まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

椿の花 2024-⑦

 ゴールデンウイークも終盤、連日夏のような陽気が続きましたが、今日などは軒下で29℃、真夏日になりそうな勢いです。

 今回は4月にまつこの庭で咲いた椿の花の7回目です。こんなに長く椿の花を楽しめるとは思っていませんでした。まだいくつか花が咲いていますが、さすがに椿の花のシーズンは終わりです。椿の花を摘んで水に浮かべてみました。椿の花の花手水です。

★★★ 一重咲き ★★★

↑ 花明かり(大輪)    ↓ 肥後椿・王冠(梅蕊咲き、中輪)

↑ 貴婦人(大輪)          ↓ 名前不明(地植えの椿)

★★★ 唐子咲き ★★★

↑ 式部(中輪)    ↓ 仙人卜判(花弁がピンク色、中輪)

↑ 赤卜判(中輪)      ↓ マーガレット・デービス(大輪)

↑ ↓ ハワイ(大輪)

 ハワイはピンクの唐子咲き大輪ですが、花弁の縁に黄色味がかった白い縁取りが入り、しかも細かい切れ込みが入り、まるでバラかカーネーションのようです。私の好きな椿の一つです。


★★★ 八重咲き ★★★

↑ 黒椿(小輪)   ↓ ナイトライダー(小輪)

 黒椿とナイトライダーはどちらも黒味がかった花色でよく似ていますが、ナイトライダーは黒椿の交配種で、ひとまわり小さいです。

↑ 江戸錦(白に赤の縦絞り、中輪)  ↓ ヘンリー・E・ハンティント(極大輪) 

 ヘンリー・E・ハンティントは花径が13㎝もあり、咲いた時は見事ですが、なかなか開花までいかず、つぼみのまま落ちてしまうことが多いです。

↑ ファイヤーダンス(中輪)  

↑ ブラック・マジック(大輪)  ↓ ブラックジャックのつぼみ

 ブラックジャックは花色が黒味がかった赤で、メタリックな質感をしています。

↑ ↓ プリンセス・マサコ(大輪)

 プリンセス・マサコは本来ピンクに赤の絞り模様だけでなく、赤の縁取りも入ります。3,4年育てていますが、残念ながらそのような花はまだ咲いたことがありません。

↑ 黒獅子金魚の花(大輪)    ↓ 黒獅子金魚の葉

 黒獅子金魚は葉の形が金魚の形に似ているので、この名があります。金魚葉椿は一重咲きや八重咲き、ボタン咲き、赤、白、絞りなど花の形も色も様々です。黒獅子金魚は本来黒味がかった赤の獅子咲きですが、普通の八重咲きになってしまいました。

↑ ヌッチオズ・ジュエル(ボタン咲き、中輪) ↓ 名前不明(ボタン咲き)

★★★ 千重咲き ★★★

↑ トムタム(中輪)  ↓ 津川絞り(中輪)

↑ くす玉(中輪)

 庭に古くからある大きな椿の木の名前が分からないでいましたが、どうも五色八重散り椿のようです。椿は普通花が終わると花弁がくっついたまま落ちますが、この椿はサザンカのように1まい1枚バラバラに散ります。

 しかも花は小輪ながら、濃いピンク、白、白に赤の縦絞りと咲き分けます。

 この椿はつる草に絡まれて息も絶え絶えの状態です。今年はつる草が絡まないように気を付けるつもりです。

 この庭の椿が散ると椿のシーズンは終わりです。次はバラのシーズンです。