まつこの庭

私の庭に咲いている花や庭にやってくる鳥や虫たちのことを記録していこうと思います

「まつこの庭」・初秋のバラ

 9月も終わりです。すっかり秋らしくなってしまいました。

 「まつこの庭」には、約100株ぐらいのバラがあるので、いつも何かしら咲いています。今の時期は、本格的なバラのシーズンには、まだちょっと早いので、色が白っぽかったり、花が小さかったりします。

f:id:myuu-myuu:20170928204501j:plain↑ かおりかざり    ↓ アイズフォーユー

f:id:myuu-myuu:20170928204425j:plainかおりかざりとアイズフォー・ユーは、1年中咲いている印象があります。どちらも私の大好きなバラです。季節によって微妙に色を変えるのが好きです。秋が深まると色がもっと濃くなります。

f:id:myuu-myuu:20170928212331j:plain↑ グラミス・キャッスル    ↓ ローズ・デ・キャトルバン

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f:id:myuu-myuu:20170928204341j:plain↑ いおり   ↓ ダブルディライト

f:id:myuu-myuu:20170928204904j:plainいおりは本来はもっと茶色がかった色ですが、今の時期は白っぽくなってしまいます。ダブルディライトは、私が一番最初に心惹かれたバラです。ダブルディライトは「2つの喜び」という意味で、色よし、香りよしのバラです。咲き進むと全体が赤くなります。

f:id:myuu-myuu:20170928205345j:plain↑ ル・ブラン(花嫁の意)  ↓ ガブリエル(天使の意)

f:id:myuu-myuu:20170928211711j:plainル・ブランもガブリエルもバラの女性育種家の河本純子さんのバラです。ル・ブランは白いひらひらの花弁にうっすらとピンクがのります。ガブリエルは白い花弁の真ん中に紫色がかすかにのります。どちらも色や形が繊細で、私の大好きなバラです。繊細なだけ気難しやで、育てるのが難しいバラです。株もなかなか大きくなりません。

f:id:myuu-myuu:20170928205956j:plain↑ ニューウェーブ    ↓ コンテ・ド・シャンパーニュ 

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f:id:myuu-myuu:20170928210325j:plain↑ フランシス・ディプリィ   ↓ クイーン・エリザベス

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f:id:myuu-myuu:20170928210553j:plain↑ ミニバラ・モカ  ↓ ミニバラ・スイートマザー

f:id:myuu-myuu:20170928210713j:plainミニバラも1年中咲いている印象があります。

 10月の半ばごろからが本格的なバラのシーズンです。「まつこの庭」に咲くバラの花も楽しみですが、バラ園に出かけるのも楽しみです。

 今秋はどこへ出かけようかと、今思案している所です。

アケビの実が熟れました !!

 「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、今年は残暑らしい残暑がなく、早くから秋の気配があり、お彼岸の今はすっかり秋ですね。

 クリスマスローズが休眠から覚めるころなので、クリスマスローズの鉢の草取りをしながらふと上を見上げると、アケビの実が口を開けているのに気がつきました。

f:id:myuu-myuu:20170923143729j:plainクリスマスローズは、夏の間中、バラのアーチの下に置いてありましたが、毎日のように水かけをしていたのですが、アケビの実の存在に全く気がつきませんでした。そのアーチには、何本かのバラが枯れてからは、アケビが絡みつくようになりました。小鳥のプレゼントかもしれません。ここ3,4年は花が咲いても、実がなることはありませんでした。雌雄異株かと思っていたのですが、調べてみると雌雄異花同株(1つの株に雄花と雌花が咲きます。)で、1本でも実がなるはずです。

f:id:myuu-myuu:20170923144904j:plain4月の終わりごろに咲いたアケビの花です。真ん中に5,6本のでっぱりのようなものがある大きい花が雌花で、でっぱりのない小さい花が雄花です。どちらにも周りにある3枚の花弁のようなものは、花弁ではなくガクです。でっぱりのようなものはめしべで、受粉するとやがて実になります。うまく受粉できれば、5つも6つも実がつながって育つという訳です。残念ながら、2つつながったものしか見つかりませんでした。

f:id:myuu-myuu:20170923151108j:plainあとは1つのものばかりです。

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f:id:myuu-myuu:20170923150703j:plainアケビは熟すと紫色に色づいて自然と割れます。中の白い部分は甘みがあって食べられるそうです。皮の部分も炒めものなどにして食べるとおいしいそうです。わたしはちょっと・・・・で、遠慮しておきます。

 アケビはつる植物で、葉は5枚で、花は薄紫色です。仲間には、葉が3枚のミツバアケビアケビとミツバアケビの雑種の葉が5枚で花が濃い紫色のゴヨウアケビ、やや硬い葉が5~7枚あって熟しても実が割れないムベなどがあるそうです。

 「まつこの庭」では、他にも食べられる実のなる木があります。

f:id:myuu-myuu:20170923152733j:plain↑ カキ    ↓ カリン

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f:id:myuu-myuu:20170923152929j:plain↑ フクレミカン    ↓ ユズ

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f:id:myuu-myuu:20170923153307j:plain↑ サンショウの実

 

 昨年は実のなるものはハズレ年と言われ、今年は豊作の年の番ですが・・・・。

 毎年毎年、柿が実の半分は渋くて、気の短い夫は切ってしまうと言っていたのですが、今年は十分に色づかないうちに試食(?)をして全部甘くなっていることが分かり、ご機嫌です。フクレミカンもユズもまだ色づいていませんが、豊作のようです。

 

 

 

 

まつこのピンク色の庭

 今、「まつこの庭」はピンク色の庭になっています。

 庭のあちこちにシュウカイドウとシュウメイギクが群生して、ピンク色の塊を作っています。シュウカイドウもシュウメイギクも中国原産で、半日陰で湿り気の有る土地を好み、耐寒性が強い植物なので、湿り気の多い「まつこの庭」はよほど居心地がよいのでしょう。

f:id:myuu-myuu:20170920154742j:plain↑ シュウカイドウ        ↓ シュウメイギクf:id:myuu-myuu:20170920155016j:plain

 シュウカイドウは、日本各地で半野生化しているので、日本原産と思われがちですが、江戸時代に中国から渡来した帰化植物です。春に花が咲くバラ科の海棠(カイドウ)に似た花を、秋に咲かせることから秋海棠(シュウカイドウ)の名があります。

f:id:myuu-myuu:20170920161637j:plain↑ シュウカイドウ ↓ 木立ベゴニア   同じ仲間であることが分ります。

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 シュウカイドウは熱帯産のベゴニアの仲間ですが、中国原産なので耐寒性が強く、戸外で冬越しをします。しかもこのシュウカイドウは地下に球根を作って増えるだけでなく、種からも葉のわきにできるムカゴからも増えます。シュウカイドウは雌雄異花同株(1つの株に雌花と雄花が咲きます。)で、雄花は上の方に咲きますが、雌花は三角錐の子房(やがて種になります。)をもち、下方に垂れ下がるように咲きます。

f:id:myuu-myuu:20170920161453j:plain↑ シュウカイドウの雄花     ↓ シュウカイドウの雌花

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 シュウメイギクは、中国からの帰化植物ですが、京都の貴船地方で野生化した貴船菊(キブネギク)が本来のシュウメイギクで、濃いピンクの八重咲きです。現在シュウメイギクとして出回っているものは、キブネギクの変種や交配種のようです。キクという名前は付いていますが、菊の仲間ではなく、アネモネの仲間だそうです。 

 普通シュウメイギクというと白い花を思い浮かべると思いますが、「まつこの庭」のシュウメイギクは、「ダイアナ」という品種で、濃いピンクの一重咲きです。

f:id:myuu-myuu:20170920163218j:plain↑ 白のシュウメイギク  ↓ ピンクのシュウメイギク・ダイアナ

f:id:myuu-myuu:20170920163448j:plain花弁の形が不ぞろいなのが、この品種の特徴です。実は、花弁と思っている部分は、ガクなのだそうです。花弁は退化してしまったそうです。

 ピンク色のシュウメイギク・ダイアナは爆発的に増え、8月の終わりごろから咲き続けるのに、白のシュウメイギクは咲くのが遅く、しかもなかなか株が増えません。ダイアナはよほど「まつこの庭」がお気に入りのようです。

 

 「まつこの庭」は、シュウカイドウやシュウメイギクだけでなく、他にもピンクの庭を造っている植物があります。夏の名残の植物や秋の山野草などです。

f:id:myuu-myuu:20170920164406j:plain↑ オシロイバナ   ↓ マンデビラ・サンパラソル

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f:id:myuu-myuu:20170920164559j:plain↑ 花壇の縁取りになっているハツユキカズラ  ↓ フロックス

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f:id:myuu-myuu:20170920165044j:plain↑ ダリア           ↓ 斑入りフジバカマ

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f:id:myuu-myuu:20170920165638j:plain↑ コスモス       ↓ バラ・スィートマザー

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 世界には、約25~27万種類の花の咲く植物があるそうですが、その中で何色の花が多いか調べたデータがあるそうです。白系統が30%、黄系統が30%、赤系統が10%、青(紫)系統が20%、その他10%となっているそうです。春の花は黄色、夏の花は白、秋は赤が多いとも言われていますが、チョウなどの昆虫は蜜を吸うのに黄系統の色を、鳥は木の実を食べるのに赤系統の色を認識できると言われているので、それも関係しているのでしょう。「まつこの庭」は、春が白、夏が黄色、秋がピンク色が多いと思います。ピンク色は赤系統に属するのでしょうか?

 最近は、花色も豊富になって表現の難しい色の花がたくさん出てきています。茶色がかったアンティーク調の色とか、ニュアンスカラーと言われるくすみやグラデーションが入った色、濃い紫のブラックと言われる色など、花の楽しみが広がってきています。

 

 

 

9月の福神草

 超大型台風18号が、日本列島に上陸するというニュースで賑わっていますが、大災害にならないことを願うばかりです。

 今回は、福神草の今の様子です。

 例年なら、今の時期は残暑が残り、熱帯原産の福神草にとって最適な気候のはずですが、今年はもうすっかり秋の気配で、福神草の成長も鈍ってきたような気がします。

f:id:myuu-myuu:20170916180644j:plain↑ 一番大きい地植えの福神草(茎は8本です。8本目はまだ30㎝ぐらいです。一番背の高い茎は2mぐらいあります。1か月前は、茎は6本で(そのうち2本は10㎝ぐらいでした。)、花が咲いていた茎は3本でしたが、今は花が咲いている茎は5本で、2本は咲き終わりました。)

f:id:myuu-myuu:20170916172554j:plain↑ プランター植えの福神草を地植えにしたもの(あまり成長が良くなく、茎は4本です。株元に新しい芽はありません。背の高さは1.5mぐらいあります。花が咲いているのは2本で、あと1本はまだ花芽も見えません。手前の残り1本は花が終わり、今にも枯れ始めそうです。)

f:id:myuu-myuu:20170916173038j:plain↑ プランター植えの福神草(茎は4本で、全部花が咲いています。株元にあたらしい芽はありません。一番背が高い茎は1.5mぐらいあります。地植えのものに比べ、葉の色が黄色味がかっています。肥料不足かもしれません。)

f:id:myuu-myuu:20170916173511j:plain↑ 挿し木苗の福神草を地植えにしたもの(今一番成長している株かもしれません。1か月前は茎は6本でしたが、今は10本あります。株元には小さな芽が2、3個あります。一番大きい株は、まだ花芽が見えていないのに1.2mぐらいあります。花芽が見えるころには1.5mぐらいになるでしょう。球根から育てた福神草と変わらないほどの大きさです。むしろ今の成長具合は、球根から育てたもの以上かもしれません。)

f:id:myuu-myuu:20170916175455j:plain↑ これも挿し木苗の福神草を地植えにしたもの     ↓ 挿し木苗の鉢植え

f:id:myuu-myuu:20170916175636j:plain挿し木苗の鉢植えの福神草は、なかなか花が咲きません。花が咲きそうになるとお嫁に行ってしまうからです。鉢植えの福神草が咲いたという嬉しいお便りも届いています。我が家に残っているたくさんの鉢植えの福神草も今月中には咲いて欲しいと思っています。やっぱり地植えは強いです。鉢植えは、栄養が限られてしまうからなのでしょうか? かといって、冬越しのことを考えると地植えにしてしまうと大変です。花友が「まさか全部冬越しさせるつもりじゃないでしょうね?」と、あきれていましたが・・・・・。

↓ まだまだ小さい挿し木苗の鉢植え

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 福神草は花が下から上へと咲き上がっていきます。赤い苞が松ぼっくりのような形で残りますが、これを今から咲く花の蕾だと思った花友がいました。遠くから見ると赤い咲きがらが目立って、つぼみと間違えられてもしかたありません。福神草の白い花もきれいですが、赤い咲きがらもきれいですね。福神草はとても不思議な花に思えます。

 

 

「まつこの庭」・コリウスコレクション

  初夏から晩秋まで、玄関を彩ってくれる花の1つがコリウスです。

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 コリウスは、シソ科の植物で、熱帯アフリカや熱帯アジアなどが原産です。現地では宿根草ですが、日本など温帯地域では、1年草扱いです。温室などに入れておけば、越冬可能です。実際、「まつこの庭」では、3株ほど冬越しできました。マーティ(私の一番のお気に入りです。)2株とソーラーサンシャインです。

f:id:myuu-myuu:20170913132823j:plain↑ 冬越ししたコリウス・マーティ   ↓ ソーラーサンシャイン

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 コリウスは、以前は種子繁殖(交雑して親と同じものが育つとは限りません。)が一般的でしたが、最近は挿し木や挿し芽などの栄養系繁殖(親と全く同じものが育ちます。)が多くなり、個別に名前が付いて売られるようになりました。

f:id:myuu-myuu:20170913133306j:plain↑ 摩天楼(マテンロウ)   ↓ ワサビ

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f:id:myuu-myuu:20170913133500j:plain↑ レッドヘッド      ↓ ブラックマジック 

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f:id:myuu-myuu:20170913133856j:plain↑ イエロージグザグ 

f:id:myuu-myuu:20170913133955j:plain↑ カウボーイ      ↓ カーニバルグリーン 

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f:id:myuu-myuu:20170913134217j:plain↑ キャンプファイヤー(新しい品種のようです。)         ↓ レモンナ

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コリウスの寄せ植え>

f:id:myuu-myuu:20170913134849j:plain左から、ソーラーサンシャイン、ワサビ、イポメア(黒っぽいモミジのような形の葉の植物。イポメアはサツマイモの仲間で、葉を鑑賞するつる植物で、時々アサガオのような花を咲かせます。普通種は緑色の丸葉です。葉に白やピンクの斑が入るものもあります。根元にはサツマイモのような芋ができます。)

 

<コリンの寄せ植え> コリウスは、背丈が70~80㎝になりますが、30㎝ぐらいしか伸びないコリウスの種類があって、コリンという名前がついています。

f:id:myuu-myuu:20170913135703j:plain左から、シャキシャキライム、ラビッシュライム、ブロードガール 

 

 例年なら8月の半ばごろに、1/3ぐらい切り詰めるのですが、今年は雨ばかり降っていたせいか生育があまりよくなかったので(とろけなかっただけよかったのですが)、切りませんでした。花が咲いてしまったものもあります。

 9月、10月とお天気が続けば、さらに鮮やかさを増すのですが、どうでしょうか?お天気次第です。

キャンバスに小さな秋の風景を描きました !!

  今日は朝から晴れ上がりました。朝早くから花火が上がり、近くの中学校では体育祭が行われているようです。最近は、残暑が厳しく熱中症を心配して、小学校などは春に運動会を行うようになったところが多いようです。今年は残暑といえるような日がなく、今日などは本当にさわやかな秋晴れで、運動会には絶好の日よりです。

 庭仕事にも絶好の日です。小さな秋の風景をキャンバスに描いてみました。

 といっても、絵の具で描いたのではなく、秋の草花をフレーム型のプランターに植えこんで、イーゼルにたてかけてみたのです。

f:id:myuu-myuu:20170909133715j:plain(左からセンニチコウ、白のキキョウ、ウインターコスモス、タカノハススキコンパクタ、コスモス、足元を隠すのに左から斑入りプミラ、スウェディシュアイビー・ゴールド、アルテナンテラ・マーブルクイーン・レッド、斑入りワイヤープランツ

 

 先日、バラの講習会でお世話になった先生のお宅で、花友5人でガーデン用のフレーム付きイーゼルDIYで作りました。先生のご主人は、ガーデングッズを手作りするのが得意で、ガボゼまで作ってしまいます。ご主人が板を切って、穴をあけ、組み立てるだけに準備して下さっていたので、私たちは言われるままに、電動ドライバーを使って、釘を打ち込むだけです。とはいえ、電動ドライバーなど全く使ったことがなかったので、初めはドキドキでしたが、慣れてしまえばこれほど便利なものはありません。

 先生やご主人に「初心者とは思えないほどすじがいい。」などとおだてられて、その気になって頑張って完成させました。みんなDIYで作ったとは思えない出来栄えに大満足でした。

  色は、各自好きな色を選んで、ペイントしました。私は、初めは濃いグリーンにしようと思っていたのですが、草花の緑が映えなくなるのではないかと思い、トワイライトグリーンという色を選びました。少しベージュ色がかったグリーンです。

f:id:myuu-myuu:20170909140037j:plain↑ 表から見たところ     ↓ 裏から見たところ

f:id:myuu-myuu:20170909141033j:plain大きさは、フレームが約50㎝ ×70㎝ 、イーゼルの高さが1,3mぐらいあります。フレームは高さ調節が可能です。(その為に穴が開いています。)かなり重いです。

 夫に見せたら、草花がよく映える色を選んだねとほめてくれました。ますますうれしくなりました。

 昨日は、材料の草花を求めてホームセンターや花木センターを巡りました。自分でイメージした風景ができるように花選びも楽しかったです。しかし、フレームの厚さが約9㎝ なので、3号ポットしか入らないことやフレームの高さも限られることなど制約があり、(一番の制約は私に絵心が無いということで、)なかなか思うようにはいきませんでした。

 選んできたもので、試行錯誤して完成させました。大満足!!というわけにはいきませんでしたが、まあまあの出来だと思っています。夫は、秋らしさが足りない、でも初めてだからまあこんなものだろうという評価でした。

f:id:myuu-myuu:20170909142820j:plain玄関前に飾ってみました。軒下ならイーゼルの傷みも違うだろうと思ったのです。イーゼルの足下にも秋の草花を飾ってみました。(左から、黒葉トウガラシ、ムラサキシキブ、バラ・グリーンアイス、オレンジ実トウガラシ、カラミンサ)

 このイーゼル型のプランターの良いところは、フレームの底に土を入れて寄せ植えにしても良いし、ポット苗をそのまま並べても良いところです。ポット苗なら気に入らない所や枯れてしまった所だけ入れ替えることが可能です。

 

 四季折々の風景をこの小さなキャンバスに描く楽しみができました。

まだまだ元気な夏の草花

 9月に入って、朝夕気温が下がり、すっかり秋らしくなってしまいました。日中も比較的涼しく過ごせるようになりました。しかし、また残暑が戻ってくるというので、油断はできませんね。

 「まつこの庭」は、秋の山野草が咲き始めていますが、夏の花もまだまだ元気です。

f:id:myuu-myuu:20170905124539j:plain↑ アメリカフヨウ        ↓ カンナ

f:id:myuu-myuu:20170905124459j:plain春の終わりごろ、売れ残りのカンナの球根を100円で買ってきて植えました。夏も終わりの頃になってやっと咲きました。

f:id:myuu-myuu:20170905124913j:plainルドベキア    ↓ キバナコスモス(黄色の濃淡3色あります。)

f:id:myuu-myuu:20170905125031j:plainルドベキアもキバナコスモスもこぼれ種から育ち、初夏から霜の降りる晩秋のころまで、庭のあちこちで咲き続けます。(ルドベキアは宿根します。)

f:id:myuu-myuu:20170905125854j:plain↑ サルスベリ・夏まつり     ↓ 温室の天窓から飛び出して咲くランタナ

f:id:myuu-myuu:20170905130041j:plainランタナは寒さに弱いので、大きくなっても1mぐらいですが、温室の中に根をおろしてしまったので、3mぐらいの高さになってしまいました。

f:id:myuu-myuu:20170905130427j:plain↑ マンデビラ・サンパラソル   ↓ 黄カノコユリ

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f:id:myuu-myuu:20170905130552j:plain↑ ペチュニア    ↓ カリブラコア

f:id:myuu-myuu:20170905130729j:plainペチュニアカリブラコアも切り戻せば、何回でも花を咲かせてくれます。初夏から晩秋まで、玄関を彩ってくれる大切なかわいい花です。

f:id:myuu-myuu:20170905131027j:plain↑ カラスウリの実(とにかく「まつこの庭」で猛威(?)を振るうつる植物で、木をよじ登り次から次へと花を咲かせ、実をつけます。)

f:id:myuu-myuu:20170905131312j:plain↑ ヨウシュヤマゴボウの花(花もきれいですが、赤紫色のきれいな実をつけます。)

f:id:myuu-myuu:20170905131427j:plain↑ ヤブミョウガ(白いのが花で、黒いのが実です。今年、爆発的に「まつこの庭」に出現しました。来年はもっとすごいことになっているかもしれません。)

 

 今日は、サクランボの木の枝を切りました。6月に実がなった後、突然葉が黄色くなって落葉しました。一時的なものかとしばらく見守っていましたが、新しい葉が生えてくることはありませんでした。枯れてしまったようです。春先に花が咲いた時、今年は花が少ないなあとは感じましたが、まさか枯れるとは思ってもみませんでした。枯れ枝が落ちてくるようになったので、思い切って下の方の枝を切りました。

 約25年もの間、「まつこの庭」に枝垂れ梅とともに春の到来を告げてくれ、長年親しんできた思い出いっぱいのサクランボですから、とても寂しくなりました。