったかのようです。東京では9月上旬の雨量が平年の3,5倍、日照時間にいたってはわずか7,4時間と観測史上最低だったそうです。しばらく太陽を見ていないので、恋しいです。また真夏日がやって来ると予報では言っていますが、このまま寒くなってしまうのではないかとちょっと心配です。
まつこの庭では秋の花が咲き始めていますが、例年10月になってから開花するシモバシラが1カ月早く開花を始めました。



シモバシラは日本固有のシソ科の多年草で、関東以西から九州にかけての山地の木陰に自生しています。9~10月にかけて、葉の上部に伸びた花茎の片側に穂状の白い小さな花を付けます。小さな花は5㎜程度で、めしべ1本、おしべ4本でピンク色がかっています。花は筒状で元がくっついています。


写真を見ると分かると思いますが、花が片側に偏ってついています。
シモバシラは文字通り霜柱で、冬になると枯れた茎の根元に霜柱のような氷の結晶(氷の華)ができることからこの名があります。
(これは2025年の暮れにできたシモバシラの霜柱、氷の華です。)
シモバシラは冬になると茎は枯れますが、根は生きていて枯れた茎の導管が水を吸い上げ続けます。外気温が氷点下になると導管内部の水分が凍り、茎が裂けて氷の結晶ができます。これがシモバシラの霜柱、氷の華です。シモバシラは寒さに弱いので、ある程度暖かな地方に自生しますが、暖かな地方は冬に氷点下になることが少ないので、シモバシラの霜柱を見ることのできる地方は限定的だと思います。
過去のブログを辿ると私がシモバシラに出会ったのが2020年、私の庭では10月になってから花が咲くことが多いようです。2023年は7月と10月の2回花が咲いたとありますが、9月に開花したことはありませんでした。今年は少し早いです。急に涼しくなったからかもしれませんね。
同じシソ科のシソ(紫蘇)も花が咲いています。
↑ シソの花 ↓ 青ジソ(オオバ)の花

葉の形や花色は違いますが、シソの花とシモバシラの花はそっくりです。
他にもこんな初秋の花が咲いています。ヒガンバナは、お彼岸前に3番目の開花です。黒の茎のヒガンバナと同じ場所にあった緑の茎のもの(上の写真)と全く別の場所で咲いたもの(下の写真)です。


↑ 黄ヒガンバナ ↓ 白ヒガンバナ

黄と白のヒガンバナは例年お彼岸過ぎか10月になってから開花することが多いのですが、今年は少し開花が早いようです。
雨が多かったので、水かけから解放されたのは良いのですが、庭仕事が思うようにできず、まつこの庭は雑草やつる草ですっかりジャングル状態です。秋の庭仕事のシーズンが始まります。気持ちばかり焦りますが、とにかく少しぐらい暑くなっても、早く太陽の顔が見たいです。
↑ プルプレオフスカの花 ↓ プルプレオフスカの葉

↑ 3つ花を付けたカルノーサの大株 ↓ カルノーサの花
カルノーサは沖縄に自生しています。

↑ コンパクタの花 ↓ コンパクタの葉
↑ ケリーの花 ↓ ケリーの葉(ラブラブハート)
↑ カンフォリフォリアの花 ↓ カンフォリフォリアの葉とつぼみ
↑ ディーケアナの花 ↓ ディーケアナの葉
↑ ザンブラの花 ↓ ザンブラの葉
↑ カリストフィラの花 ↓ カリストフィラの葉
↑ ケンティアナの花 ↓ ケンティアナの葉
↑ ザンバレスの花 ↓ ザンバレスの葉
9月になりました。日中はミンミンゼミやツクツクボウシが鳴き暑いですが、夕方になるとヒグラシが鳴き、涼しい風が吹き、夜になるとスズムシやコオロギの鳴き声が聞こえてきます。残暑は残っていますが、秋の気配を感じるようになりました。

↑ ミズヒキ ↓ 白花ミズヒキ(ギンミズヒキ)

白の斑入り葉でも赤の花の場合もあれば、白の花の場合もあり、他の葉でも同様で、葉と花の色との組み合わせが幾通りもあり、面白い植物です。こぼれ種で増えるので、まつこの庭にはいろいろな組み合わせのミズヒキが庭のあちこちで花を咲かせています。
↑ ワレモコウ(バラ科) ↓ ハギ・江戸絞り(マメ科)
↑ ↓ シュウカイドウ(シュウカイドウ科、ベゴニア科)
↑ ヤブラン(キジカクシ科、又はユリ科) ↓ 白花ヤブラン
↑ ユーパトリウム(キク科、フジバカマの仲間) ↓ ニラの花(ヒガンバナ科)
↑ ↓ ジンジャー(ショウガ科)
↑ カンナ・ベンガルタイガー(カンナ科) 







↑ ↓ リコリス・スプレンゲリ
スプレンゲリはナツズイセンに似ているかもしれません。ナツズイセンは学名リコリス・スクアミゲケと言うそうです。 ↓ リコリス・スクアミゲケ
とは別のプルメリアも初めて咲きました。プルメリア・エピックで、赤い花です。
つぼみがいくつかあったのですが、落ちてしまいこれ一つしか花は咲きませんでした。雨が降ったり止んだりが多く、湿度が高かったせいかもしれません。一つでも花が見られたので、良しとしましょう。
アサガオの花?と思いますよね。これはサツマイモの花です。
この植物はイポメア・モリーナ・ライムハートという葉を鑑賞する植物です。イポメアはサツマイモのことで、このモリーナはサツマイモの園芸種で、もちろん地下にイモはできますが、鑑賞用で食用にはなりません。よく寄せ植えに使うことがありますが、今まで花を見たことはありませんでした。サツマイモにも、アサガオによく似た花が咲くということは知っていても、実際に花を見ることは稀です。私も初めて見ました。めったに見られない花が見られるのも、異常気象の影響でしょうか。




↑ デンドロビューム・ウシタエ ↓ マキシラリア・シュンケアナ
↑ 大輪コチョウラン(花径12㎝ぐらい) ↓ 大輪コチョウラン(花径10㎝ぐらい)
↑ ↓ ミディコチョウラン(花径6~8㎝ぐらい)
↑ ↓ ミニコチョウラン(花径4~5㎝ぐらい)











花弁は、細長い柄の先にフリフリした花弁が付いています。真ん中の短いおしべは黄色の葯を付けていますが、これは虫たちを呼び寄せるためのエサだそうです。長いおしべには黒っぽい葯が付いていて、これが受粉に関わるのだそうです。
↑ 夏祭り ↓ ブラックパール
↑ ↓ 福神草(フクジンソウ)
↑ ↓ レンゲショウマ(蓮華升麻)
↑ ↓ ボタンヅル(牡丹蔓)











(手前の紫色の植物はトウゴマ(唐胡麻)です。)



↑ 咲き始め ↓ 咲き進み(開花後1週間ぐらい)
↑ 開花後10日(ほぼ茶色っぽくなったので全部開花したと思われます。)