「まつこの庭」で一番最初に春を告げる花木はしだれ梅ですが、次はサクランボの花です。子どもの小学校の卒業記念樹です。しだれ梅より背が高く、6、7メートル位になっていると思います。例年お彼岸には満開になっていたのですが、今年はお彼岸に入ってから、咲き始めました。満開になるのには、あと1週間ぐらいかかるでしょう。
↑ サクランボの花 咲き始めはピンクですが、だんだん白に変わります。
↑ まだまだ花がまばらなサクランボの枝の様子。
春を告げる花として、「まつこの庭」にはカワヅザクラもありますが、この木はまだ小さく、私の背丈ぐらいなので、例年満開になれずに葉桜になってしまいます。なぜかと言うと、ピンクの花びらを小鳥が食べてしまうからです。花弁を1、2枚ぐらい残しておしべとめしべだけという悲惨な姿にしてしまうのです。しだれ梅にも小鳥がたくさん来ていますが、大きな木ならば小鳥も食べきれないでしょうが・・・。早く大きくなることを願うだけです。 ↓ 可愛そうなカワズザクラの花
↑ 紫花菜(ムラサキハナナ) この花はたくさんの名前をもっています。和名は花ダイコン、紫金草(シキンソウ)紫花(ムラサキバナ)などです。正式名称は植物学者の牧野富太郎博士が名付けたオオアラセイトウだそうです。中国では諸葛菜(ショカツサイ)、紫羅蘭(ズーローラン)などと呼ばれているそうです。
↑ 去年夏越しして今年咲いたシクラメン ↓ レウシア
<元気を取り戻した玄関前のパンジー・ビオラの寄せ植えプランター>
↓ 温室の中で、卵から孵るカマキリの赤ちゃんたち
デコポンの木に産み付けられたカマキリの卵から、外より一足早く赤ちゃんが誕生しました。カマキリの赤ちゃんは1㎝ぐらいの大きさです。デコポンの葉の裏に付いた黒いポツポツはアブラムシなのですが、生まれてさっそくアブラムシを食べて、一人前にお仕事をしています。本能って凄いですね。あやうくアブラムシ退治の殺虫剤をかけるところでした。
温室の中では、他にナナフシの赤ちゃんやアオガエルも見かけました。ナナフシの赤ちゃんもやはり1㎝ぐらいの大きさで、半透明な感じでした。ナナフシの赤ちゃんを見るのは初めてだったので、どんな卵なのか知りたかったのですが、あいにく1匹だけで、すぐに姿を見失ってしまい、カメラにおさめることも、卵を突き止めることもできませんでした。
お彼岸が過ぎれば、本格的な春の到来です。ヒメコブシやミツマタ、ジンチョウゲなどの花木、チューリップやスイセンなどの球根植物など、楽しみがいっぱいです。毎日庭に出るのが、ますます楽しくなると思います。