3月も半ばになり、彼岸も近いというのに、朝は冬のような冷え込みで、なかなか春らしくなりません。日中は、暖かく春らしさを感じるのに・・・・・。
我が家の庭は、寒く湿っていて、植物によっては冬を越せずに枯れてしまうものがありますが、クリスマスローズにとっては居心地が良い場所なのか、よく咲いてくれます。但し、無事夏越しのできた株に限りますが・・・・・。
<シングル咲き 一重咲き>
↑ マンゴー(アプリコット赤フラッシュ) ↓ サクラピンク小輪
<セミダブル咲き 半八重咲き>
↑ メープルシフォン(黄緑赤糸ピコティ) ↓ ピンクベイン(小花弁ワインレッド)
↑ 白小輪ダークピコティ(小花弁ワインレッド)
↑ ウインターシンフォニースウィング(アプリコット小輪)
<ダブル咲き 八重咲き>
↑ ミルフィーユ(赤と白のバイカラー、内側が赤、外側が白)
多花弁咲きとは、ダブル咲きの中でも特に花弁数が多いものを言います。ダブル咲きは普通、花弁の並びが2~3段ですが、多花弁咲きは5段以上あります。クリスマスローズの業界では、花弁数が70枚以上を多花弁咲きと言っているようです。これまでのクリスマスローズの改良はイギリスなど海外が進んでいてその時々の流行の花を日本へもたらしましたが、この多花弁咲きは日本が先駆けとなったようです。セミダブル咲きの多花弁咲きもあるそうで、アネモネ咲きと言っているようです。
<原種交配>
↑ ステルニー(アーグチフォリウス×リヴィダス) リヴィダスに花がよく似ています。葉はアーグチフォリウスの血を引き継いで、リヴィダスに比べて硬く、葉にギザギザの切れ込みが入っているので、区別できます。
↑ エリックスミシー(ニゲル×ステルニー) エリックスミシーはニゲルとアーグチフォリウスとリヴィダスの3原種間交配なので、種ができにくく、メリクロンで増産されているそうです。
<原 種>
↑ デュメトルムダブル
<庭植えのクリスマスローズ>
↑ ニゲル(原種) 我が家のニゲルは残念ながら、クリスマスには咲きません。
↑ アプリコットシングル咲き ↓ 白セミダブル咲き
やっと春の庭仕事を始めました。草取り、ランやクリスマスローズの植え替えなどです。初夏の花壇に向けて、ジギタリスやデルフィニュームなども植えたいところですが、しばらく朝の冷え込みが続くという天気予報なので、もう少し様子をみることにします。