まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

福神草の植え付け準備

 昨年の11月に、冬越しのために大量の福神草を温室に取り込みました。その福神草を植え付けるシーズンがやってきました。ゴールデンウイークの頃が最適な時期なのです。初めて手に入れた時に教えてもらいました。

 福神草を育て始めて4年目を迎えました。福神草は球根で増えますが、挿し木なども試し、年々福神草が増え、昨年取り込む時は近くに住む花友が手伝いに来てくれるほどでした。温室から出すのも大変だろうと今年は4人も花友が手伝いに来てくれました。例年なら1人で少しずつ出すのですが、今年は遅霜の心配があってなかなか出せなかっただけに、一気に出せたのでお手伝いは本当にありがたかったです。

 一昨年は鉢植えのものはそのまま取り込み、地植えのものは抜いた球根を発泡スチロールの箱に入れて土を被せましたが、温室に取り込むのも取り出すのも重くて大変だったのです。そこで昨年は鉢植えのものはそのまま取り込み、地植えのものはそのまま発泡スチロールの箱に入れたり、新聞紙にくるんで発泡スチロールの箱に入れたり、温室の隅に球根をそのまま置いて土をかけたり、できるだけ楽な方法で冬越しできる方法を探りました。初めて手に入れた時は、冬越しは1メートル穴を掘って埋めるという方法を教えて貰ったのです。温室での冬越しは試行錯誤の連続でした。

 穴を掘るのは大変なので、私の所からお嫁に行った福神草は、冬の間里帰りをしてゆっくりと休むという訳です。もちろん自分で穴を掘って、福神草を冬越しさせている花友もいます。

f:id:myuu-myuu:20190503191355j:plain↑ 冬越しした鉢植えの福神草(別の花友から預かったものです。)    

f:id:myuu-myuu:20190503193001j:plain↑ 鉢植え以外の球根の山(緑色をした茎が残っているものもあります。)

 花友たちは、鉢植え以外の大量の球根の土を落として、一つ一つ腐っていないかどうか確かめてくれました。その作業の様子です。

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 一部腐っている所もありましたが、どの方法でも温室(最低15℃設定)の中ならば、冬越し出来ることが分かりました。

 植え方を皆で確認しました。

 ① 芽が2つか3つ付く様に株分けをします。

 ② 地植えの場合は、50㎝四方の土地を深さ30㎝ぐらいよく耕して、スコップ1杯ぐらいの有機肥料と一握りの化成肥料を入れてよく混ぜて平らにします。

 ③ 福神草の球根を②の上に置いて、土を山形にかけ、水をたっぷりかけます。

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 ④ 約1か月後に芽が出ます。それからぐんぐん背丈を伸ばし、7月の半ば過ぎごろから花を咲かせます。10月頃まで白い清楚な花を咲かせ続けます。

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 鉢植えの場合は株分けしところからは新しい芽は出ないので、鉢の角に寄せて植えます。鉢の底に有機肥料を一握りぐらい入れます。

 確認をしていて、皆は穴を掘って、球根を埋めるものだと思っていたことが分かりました。土を平らにして球根を載せて土を山形にかける方法なら、冬越しのために掘り上げる時が楽なのです。

 山のようにあった福神草の球根も花友たちが持ち帰ってくれたので、半分ぐらいになりました。花友の手から、また別の友へと福神草の花の楽しみが広がってくれたらうれしいです。山のような球根を温室から出して、土を落として腐りを確認したり、持ち帰ってくれたり、本当に花友に感謝です。