まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

福神草の植え付け

 福神草を育て始めてから今年で7年目です。例年なら5月の連休が終わるころに福神草の植え付けを始めるのですが、今年は重い腰がなかなか上がらず、と言うのも福神草が増えすぎて植えるのが億劫になったということや腰痛の心配があるからです。昨年けがをして入院していた花友から、6月になってから福神草を植えても花が咲いたと言う話を聞いていたので、少しぐらい遅れても大丈夫と思い、なおさら腰が重くなりました。重い腰がやっとあがったのは、5月も半ばです。暮れの内に福神草を譲る約束ができていたからです。温室に入れておいた発泡スチロールの箱から福神草の球根を出してみると芽が大きくなっていてびっくりです。

 翌日はもっと芽が伸びたような気がして、またビックリです。

 福神草はショウガ科の根茎植物なので、球根は食用のショウガにそっくりです。東南アジア原産で、スペキオススと言い、現地では食用にされることもあるそうです。

 取り敢えずギャザリングの先生の分2個と約束の鉢植えを10個作りました。

 それからは毎日少しづつ地植えをしています。以前福神草を譲った花友が冬越しに失敗した言うので、福神草をたくさん貰ってもらいました。あと1/3ぐらい残っています。5月中には何とか植え付けを終えたいと思っています。

 

<鉢植えの場合>

① 芽が2,3個付くように球根を分けます。(見やすいように洗いました。)

丸々として先が少し出っ張っているのが芽で3個見えます。へこんで丸いものは昨年の茎のあとで、やはり3個見えます。

② 鉢は8号程度の大きさのもの(球根に合わせて)、土は市販の培養土を使います。底に1握り程度の有機肥料を入れて土を乗せ(球根が直接肥料に触れないように)、その上になるべく球根の芽が中央に来るように置いて、球根が隠れる程度に土をかけ、水をたっぷりかけます。

<地植えの場合>

① 鉢植えと同じように芽が2,3個付くように分けます。大きいまま植えるとたくさん茎が上がりたくさんの花を付けて見事ですが、秋に掘り上げる時が大変になります。小分けにした球根を並べて植えるとよいかと思います。

② 1株に付き、大体50㎝四方の土地を深さ30㎝ぐらい耕し、スコップ1杯ぐらいの有機肥料と1握りの化成肥料を入れ、よく混ぜて平らにします。

③ ②の上に球根を置き、球根が隠れる程度の土を山形にかけ、たっぷり水をかけます。

 鉢植え、地植えともに植え付けから1か月ぐらいで5月の終わりごろから6月の初めごろには芽が出てくるのですが、今年は植え付けが遅かったので果たしてどうでしょうか。梅雨の時期に茎がぐんぐん伸びて7月の終わりごろには花が咲きます。10月いっぱい毎日1~3個ぐらいづつ白いクレープペーパーのような花を咲かせ続けます。

 例年より半月遅れた福神草の植え付けですが、これからの生長を見守っていきたいです。