まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

夜咲きの花 オシロイバナ、クレオメ、カラスウリ

 梅雨明けから10日、アブラゼミの鳴き声に混じってやっとミンミンゼミやヒグラシが鳴き始めました。以前は梅雨明けと同時に暑くなりミンミンゼミが鳴き始め、夏が来たことを感じたものです。最近は梅雨明けよりミンミンゼミが鳴くのより、猛暑が先にやってくるようになり、夏の感じ方が変わってきたように思います。

 今、まつこの庭では夏の花が盛りです。花の1日の開花サイクルは大きく3つに分けられるそうです。1つ目はアサガオのように朝開いて夕方しぼむ「朝咲き」、2つ目は月下美人のように夜間に開いて朝しぼむ「夜咲き」、3つ目はヒマワリのように昼夜問わず開いたままの「常時咲き」だそうです。植物は体内時計を使って、光や温度の変化を感じ取り、開花時間を決めているそうです。多くの花は常時咲きだそうです。

 まつこの庭では、夏の花でも夜咲きに当たるオシロイバナ、クレオメ、カラスウリの花が盛りです。 

 オシロイバナ(白粉花)は、名前から日本原産かと思いますが、ペルーなどの南アメリカ原産で、オシロイバナ科の多年草で、江戸時代初期に観賞用として入って来たそうです。日本の冬が越せないので、長く一年草扱いでしたが、温暖化により根がイモ状になり冬を越し、宿根草として野生化しているそうです。私の庭では宿根したものが群生しています。こぼれ種からも庭のあちこちに育っています。種子の中には白い粉状のものが入っていて、白粉(おしろい)のように見えることからこの名があります。

 花は夕方(4時ごろ)開き、芳香があるので夕化粧(ユウゲショウ)の別名もあります。英名はフォーロック(4時草)と言います。朝には花はしぼんでしまいます。ロート状の花弁に見えるものはガクで、付け根にあるものは総苞で、オシロイバナには花弁はないそうです。

 クレオメ(西洋風蝶草)は、アルゼンチンやパラグアイなど南アメリカ原産で、フウチョウソウ科の一年草で、日本へは明治時代初期に伝わったそうです。私の庭ではこぼれ種から毎年育って花を咲かせています。嫁いで来た時にはこの花が庭にあり、毎年繰り返し花を咲かせてきたので、もう50年近いです。

 夕方(4時ごろ)から開花を始め、お昼前にはしぼんでしまいます。4枚の花弁と長い蕊が特徴で、花弁が風に舞う蝶のように見え、西洋から伝わったことから西洋を入れて、和名が付けられたそうです。長い蕊から連想して、英名はスパイダーフラワー(クモの花)だそうです。

 咲き始めは色が濃いピンクで、萎れかけた白い花と2種類の花が咲いているように見えますが、咲き進むと色がだんだん薄くなり、朝には白くなります。

この色変化から酔蝶草(スイチョウソウ)の別名もあります。

 カラスウリは日本、中国原産で、ウリ科のツル性の塊根をもつ多年草です。雌雄異株で、雌株には雌花、雄株には雄花が咲きます。花は雌花も雄花もほとんど同じで、雌花にはウリ科植物の特徴である子房(花の元にある膨らみで、やがて実になるもの)が付いているので、区別できます。

 カラスウリは日没後(7時ごろ)、白いレースのような花弁を開き始めます。このレース状のものは花弁の縁が糸状に裂けたもので、完全に広がると径7~10㎝ぐらいになるそうです。カラスウリはこの怪しく不思議な花でスズメガを呼び寄せ、受粉をするそうです。日の出前には花は縮んでしまいます。
 カラスウリの名前の由来は2通りあって、1つは「唐朱瓜(からしゅり)」で、中国(唐)から伝わった朱墨の色がカラスウリの実に似ていたので、「カラシュリ」と名付け、それが「カラスウリ」に変わったとする説、2つ目は同じウリ科のスズメウリより実がずっと大きかったのでカラスが食べるのだろうと「カラスウリ」とする説だそうです。

 この3つの植物は夜咲きと言っても、完全な夜咲きはカラスウリだけで夜だけしか見られませんが、オシロイバナとクレオメはまだ明るい内に花が見られます。もう一つ3つに共通しているのは、1日花で、1回花が咲いたら終わりということです。カラスウリは開花期間が限られていて今ですが、オシロイバナとクレオメは次々に花を咲かせ、夏中楽しませてくれます。クレオメにいたっては、去年は11月まで花が咲いていました。


 一昨日の熊本地震には驚きました。観測史上初めて同一地域で震度7を2日続けて記録し、本震と思われた地震が余震だったという異例の地震とされ、同一場所での地震発生率は0~0,9%と言われていたそうです。10年後にまた震度7の地震に見舞われるとは、誰も予想していなかったでしょう。TVの報道などで、被害に遭われた方々は口々に前の地震より揺れが大きい、前より被害が大きいとか言っているようです。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。前回とは違い、猛暑の中での避難生活は想像を絶すると思います。どうぞ一刻も早く日常生活に戻れることを祈念しています。

 私は1000年に1度という東日本大震災を経験しましたが、15年も経つと警戒心が薄れてきています。1000年に1度は1000年後ではなく、100年後かもしれないし、10年後かもしれないし、最悪の場合明日かもしれないと心して生活しなければとつくづく思いました。

 

  <お知らせ>

   PCのメンテナンスのために少しの間ブログをお休みします。

 

夏の花 5 カサブランカ

 早朝7時からコサ(木障)払いがありました。コサ払いというのは、地域の人たちが集まって、道路に伸びてきて視界や通行を邪魔する木の枝を払ったり、雑草を刈ったりする作業を言います。AI君によるとこの言葉は主に茨城で使われる言葉らしいです。猛暑が予想されたので、早朝からの作業でしたが、今日は比較的涼しくスムーズに作業が進みました。梅雨明けから猛暑続きであまりにも暑かったので、気温が3℃ぐらい下がっただけでも涼しい(いや十分に暑い!!)と感じる感覚がおかしいです。5日連続続いた酷暑日ですが、今日も酷暑日地点はあるのでしょうか。

 まつこの庭では、ユリのカサブランカがあちこちで咲いています。


 カサブランカは背丈が1,5~2mぐらいあり、花径20㎝ぐらいある白い大きな花を咲かせます。ユリの女王とも言われ、結婚式のブーケやプレゼントなどに使われます。

 カサブランカは約50年ほど前にオランダで日本固有種のカノコユリとサクユリから交配作出され、世界中に広まった銘花です。サクユリはヤマユリの変種とされているので、カサブランカはヤマユリの仲間でもあります。カサブランカ(casablanca)はモロッコの都市名ですが、スペイン語でcasaは「家」、blancaは「白い」という意味があるそうです。白い大きな花をたくさん付けた姿からのネーミングのようです。世界で大ブームを引き起こしたそうですが、日本ではバブル期と重なり爆発的なブームになったようです。高級ホテルやクラブ、パーティーや結婚式、トレンディドラマなどでふんだんに飾られ、需要が高まり、1輪1000円、1本3000~4000円と言う高値が付いたそうです。それまで日本はユリを輸出する方だったのですが、逆輸入する立場になったそうです。

 毎年ユリをたくさん育てていますが、つぼみの段階でシンクイ虫に茎に穴を開けられたり、開花しても花弁をカタツムリに食害されてボロボロになったりすることが多く、今年も例外ではなかったのですが、それでもカサブランカはたくさん花が咲きました。よく見るとカタツムリに食害された花弁も見られます。植えたことも忘れたような所でもたくさん咲いて、自分でも驚いています。

 カサブランカ以外のユリは少ししか咲きませんでした。

↑ ↓ コンカドール(黄カサブランカ)


↑ ヤマユリ  ↓ ウエディングマーチ(ヤマユリの交配種)

↑ ↓ カノコユリ

 

 最近気になっているのは、夏だと言うのにウグイスが鳴いていることです。ウグイスというと春に鳴くのが普通ですが、夏になってからも何度か聞いています。調べてみたら、「ホーホケキョ」と鳴くのはオスで、今の時期に鳴くのは多くは自分の縄張りを主張するためだそうですが、春にパートナーを見つけられなかったウグイスが夏になってもパートナーを求めて鳴いていることもあるのだそうです。繁殖の時期が遅れているということは、異常気象の影響もあるようです。異常気象によってひなの餌が不足したり、親鳥の体の準備や子育てのタイミングがずれたり、最初の卵や巣が天候の悪化などによってダメになると繁殖をやり直すケースが出て来たりするそうです。ちょっと気になることを調べると異常気象の影響を受けていることが多い事に今更ながら気付きます。山火事や洪水など大掛かりな現象もありますが、身近な花や鳥、虫などにも影響が表れていることを痛感します。

初めてプルメリアが咲いた ❣❣

 3連休の最後の日20日に関東地方が梅雨明けしました。その日から猛暑続きで、連日熱中症警戒アラートが出ています。今年初めて採用された40℃以上の日を表す酷暑日も昨日3か所で記録しました。6月からの梅雨の時期があまりにも涼しかったので、急に暑くなった感があり、なかなか暑さに慣れず、1日を過ごすのが大変です。庭仕事も今は朝の水かけだけにしています。

 まつこの庭では、もう何年も観葉植物扱いだったプルメリアにやっと花が咲きました。珍しい花大好きの私はいろいろな植物を集め、その中でもハンカチの木、プルメリア、ストレリチア、ヒスイカズラ、バニラ(ラン)など一度も花を咲かせたことが無く、観葉植物化させていました。中には10年以上経っているものもあります。それらの中で今年初めてプルメリアが花を咲かせました。

↑ ↓ プルメリア・カルフォルニア・サンセット

 プルメリアはキョウチクトウ科の熱帯植物で、キューバ、メキシコなどの熱帯アメリカが原産です。シンガポールなどの熱帯アジアやハワイなどで多く栽培されているようです。ハワイではレイに使われることで有名です。

 プルメリアは大きくルブラ系とオブツサ系に別れるそうです。ルブラ系は一般的で、花色が赤、ピンク、黄、オレンジなどで、今出回っているのはルブラ系とその交配種が多いそうです。オブツサ系は白い花中心だそうです。

 プルメリアは温度さえあれば1年中開花しているそうですが、日本では寒くなると葉が落ち休眠します。外に置きっぱなしでは枯れてしまいますが、室内ならば冬越しできます。私は1年中温室へ入れっぱなしでした。それが花が咲かない原因だったようです。夏場はしっかり太陽に当てる必要があったようです。またある程度大きくならないと花は咲かないそうです。1mの大きさが目安だそうです。昨夏は日に当てるようにし、リン酸分の多い肥料をあげることを心がけたところ、今年開花に至りました。

 この花芽を持ったカリフォルニア・サンセットは高さが1mぐらいあり、枝が3つに分れています。この枝が3つに分かれるというのが、開花の条件のような気がします。お店に花を付けて並んでいる株は大抵3つに分かれているように思うからです。調べてみたところ、やはりこの枝が3つに分かれるのは、花が咲く準備ができたというサインらしいです。

 他にも茎が3本に別れても花が咲かないもの、茎1本だけで1m近く伸びたもの、高さが30㎝ぐらいのものなど大小10鉢ぐらいあります。今年1株開花したことで、他の株も何年か根気強く育てれば、花が咲きそうな気がしてきました。挿し木苗から大体3~5年で花が咲くそうです。プルメリアの花期は6月から10月だそうなので、もしかしたらこれから咲くものもあるかもしれません。




 

夏の花 4 福神草(フクジンソウ)

 真夏のような猛暑が続いているのに、なかなか梅雨が明けません。連休明けには明けるだろうとは言っていますが。

 まつこの庭では、福神草(フクジンソウ)が咲き始めました。真夏の花というと、私はこの花を真っ先に挙げます。

 赤いつぼみから真っ白なクレープペーパーのような1日花を1~3輪咲かせます。

 フクジンソウは、ショウガ科の塊根植物で、インド東部からマレー半島にかけての東南アジア原産です。学名はスペキオスス、和名がフクジンソウ(福神草)です。私の庭で育て始めてちょうど10年です。ブログと同じ年です。育て始めたころは、開花は7月の終り頃でした。年々暑さが増すようになってから、開花時期が早まり、今は7月の半ばには咲いてしまうようになりました。10年前は珍しい植物で、ネット検索しても詳しい情報は得られず、試行錯誤しながら育ててきました。その記録のブログが、今でも検索するとトップに出てきます。数年前、花友の友人がフクジンソウの育て方の情報を見つけたからと持って来てくれたのが、何と私のブログの記事だったという笑い話もあります。最近は、花木センターや園芸センターにも並ぶようになり、通販雑誌などにも載るようになり、ネット販売もされるようになりました。名前が大分知られるようになりました。

 フクジンソウは9月の終り頃まで、毎日数輪ずつ、赤い咲きガラを残しながら上へ上へと咲き続けます。

 私の庭にはこのフクジンソウとそっくりな植物がいくつか群生しています。

↑ ヤブミョウガ(ツユクサ科)   ↓ ミョウガ(ショウガ科)

 特にヤブミョウガは葉の形、付き方など区別が付かないほどそっくりで、花が咲くまで気付かない事があります。

↑ フクジンソウの葉   ↓ ヤブミョウガの葉

↑ ミョウガの葉(ショウガ科)

 ミョウガはフクジンソウと同じショウガ科ですが、葉の付き方が全く違うので、すぐ分かりますが、ヤブミョウガはツユクサ科で、ショウガ科でもないのにフクジンソウにそっくりというのがとても面白いです。

 花が咲くと、

↑ ミョウガの花   ↓ フクジンソウの花

↑ ヤブミョウガの花

 やっぱり花は同じショウガ科だけあって、ヤブミョウガよりミョウガの方が似ています。フクジンソウとヤブミョウガは頭頂に花を咲かせますが、ミョウガの花は株元近くに花だけの茎を出して花が咲きます。        ↓ ミョウガの花芽(つぼみ)

普段うどんやそばの薬味として食べているミョウガ(茗荷)は、ミョウガのつぼみなのです。ミョウガは花が咲く前に収穫してしまいますが、自然にほおっておくと、フクジンソウのように花が上へ上へと咲きあがっていきます。

 フクジンソウとミョウガは熱帯植物なので、外で冬越しができません。塊根を室内に取り込むか、1mぐらいの深さの穴を掘って貯蔵するかの方法しかなかったのですが、最近の温暖化で暖冬なら外でも冬越しできることが分かりました。ヤブミョウガは耐寒性のある宿根草なので、容易に冬越しし、匍匐性の茎で増えたり、種から増えたりして群生します。もうすぐ、フクジンソウとヤブミョウガの花で、夏の白い庭になるでしょう。

 






 

 

 

ハエマンサスがもう咲いた ❣❣

 7月も半ばとなってしまいました。まるで梅雨が明けたような猛暑続きですが、まだ関東地方の梅雨明けの発表はありません。明けたらもっともっと暑いのでしょうね。

 まつこの庭では、夏なのに晩夏や秋の花が咲き始めた事を先日ブログに載せましたが、やっぱり晩夏咲きのハエマンサスが咲いてしまいました。

 ハエマンサスはアフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。日本へは明治時代に観賞用として入って来たそうです。アフリカ原産だけあって寒さに弱いので、冬は温室へ入れておきます。すっかり出すのを忘れていて、気付いた時には花が咲き始めていました。この鉢には3球球根が埋め込まれているので、全部咲いたことになります。

 ハエマンサスは直径15㎝ぐらいの巨大な赤い線香花火のような花を咲かせます。和名は線香花火、英名はフットボールリリーと言うそうです。花弁もしべも細く赤い色をしているので区別がつきにくいですが、花茎の元でカールしているのが花弁、黄色の葯が付いているのがしべです。

 ハエマンサスは育て始めてから6年目ですが、今まではお盆過ぎに咲いていました。早くても8月に入ってからなので、1カ月以上早い開花です。ハエマンサスはヒガンバナと同様に花が先に咲き、葉は後から出てくると言われているのですが、私の庭のハエマンサスは葉芽と花芽が同時に出てきます。花が終わってから葉が大きく展開します。秋には葉が枯れて冬は休眠します。

 先日咲き始めた晩夏に咲くレンゲショウマも花がどんどん咲いています。

 レンゲショウマは、日本固有種で、キンポウゲ科の山野草です。東北地方南部から近畿地方に自生します。クリスマスローズの仲間です。

 梅雨が明けたら、順番も時期も関係なく夏の花が一斉に咲きそうです。賑やかな夏になりそうです。

 先日鉾田の海へ行った帰り道、花友のOさんの庭も見せてもらいました。

 今の時期に咲くヘメロカリスやエキナセア、アジサイなどが咲いていました。Oさんの庭も手入れが行き届いていて、雑草など見当たりません。ネコ害に困っているという話でしたが、それを感じさせないほどきれいに咲いていました。花友の庭を見学するのは、とても楽しいし、いろいろと新しい発見もあり、花の楽しみの一つです。

 やっとニイニイゼミが鳴き始めました。私の庭は雑木林や竹林に囲まれているので、色々なセミの鳴き声を聞くことができます。例年なら6月に入るとニイニイゼミ、梅雨に入るとヒグラシ、梅雨が明けるとミンミンゼミ、盛夏にはアブラゼミ、9月になるとツクツクボウシと言うようにセミの鳴き声がリレーしていきます。ところが今年はその気配がなく心配していたのですが、1カ月遅れてやっとニイニイゼミの鳴き声を聞くことができました。セミの世界も異常気象の影響があるようです。




 

鉾田の海を見に ❣❣

 鉾田へ海を見に花友5人でドライブに出かけました。今回の案内人は鉾田に住むEさんです。鉾田までは約1時間、Sさんが運転です。(Sさん、Oさん、私の3人は同じ市内ですが、Nさんは笠間に住んでいます。)久しぶりの海、初めてのEさんのお庭訪問とみんな楽しみにしていました。

 最初は海です。鹿島灘海浜公園へ。 鉾田の大竹海岸は海水浴場として有名ですが、今夏は砂浜の浸食などで危険なので、海水浴場としては解放していないそうです。

 なぜか牛や羊のモニュメントが。

 展望台からは遠く左手に大洗、右手に鹿嶋が見えました。私は海は3年ぶりですが、みんな数年ぶりの海で、何十年ぶりという花友もいて、みんなこれで元気に夏が越せそうだと大喜びでした。

↑ ハマナスの花(ピンク)と実(赤)  ↓ 花

↑ ミニトマトのようなハマナスの実   ↓ トベラの実

 茨城県はハマナスの太平洋側の南限地で、鉾田より南にある鹿嶋が南限だそうです。鉾田にはハマナスの自生地がいくつかあるようで、以前訪れた事がありますが、株が少なくがっかりしたことを覚えています。

 トベラは公園で見た事がありましたが、「えっ!?こんな所に、まさかトベラじゃないよね?」と思いました。よく街路樹や公園樹として植えられることが多いそうですが、もともとは海岸に自生しているものなのだそうです。初めて知りました。帰り際に車の中からオレンジ色のカンゾウのような花が見えました。まさかヤブカンゾウではないとは思いましたが、カンゾウの仲間でハマカンゾウでした。海辺の植物についてたくさん発見がありました。

 次に向かったのは直売所です。日本一を誇るメロンの生産地の中でも、鉾田は茨城県一のメロンの産地なのでたくさん並んでいました。花友たちはメロンを見ていましたが、私が見るのはやっぱり花。珍しい花がありました。初めて見るヨウラクホオズキ(瓔珞鬼灯)の実でした。成熟すると実はオレンジ色になるようです。

 ヨウラクホオズキは江戸時代に作出された鬼灯の園芸種だそうです。細長く曲がったバナナのような形の実が垂れ下がった様子が、仏様の首飾り(瓔珞)に似ているからだそうです。種子が出来ないので、株分けで増やすそうです。

 お昼はEさんが予約しておいてくれました。私としたことが、デジカメで写真を撮るのを忘れてしまいました。美味しかったランチの写真を載せられずに、ちょっと残念。この日は朝から晴れて暑かったので、ゆっくり食事をとって、休憩しました。

 もう1軒直売所に寄ってお土産のメロンや花を買って、次は、Eさんのお庭訪問です。

 大株の柏葉アジサイとアナベルがお出迎えです。

↑ 私の家からお嫁に行った福神草     ↓ キャンバスプランター

 福神草はお嫁に行ってからもう7,8年経つと思いますが、大事にしてくれていることが分かり、嬉しいです。キャンバスプランターは、花友みんなが一緒に作ったものです。おしゃべりしながら作業したことを懐かしく思い出します。

 Eさんのお庭はバラが多いですが、残念ながら花の時期が終わっていて、ちょっと残念でした。今はアジサイの時期でいろいろなアジサイが見事に咲いていました。私の庭と違って手が入って、草が生えていないのが凄いです。まだお仕事を続けながらですから。私など庭仕事を仕事にしているのに、草ボウボウの私の庭がちょっと恥ずかしいです。

 とても嬉しい事がありました。どうしても見てもらいたいと言うので、見たら、

玄関の中に私が以前出していた花だよりが飾ってあったのです。ブログを始める前に花友に花だよりを月1回出していて、一昨年まで続けていたのですが、目の不調でブログだけにしたのです。その最後の1年間の花だよりが額に入って飾ってあったのです。こんなに大事にしてくれているんだと思い、有難く嬉しく思いました。

 5人の花友はフラワーパーク主催のバラマイスター研修、バラボランティア活動で知り合いました。吊るし雛やキャンバスプランーなどを一緒に作ったり、ギャザリングを習ったり、最近は食事会やミニ旅行などに出かけています。年老いてから「花好き」という共通の趣味で成り立っている花友のグループは何にも代えがたい存在です。

 今回は特にNさん、Sさんにお世話になりました。有難うございました。

 







 

夏なのにもう秋の花が?

 7日は二十四節気の一つ小暑でした。夏本番の始まりです。まつこの庭は夏の花がどんどん咲いています。

↑ エキナセア    ↓ フロックス

↑ アカンサスモーリス   ↓ ダリア・ガッツアリア

↑ ストケシア   ↓ 黄花ストケシア

↑ ↓ モナルダ・プンクタータ

↑ ↓ アメリカノウゼンカズラ

↑ ボタンクサギ   ↓ 温室の中で咲く木立ベゴニア

 バラの2番花も盛りです。

↑ アウグスタ・ルイーゼ    ↓ いおり

↑ ピエール・ドゥ・ロンサール   ↓ 真宙(まそら)  

 まつこの庭では、まだ梅雨も明けないのに、もう秋の花が咲き始めています。年々秋の花が早くなっていることは感じていましたが、7月も始まったばかりでは、いくら何でも早すぎませんか?

↑ ↓ オミナエシ

↑ ↓ ハギ(江戸絞り)

↑ ↓ シュウカイドウ(秋海棠)

 オミナエシとハギは秋の七草に入っています。シュウカイドウは漢字で書くと秋の文字が入るように、秋の花です。いくら早くても私の庭では、これらの開花はお盆を過ぎてからでした。ところが今年は6月の終り頃から咲き始めてしまいました。2カ月近く早い開花です。5月があまりにも暑く、6月が涼しかったので、秋が来たと勘違いしてしまったのでしょうか?

 夏は、初夏(立夏~小暑)、盛夏(小暑~立秋)、晩夏(立秋から処暑)の大きく3つに分けられ、それぞれを代表する花がありました。たとえば私の庭で例を挙げるなら、初夏はアジサイ、ユリ、盛夏はフロックス、サルスベリ、フクジンソウ(福神草)、晩夏はルドベキア・タカオ、ダリア、ヤブミョウガなどですが、最近は花が咲く時期や順番など関係なく咲くようになったと思います。

↑ ↓ ヤブミョウガ

 

 ヤブミョウガもお盆過ぎに咲き始めるのですが、今年は6月の終り頃から咲き始め、庭のあちこちに「夏の白い花の庭」を作っています。

 6月の初めのブログに、オミナエシとレンゲショウマにつぼみが見えたことを載せましたが、レンゲショウマも咲き始めました。

↑ ↓ レンゲショウマ

 レンゲショウマは例年お盆過ぎに咲きます。2カ月近く早い開花です。

 他にもこんな早すぎるものがあります。

↑ ミョウガの花芽    ↓ フクジンソウ(福神草)の花芽

 私の庭にはミョウガは夏ミョウガと秋ミョウガの2種類があって、夏ミョウガはお盆のころ、アキミョウガはお彼岸のころに花が咲いたのですが、1カ月半ぐらい早いです。福神草は例年7月の終りごろですが、半月ぐらい早い開花になりそうです。

↑ シクラメンの花芽     シクラメンにいたっては、これは狂い咲きとしか言いようがないですね。シクラメンは、夏は葉を落として休眠するのですが、今年は葉を落とさないシクラメンが多いです。

 

 今日は青空が広がり、梅雨明けのような空です。まだ気象庁は関東地方の梅雨明け宣言をしていませんが、梅雨明けは間もなくでしょう。