ゴールデンウイークも終盤、連日夏のような陽気が続きましたが、今日などは軒下で29℃、真夏日になりそうな勢いです。
今回は4月にまつこの庭で咲いた椿の花の7回目です。こんなに長く椿の花を楽しめるとは思っていませんでした。まだいくつか花が咲いていますが、さすがに椿の花のシーズンは終わりです。椿の花を摘んで水に浮かべてみました。椿の花の花手水です。
★★★ 一重咲き ★★★
↑ 花明かり(大輪) ↓ 肥後椿・王冠(梅蕊咲き、中輪)
↑ 貴婦人(大輪) ↓ 名前不明(地植えの椿)
★★★ 唐子咲き ★★★
↑ 式部(中輪) ↓ 仙人卜判(花弁がピンク色、中輪)
↑ 赤卜判(中輪) ↓ マーガレット・デービス(大輪)
↑ ↓ ハワイ(大輪)
ハワイはピンクの唐子咲き大輪ですが、花弁の縁に黄色味がかった白い縁取りが入り、しかも細かい切れ込みが入り、まるでバラかカーネーションのようです。私の好きな椿の一つです。
★★★ 八重咲き ★★★
↑ 黒椿(小輪) ↓ ナイトライダー(小輪)
黒椿とナイトライダーはどちらも黒味がかった花色でよく似ていますが、ナイトライダーは黒椿の交配種で、ひとまわり小さいです。
↑ 江戸錦(白に赤の縦絞り、中輪) ↓ ヘンリー・E・ハンティント(極大輪)
ヘンリー・E・ハンティントは花径が13㎝もあり、咲いた時は見事ですが、なかなか開花までいかず、つぼみのまま落ちてしまうことが多いです。
↑ ファイヤーダンス(中輪)
↑ ブラック・マジック(大輪) ↓ ブラックジャックのつぼみ
ブラックジャックは花色が黒味がかった赤で、メタリックな質感をしています。
↑ ↓ プリンセス・マサコ(大輪)
プリンセス・マサコは本来ピンクに赤の絞り模様だけでなく、赤の縁取りも入ります。3,4年育てていますが、残念ながらそのような花はまだ咲いたことがありません。
↑ 黒獅子金魚の花(大輪) ↓ 黒獅子金魚の葉
黒獅子金魚は葉の形が金魚の形に似ているので、この名があります。金魚葉椿は一重咲きや八重咲き、ボタン咲き、赤、白、絞りなど花の形も色も様々です。黒獅子金魚は本来黒味がかった赤の獅子咲きですが、普通の八重咲きになってしまいました。
↑ ヌッチオズ・ジュエル(ボタン咲き、中輪) ↓ 名前不明(ボタン咲き)
★★★ 千重咲き ★★★
↑ トムタム(中輪) ↓ 津川絞り(中輪)
↑ くす玉(中輪)
庭に古くからある大きな椿の木の名前が分からないでいましたが、どうも五色八重散り椿のようです。椿は普通花が終わると花弁がくっついたまま落ちますが、この椿はサザンカのように1まい1枚バラバラに散ります。
しかも花は小輪ながら、濃いピンク、白、白に赤の縦絞りと咲き分けます。
この椿はつる草に絡まれて息も絶え絶えの状態です。今年はつる草が絡まないように気を付けるつもりです。
この庭の椿が散ると椿のシーズンは終わりです。次はバラのシーズンです。