梅雨明けから10日、アブラゼミの鳴き声に混じってやっとミンミンゼミやヒグラシが鳴き始めました。以前は梅雨明けと同時に暑くなりミンミンゼミが鳴き始め、夏が来たことを感じたものです。最近は梅雨明けよりミンミンゼミが鳴くのより、猛暑が先にやってくるようになり、夏の感じ方が変わってきたように思います。
今、まつこの庭では夏の花が盛りです。花の1日の開花サイクルは大きく3つに分けられるそうです。1つ目はアサガオのように朝開いて夕方しぼむ「朝咲き」、2つ目は月下美人のように夜間に開いて朝しぼむ「夜咲き」、3つ目はヒマワリのように昼夜問わず開いたままの「常時咲き」だそうです。植物は体内時計を使って、光や温度の変化を感じ取り、開花時間を決めているそうです。多くの花は常時咲きだそうです。
まつこの庭では、夏の花でも夜咲きに当たるオシロイバナ、クレオメ、カラスウリの花が盛りです。
オシロイバナ(白粉花)は、名前から日本原産かと思いますが、ペルーなどの南アメリカ原産で、オシロイバナ科の多年草で、江戸時代初期に観賞用として入って来たそうです。日本の冬が越せないので、長く一年草扱いでしたが、温暖化により根がイモ状になり冬を越し、宿根草として野生化しているそうです。私の庭では宿根したものが群生しています。こぼれ種からも庭のあちこちに育っています。種子の中には白い粉状のものが入っていて、白粉(おしろい)のように見えることからこの名があります。





花は夕方(4時ごろ)開き、芳香があるので夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。英名はフォーロック(4時草)と言います。朝には花はしぼんでしまいます。ロート状の花弁に見えるものはガクで、付け根にあるものは総苞で、オシロイバナには花弁はないそうです。
クレオメ(西洋風蝶草)は、アルゼンチンやパラグアイなど南アメリカ原産で、フウチョウソウ科の一年草で、日本へは明治時代初期に伝わったそうです。私の庭ではこぼれ種から毎年育って花を咲かせています。嫁いで来た時にはこの花が庭にあり、毎年繰り返し花を咲かせてきたので、もう50年近いです。

夕方(4時ごろ)から開花を始め、お昼前にはしぼんでしまいます。4枚の花弁と長い蕊が特徴で、花弁が風に舞う蝶のように見え、西洋から伝わったことから西洋を入れて、和名が付けられたそうです。長い蕊から連想して、英名はスパイダーフラワー(クモの花)だそうです。


咲き始めは色が濃いピンクで、萎れかけた白い花と2種類の花が咲いているように見えますが、咲き進むと色がだんだん薄くなり、朝には白くなります。


この色変化から酔蝶草(スイチョウソウ)の別名もあります。
カラスウリは日本、中国原産で、ウリ科のツル性の塊根をもつ多年草です。雌雄異株で、雌株には雌花、雄株には雄花が咲きます。花は雌花も雄花もほとんど同じで、雌花にはウリ科植物の特徴である子房(花の元にある膨らみで、やがて実になるもの)が付いているので、区別できます。




カラスウリは日没後(7時ごろ)、白いレースのような花弁を開き始めます。このレース状のものは花弁の縁が糸状に裂けたもので、完全に広がると径7~10㎝ぐらいになるそうです。カラスウリはこの怪しく不思議な花でスズメガを呼び寄せ、受粉をするそうです。日の出前には花は縮んでしまいます。
カラスウリの名前の由来は2通りあって、1つは「唐朱瓜(からしゅり)」で、中国(唐)から伝わった朱墨の色がカラスウリの実に似ていたので、「カラシュリ」と名付け、それが「カラスウリ」に変わったとする説、2つ目は同じウリ科のスズメウリより実がずっと大きかったのでカラスが食べるのだろうと「カラスウリ」とする説だそうです。
この3つの植物は夜咲きと言っても、完全な夜咲きはカラスウリだけで夜だけしか見られませんが、オシロイバナとクレオメはまだ明るい内に花が見られます。もう一つ3つに共通しているのは、1日花で、1回花が咲いたら終わりということです。カラスウリは開花期間が限られていて今ですが、オシロイバナとクレオメは次々に花を咲かせ、夏中楽しませてくれます。クレオメにいたっては、去年は11月まで花が咲いていました。
一昨日の熊本地震には驚きました。観測史上初めて同一地域で震度7を2日続けて記録し、本震と思われた地震が余震だったという異例の地震とされ、同一場所での地震発生率は0~0,9%と言われていたそうです。10年後にまた震度7の地震に見舞われるとは、誰も予想していなかったでしょう。TVの報道などで、被害に遭われた方々は口々に前の地震より揺れが大きい、前より被害が大きいとか言っているようです。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。前回とは違い、猛暑の中での避難生活は想像を絶すると思います。どうぞ一刻も早く日常生活に戻れることを祈念しています。
私は1000年に1度という東日本大震災を経験しましたが、15年も経つと警戒心が薄れてきています。1000年に1度は1000年後ではなく、100年後かもしれないし、10年後かもしれないし、最悪の場合明日かもしれないと心して生活しなければとつくづく思いました。
<お知らせ>
PCのメンテナンスのために少しの間ブログをお休みします。







↑ ↓ コンカドール(黄カサブランカ)
↑ ヤマユリ ↓ ウエディングマーチ(ヤマユリの交配種)
↑ ↓ カノコユリ
↑ ↓ プルメリア・カルフォルニア・サンセット









↑ ヤブミョウガ(ツユクサ科) ↓ ミョウガ(ショウガ科)
↑ フクジンソウの葉 ↓ ヤブミョウガの葉
↑ ミョウガの葉(ショウガ科)
↑ ミョウガの花 ↓ フクジンソウの花
↑ ヤブミョウガの花
普段うどんやそばの薬味として食べているミョウガ(茗荷)は、ミョウガのつぼみなのです。ミョウガは花が咲く前に収穫してしまいますが、自然にほおっておくと、フクジンソウのように花が上へ上へと咲きあがっていきます。

























↑ ハマナスの花(ピンク)と実(赤) ↓ 花
↑ ミニトマトのようなハマナスの実 ↓ トベラの実



↑ 私の家からお嫁に行った福神草 ↓ キャンバスプランター








玄関の中に私が以前出していた花だよりが飾ってあったのです。ブログを始める前に花友に花だよりを月1回出していて、一昨年まで続けていたのですが、目の不調でブログだけにしたのです。その最後の1年間の花だよりが額に入って飾ってあったのです。こんなに大事にしてくれているんだと思い、有難く嬉しく思いました。
↑ エキナセア ↓ フロックス
↑ アカンサスモーリス ↓ ダリア・ガッツアリア
↑ ストケシア ↓ 黄花ストケシア
↑ ↓ モナルダ・プンクタータ
↑ ↓ アメリカノウゼンカズラ
↑ ボタンクサギ ↓ 温室の中で咲く木立ベゴニア
↑ アウグスタ・ルイーゼ ↓ いおり
↑ ピエール・ドゥ・ロンサール ↓ 真宙(まそら) 
↑ ↓ オミナエシ
↑ ↓ ハギ(江戸絞り)
↑ ↓ シュウカイドウ(秋海棠)
↑ ↓ ヤブミョウガ
↑ ↓ レンゲショウマ
↑ ミョウガの花芽 ↓ フクジンソウ(福神草)の花芽
↑ シクラメンの花芽 シクラメンにいたっては、これは狂い咲きとしか言いようがないですね。シクラメンは、夏は葉を落として休眠するのですが、今年は葉を落とさないシクラメンが多いです。