まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

ギャザリング教室

 5日にギャザリング教室がありました。連休中だったので、参加者は2人だけでした。ゆっくりと苗を選び、植え込みができ、時間はあったのですが、私が考えているようなイメージにぴったりと思える器がなかったので、思うようにはいきませんでした。花苗の背が高いものを中央にもってきたかったので、高さのある器が必要だったのですが、そのような器は1種類しかなく、選ぶ余地が無かったのです。

 花は中央にピンクのデルフィニューム、紫のギリアトリコロール、青の黒ホウズキ、その周りに白のフレンチラベンダー、白のバーベナ、ピンクのネメシア、黄色のクリンセファラムスマイリープー、黄色のヘリクリサムペーパーデージー、黄緑のペチュニア、ピンクのヘリアンセマムロックローズ、葉物はイチユー(グラス)、ミカニアデンタータ(ツタで下に垂らしたもの)、シジムラサキ、斑入りアメリカヅタ、コリウスシマトネリコを組み合わせました。全部で18ポット使いましたが、今回は花色が大人しめだったせいか、葉ばかり目立って、ちょっと華やかさに欠けた仕上がりでした。

 花友の作品は華やかに仕上がりました。


 先生の見本作品です。

 先生の見本は大きな鉢で、私たちが使ったのはそれよりずっと小さめでした。それらの中間の鉢があるとよかったのですが、うまくいかないものです。

 ギャザリング教室の楽しみは花を組み合わせてギャザリング作品を作り上げることはもちろんですが、新しい花、初めて見る花、珍しい花との出会いがあります。今回見るのも聞くのも初めての花は、左端に使ったヘリアンセマムロックローズです。

クレープペーパーのような薄い花弁に少ししわがよったようになっているのが特徴的な花です。

一見するとバラのように見えますが、バラ科の植物ではなく、ハンニチバナ科の植物で、茎の元は木質化しています。ハンニチバナとは半日花のことで、一日花(イチニチバナ)が朝咲いて夕方しぼむのに対して、お昼前後にしか咲かない、短命の花だそうです。半日花というのがあるのも初めて知りました。地中海沿岸地方の乾燥した地域や岩の多い場所に生育する常緑耐寒性多年草だそうです。ロックガーデンなどに使われることが多いそうです。乾燥や寒さには強いようですが、日本の梅雨のような湿気を嫌うそうです。冬越しは容易でも、夏越しが難しいそうです。日本ではまだあまり見かけない植物のようです。蒸れに弱い植物のようなので、ギャザリングには不向きな気がします。珍しい花なので、枯らす前に早いうちに外して植え替えた方がいいのか、思案中です。

 コロナ前は2カ月に1回ギャザリング教室があったのですが、コロナ渦になってからは1年に1回、あっても2回ぐらいなので、なかなかギャザリングの技術が上達しません。早く前のように頻繁に開けるようになることを願っています。