今日7日は、二十四節気の一つ立冬です。立冬とは冬の始まりで、木枯らしが吹き、木の葉が落ち、初雪の便りが届くころです。
今朝私の家の軒下で3℃と今季一番の冷え込みでした。木枯らし1号も吹いたそうです。いつまでも暑さが収まらず、やっと秋が来たと思ったら、もう暦の上では冬です。暦の上だけでなく実際に「冬が突然やって来た」という感じです。本当に秋が短くなりましたね。
車で走っていて、稲刈りが終わっていない田んぼを見つけ、おやと思ったら、あまりにも背が低いのです。一度稲刈りが済んだ株から新しい芽が出て、穂が出て実るまで育ったようです。稲穂が頭を垂れていたので、まだ稲刈りが終わっていないと思ってしまったのですね。今まで見たのはせいぜい穂が出る程度でしたが、実ったのを見たのは初めてのような気がします。それだけ10月が暑かったということでしょうね。
霜降のころ、八重咲き皇帝ダリアが咲き、一重の皇帝ダリアはまだつぼみということをブログに載せましたが、昨日から一重の皇帝ダリアが咲き始めました。花友からも咲き始めたとの連絡がありました。八重咲き皇帝ダリアは今が見ごろです。
皇帝ダリアは、メキシコなど中南米原産で、茎が木質化するので、木立ダリアやツリーダリアなどの別名があります。3~5mぐらいになる茎の頭頂に花弁が8枚あるピンク紫色の花径17~18㎝ぐらいの大きな花を咲かせます。皇帝ダリアは短日植物なので、今までは11月の半ば過ぎに咲いていましたが、去年、今年と立冬のころに咲き、開花が1週間~10日ぐらい早まっているようです。寒さには弱いので、霜に遭うとダメになります。私の庭では冬は地上部は枯れますが、地下茎で冬越し出来ます。3か所に植えてありますが、2か所は咲き始めましたが、家の裏にある皇帝ダリアはまだつぼみです。
八重咲き皇帝ダリアは咲き始めて2週間経ち、見ごろを迎えています。
皇帝ダリアは学名をダリア・インペリアスと言い、八重咲き皇帝ダリアは、学名をダリア・エクセルサと言い、明らかに皇帝ダリアの八重咲きではありませんが、日本では八重咲き皇帝ダリアとして、流通しているようです。
私の家の八重咲き皇帝ダリアは同じ株から3本花茎が上がっているのですが、その内1本は一重咲きです。
↑ 八重咲き皇帝ダリア ↓ 八重咲きの株に咲いた一重咲き
同じ一重咲きでも、皇帝ダリアの花弁の形とは違うことからも、日本で八重咲き皇帝ダリアと言われているもの(エクセルサ)が、皇帝ダリア(インペリアス)の八重咲きではないことが分かります。
私の庭には白の八重咲きの皇帝ダリアもありますが、花の形はエクセルサに似ているので、エクセルサの白花だと思います。白花は開花が遅く、まだつぼみが見えません。
他にもこんなダリアの仲間が咲いています。
↑ ダリア・ガッツアリア・レッド ↓ 普通種ダリア(名前不明)
去年の立冬のころをブログで辿ると、ヒイラギの花が咲いていました。今年はまだつぼみが固いようです。サザンカやツバキも咲き始めたようですが、今年はまだです。その代わり、夏の名残りの花がいくつか元気に咲いています。
↑ 百日草 ↓ 千日紅
↑ オシロイバナ ↓ キバナコスモス
↑ ノアサガオ・オーシャンブルー ↓ 花が終わり咲きガラの美しい福神草
↑ ↓ 玄関前のコリウスとサンパーチェンスなど
せっかく花を開き始めた皇帝ダリアも鮮やかさを増してきたコリウスも、霜が降りれば一瞬でダメになってしまいます。朝夕は冷え込んでも日中は暖かいという予報ですが、もう少し皇帝ダリアやコリウスを楽しみたいですね。
連日TVを賑わしていたアメリカの大統領選挙が終わり、トランプさんが勝利しました。アメリカ国内の問題もそうですが、ウクライナやイスラエルの戦争、日本への影響など、どうなるのかちょっと心配です。