まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

白い庭再び

 今年のゴールデンウイークは3年ぶりに観光地に人が戻ってきて、空も電車も道路も大渋滞のようです。TVに映し出される人であふれる観光地は、もうすっかりコロナが影を潜めたような賑わいを見せています。連休後、コロナ感染者が急拡大などということにならなければ良いのですが・・・・・。

 私は連休中は5日にギャザリング教室があるだけで、買い物以外は出かける予定はなく、毎日庭仕事です。草取り、ランの植え替えと大忙しです。

 今、まつこの庭はオーニソガラムに引き継いでカモミールが白い庭を作っています。

オレンジ色の花はナガミヒナゲシ、水色の花はネモフィラです。

紫色の花はムラサキハナナで、2月の終り頃から咲き続けています。

 カモミールジャーマンカモミールを一般的にカモミールと言うそうです。)はキク科の耐寒一年草で、北ヨーロッパ及び西アジア原産で、ハーブティーや入浴剤としての薬用植物として広く栽培されています。日本へは江戸時代初期にポルトガル人やオランダ人から伝えられたとされています。カモミールの語源は「大地のりんご」を意味するギリシャ語からきているそうで、カモミールに触ったり、踏んだりするとリンゴの香りがします。ジャーマンカモミールに対してローマンカモミールもありますが、これは多年草で、ジャーマンカモミールが縦に伸びるのに対して、ローマンカモミールは横に伸びる這性です。効能はどちらも同じようです。私の庭ではジャーマンカモミールが毎年こぼれ種から育ち花を咲かせています。通路に沿って花の道ができます。種が雨に流されてできるらしく、花の道はどこにできるか毎年違っています。

 カモミールに続いて、シャスターデージーやオルラヤも咲き始めました。上からダッチアイリス、シャスターデージーカモミール、オルラヤです。

↑ シャスターデージー  ↓ シャスターデージークレマチス

↑ ↓ オルラヤ   

 シャスターデージーはキク科の多年草ですが、オルラヤはせり科の耐寒一年草です。オルラヤもカモミールと同じで、種が雨に流され通路沿いに咲きます。毎年違う場所に群落ができるのもカモミールと同じです。

 他にもこんな白い花が咲いています。

↑ フランス小菊・マトリカリア  ↓ クリセンサマム・ノースポール

↑ ダッチアイリス   ↓ ハルジオンとクサソテツ

↑ ガクが白いまま残るクリスマスローズ      ↓ 白ノダフジ 

  

↑ クレマチス・雪おこし   ↓ クレマチス・ダッチェスオブエジンバラ

↑ ナニワイバラ   ↓ ピンクノイバラ

 例年ならもう少し花弁がピンクがかっているのに、今年はつぼみはピンクでも開花すると白一色です。

 ピンクノイバラとツクシノイバラと赤花テリハノイバラの3本を1m間隔に植えたところあっという間に大きくなりサルスベリの木に這いあがり、3本が入り混じって手に負えなくなりました。ピンクノイバラ、ツクシノイバラ、赤花テリハノイバラの順に開花するのですが、見たところ全面ピンクノイバラになってしまったような気がします。もしかしてツクシノイバラと赤花テリハノイバラは枯れてしまったのかもしれません。ちょっと心配です。
 

 連休が終わるといよいよ福神草の植え付けが始まります。大量に増えてしまった福神草ですが、今年は貰い手の予約も無く、この調子では夏に福神草の白い庭が出現しそうです。