4月も今日で終わり。3月は寒い日が続いたせいか、ソメイヨシノがなかなか咲かず、ヤキモキさせられ、10年ぶりの遅さを記録するほど開花が遅れました。ところが咲いたとたん夏のような陽気になり、草木の芽が一斉に吹き出しました。裸木が目立ったまつこの庭も緑の若葉で覆われてしまいました。こんなに変化の大きかった4月はかつてなかったように思います。2週間ぐらい季節が先に行ってると思われた昨年と変わらない時期に、私の庭ではバラが咲き始めました。私の庭にはモッコウバラが無いので、バラのトップバッターはハトヤバラです。
↑ ↓ ハトヤバラ(ピンクナニワイバラ、中国原産)
ハトヤバラはナニワイバラの色変わり種と考えられています。ナニワイバラに比べトゲも鋭くなく、何よりナニワイバラほど勢力が強くなく、ほどよい大きさを保っているのが嬉しいです。ナニワイバラほど耐寒性が強くなく、冬は葉が落ちます。花はほどよいピンクで、香りはありません。
2番目はナニワイバラです。
↑ ↓ ナニワイバラ(中国原産)
ナニワイバラは強健で伸張が速く生育旺盛なので、特にトゲが鋭く扱いに困ります。私の庭のナニワイバラはスモークツリーの木をよじ登って花を咲かせています。
花は香りはありません。花径は8~9㎝でハトヤバラとほぼ同じですが、ナニワイバラはやや椀状に咲き、ハトヤバラはフラットに咲くせいかハトヤバラの方が少し大きく見えます。
3番目はピンクノイバラです。
↑ ↓ ピンクノイバラ(日本原産)
つぼみや咲き始めはピンク色ですが、開花すると白になります。ノイバラのピンク色種ということで購入したのですが、普通のノイバラ(白)より半月ぐらい早く開花します。ピンクノイバラ、ツクシノイバラ、テリハノイバラの3種類のノイバラを一緒に植えたら、大きくなりすぎて手に負えなくなり、巨大な壁になってしまいました。さすがに今年は思い切って枝を整理しようと思っています。
他にもこんなバラが咲いています。ビニールハウスへ入れておいたので、一足早く咲いたようです。
↑ ミニバラ・テディベア ↓ 魅惑
↑ ブルーバユー ↓ バーガンディアイスバーグ
バラのパートナープランツ(お互いを引き立てあう植物のこと)と言われるクレマチスも咲き始めました。
↑ ゆいか ↓ H・F・ヤング
↑ ジョセフィーヌ ↓ 雪おこし
まつこの庭はオーニソガラムの白い庭が終わり、これからはバラとクレマチスの花のシーズンです。かつて夢中になっていた時の名残の株で、お世話も行き届かず可哀そうな状態ですが、それでもつぼみをもってくれているので楽しみです。