まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ペチュニアとカリブラコア

 初夏から晩秋まで玄関前を彩ってくれるのは、ペチュニアカリブラコアです。花色が豊富で、花期が長く、初心者でも育てやすいなどから世界中で愛され栽培されているそうです。

 ペチュニアは、ナス科の1年草で南米原産で、和名はツクバネアサガオです。

 ペチュニアはブラジル先住民の言葉で「煙草」を意味するそうです。煙草の原料となる葉タバコと同じナス科の植物です。私が子どものころ、実家では農作物として葉タバコを作っていました。その匂いや花の形などが似ていたように思います。

↑ ラブリーアイ   ↓ ブルーフラッペ

 1989年にサントリーが日本の高温多湿の気候に対応できるようにペチュニアを品種改良したサフィニアを契機に年々品種改良が進み、新しい品種が発表され、楽しみの多い植物となっています。無い色はないと言われるほど花色は赤、ピンク、白、赤紫、青紫、黒紫、黄、緑、茶など、咲き方は1色だけでなく筋模様が入ったり、ハートや星形の模様が入ったり、花弁の元に白のぼかしが入ったり、花弁の縁が白や別の色で彩られるピコティ咲きなどバラエティーに富んでいます。花形も一重咲き、八重咲き、花弁がフリル状に波打ったり、朝顔のように平らに咲くものなど、花の大きさも大輪(花径10㎝以上)、小輪(花径5㎝以下)とその中間の中輪と様々です。私は小輪でたくさん花を付けるものが好きです。

↑ サフィニアアート・ももいろハート    ↓ サフィニアアート・江戸しぼり

↑ サフィニアアート・あずきフラッペ  ↓ ペチュニアの寄せ植え

 手前のオレンジ色はカスカディアス(咲き進むと黄色からオレンジ、ピンクと色が変わります。)と右後ろの黄緑とクリームの2色咲きは純翠(じゅんすい)、左後ろの黄色は名前なし、真ん中に植えてあるのはガザニア2種類です。

↑ いちまつ(紫色)とももいろハートとラベンダーの寄せ植え

↑ エメラルドコットン   ↓ 桜ふたえ

↑ 花衣・藍染

 

 カリブラコアは、ペチュニアと同じナス科の植物で、南アフリカ温帯地域の原産で、以前はペチュニアと同じ属でしたが、独立しました。カリブラコアはほとんどが小輪咲きですが一重咲き、八重咲きとあり、色もペチュニアと同様に豊富です。茎が木質化するので、夏の暑さによる蒸れに強く、冬越しもペチュニアより容易です。

↑ ピンクレモネード 

 ↑ ウノダブル・アプリコットとダリア、キンギョソウ、ファリアセアの寄せ植え 

↑ ウノダブルの寄せ植え(グレープフリル、アプリコット、サクラ)

↑ ミリオンベル・プチホイップの寄せ植え(黄はピーナツバター、オレンジはマーマレード、茶はラムレーズン)