まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

挿し木苗の福神草に花が咲きました !!

 このところ梅雨のような天気が続き、福神草には程よい雨だったようで、1週間のうちにグングンと背が伸び、地植えにした挿し木苗の福神草の茎は6本になり、赤いつぼみに白い花が咲きました。球根から育てた福神草に遅れること3週間でした。

f:id:myuu-myuu:20170817133802j:plain球根から育てた福神草に比べると、花の大きさは2/3ぐらいで、5㎝ぐらいです。小さくても花の形は同じです。つぼみの数は圧倒的に少ないです。しかし、この挿し木苗の福神草の良いところは、背丈が40~50㎝ぐらいで、花が見られるところです。球根から育てた福神草は、背丈が小さくても80㎝ぐらいで花が咲き、普通は1m~1.5mぐらいで花を咲かせます。場所を取らずにコンパクトに花を楽しむことができます。

f:id:myuu-myuu:20170817133906j:plain花が咲いている茎より後に出た2本の茎は、50㎝ぐらいになりました。花芽が見える頃にはもっと大きくなるでしょう。1週間前には株元の5㎝ぐらいだった芽が、20㎝ぐらいに伸びています。株元に7本目の小さな芽が出ています。凄いスピードで成長します。球根から育てた福神草はこんなに茎を出しません。

 

 昨年の11月、冬越し準備をしたときに、球根から切り取った茎を土や水に挿しておきました。冬の間に葉が落ちたり、茎自体が腐ってしまったりということはありましたが、何本かの茎は葉は落ちたものの茎の緑色は保たれたまま、特別の変化はありませんでした。土に挿したものより水に挿したものの方が残った茎は多かったように思います。土挿しするなら、節ごとに短く切ってから挿した方が良いようです。

 5月の連休ごろに福神草の球根を掘り起こしましたが、そのころ挿し木した茎の節(葉がついていたところ)から芽らしきものが出て来たのです。それから約3カ月半ぐらいでグングンと成長し、花が咲きました。挿し木苗の福神草でも、その年のうちに花を見ることが出来るという事が証明されたわけです。

 いつもの年ならまだまだ残暑が残り、福神草はあとからあとから茎を伸ばし、10月頃まで花を咲き続けるはずですが、今年はお盆の頃に9月下旬の陽気などと騒いているぐらいですから、挿し木苗の福神草全部が無事花を咲かせることができるかどうかちょっと心配です。